ナメック星
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デンデ

声 - 鈴木富子(Z第49話 - 第288話、劇場版第9作)、結城比呂(Z第290話 - 第291話、GT、ゲーム『Sparking!NEO』、『Sparking!METEOR』、『インフィニットワールド』)、平野綾(改、超、劇場版第18作第21作、『フュージョンズ』以降のゲーム)

龍族のナメック星人の子供。最長老108番目の子供で、ナメック星人の中ではかなり優秀な才能を持っている。村がフリーザ一味に襲われ、ドドリアに殺されそうになったところを悟飯に助けてもらったことで、彼らのドラゴンボール集めに協力するようになる。戦う力は持たないが人を抱えたまま空を飛ぶこともできる。また、最長老によって潜在能力が解放された後は、他の者に手で触れることで、重傷を負った者を回復させることができる能力を持つようになった[31]。ナメック語でポルンガを呼び出し願いを伝えたり、フリーザとの闘いで傷ついた彼らを治癒したりと活躍したが、その回復能力を危険視され、後にフリーザによって殺される。その後、間もなく地球のドラゴンボールによって生き返り、ポルンガに願いを言い、崩壊するナメック星から悟空とフリーザを除く全員を地球に避難させることに成功する。その後は他のナメック星人とともに新たなナメック星に移り住んでいたが、先代の神がピッコロと融合したためドラゴンボールが力を失い、新ナメック星を訪れた悟空に新たな地球の神として連れてこられた。以後は神龍とドラゴンボールを管理することになる。

ナメック星で新しい最長老となったムーリによれば、地球の新しい神の座についたのも悟飯やクリリンに会いたいというのが主な理由らしく、デンデは悟飯やクリリンのことも慕っている。また、フリーザ同様にナメック星で殺戮を繰り広げたベジータを当初は嫌悪し、フリーザに対抗するべくあえて瀕死になったベジータに対し「お前もフリーザと同じだ」と治療を拒むほどだったが、魔人ブウ編においてそのわだかまりは緩和されており、魔人ブウ打倒のために策を講じるベジータと連絡を取り合い、ベジータが負傷した際には自らの意思で治療している(助けた際には笑顔まで見せている)。『神と神』においても、彼が変わったことをクリリンに説いていた。魔人ブウに神殿を襲われた際は危うくチョコレートに変えられて食われるところだったがミスター・ポポに助けられ生存。その後、魔人ブウとの戦いで重傷を負った悟飯を手当てし、以降の戦いでも魔人ブウ打倒に協力した。

鳥山は、友達になりたいキャラクターとして、悟飯、クリリン、ブルマ、亀仙人と共に、デンデの名を挙げていた[32]。魔人ブウ編初期では身長が伸び、神の装束を着ていたが[33]、後に登場した時にはナメック星編と同じ姿になっていた[34]

『ドラゴンボール超』では、神であるためビルスや超サイヤ人ゴッドになった悟空の気を感じ取る描写がある。宇宙サバイバル編では人造人間17号の居場所を聞きにやってきた悟空のために、神殿ごと移動して17号がいる南の島まで案内する。また、島の近くの村に魔人ブウの生まれ変わりであるウーブが住んでいることを悟空に教え、いずれ正しい力の使い方を教えてあげるべきだと提案する。

ドラゴンボールGT』では悟空によるウーブの修行のために宮殿に頑丈な訓練場を建設するが、2人の激しい修行により崩壊寸前になっていた。ベビー編では地球人同様ベビーに操られ、ベビーに悟空たちの集めた究極のドラゴンボールを渡す。その後、宮殿に超神水を取りに来た界王神をミスター・ポポと一緒に捕まえようとするが、すんでの所で浄化される。悟空が地獄に落ちた際に地獄にいたピッコロと力を合わせて悟空を地上に返した。

TVスペシャル『悟空外伝!勇気の証しは四星球』は100年後の話で、その頃110歳になるパン以外の悟空の仲間は誰も生きていないと作中のナレーションで語られているが、ドラゴンボールは存在している。約200年後のドラゴンボールを描いた『ドラゴンボールオンライン』では、存命中という設定が用意されている。

ゲーム『超サイヤ伝説』では、怯えて戦闘に参加することはできないものの、成長することで仲間の回復ができるようになる。また、ゲームの展開によってはピッコロと同化する場合もある。同化しない場合、フリーザが最終形態になった際に原作同様フリーザに殺害される。

名前の由来は、カタツムリの他の呼び方のでんでんむし[4]
カルゴ

声 - 佐藤聡美(改)

デンデの弟[注 15]。原作では登場して間もなくフリーザに殺されたが、アニメではドドリアに殺される。後に地球のドラゴンボールで生き返った。原作ではフリーザによって最初に殺されたナメック星人でもある。デンデと違い服に帯がなく、アニメでは若干色合いも異なる。

アニメでは地球にワープした際、もう一人のナメック星人の子供(相沢舞〈改〉)と遊んでいる子供が登場しているが、『改』においてはこちらもカルゴとされていた[注 16]

スーパーファミコン用ゲーム『超サイヤ伝説』では本編とは若干ストーリーや設定が異なり、デンデの村とは別の村に住んでいて、家屋の中に隠れていたために事なきを得る。その後、やってきた悟飯たちによって保護され、最長老のもとに辿り着いた時点でパーティから外れるが、悟飯たちが不在の最中にフリーザの襲撃に遭い、殺される。作中ではデンデと違って成長することは無く、特殊能力も持たない完全なノンプレイヤーキャラクターである。

名前の由来は、エスカルゴ[4]
ネイル

声 - 森功至(Z)、楠大典(改、『レイジングブラスト2』以降のゲーム)

ナメック星の戦士で、ピッコロと瓜二つ。最長老の護衛を役目とする戦闘タイプのナメック星人で、戦闘力は42000[35]。原作ではフリーザが最長老と遭遇した時点において、最長老から唯一の戦闘タイプと言われており、ナメック星人の中でも特に高い実力を持つ。その戦闘力はフリーザも評価しており、「部下にほしいくらい」と言わしめた。

当初は最長老を守ることに専念して戦いに赴くことは無かったが、ギニュー特戦隊が来襲すると最長老の命令で悟飯たちの援護に向かうことになる。しかしその途中で、フリーザが最長老のもとへ向かっていることに気付くと来た道を引き返して最長老の救援に向かったため、結局悟飯たちと共闘することはなかった。その後は最長老の家でフリーザを待ち構え、悟飯とクリリンにポルンガを呼び出させるための時間稼ぎとしてフリーザに決死の戦いを挑む。結果は惨敗であり、まったく歯が立たず重傷を負ったものの、時間稼ぎとしての役目を充分に果たすことに成功する。ネイルは激昂したフリーザに放置され、その後に通りかかったピッコロの実力を認めて彼と同化することを願い出る。


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