ナメクジ
「三すくみ」の伝承では、蛇に勝ち、蛙に負けるという役回りが振られている。虫拳では、小指がナメクジを表す。
D51形蒸気機関車のうち、初期に製造されたものは、ボイラー上部に配置した砂箱と給水暖め器の覆いの形状から「ナメクジ」という愛称がある。
岐阜県中津川市加子母地区では、毎年夏(旧暦7月9日)に「なめくじ祭り」が行なわれる。この日に限って文覚の墓に這い上がる、ナメクジ(袈裟御前の化身と言い伝えられている)を参拝する奇祭[2][3]。
電力設備や配線設備内に侵入したナメクジにより、電気回路の短絡を引き起こした結果、鉄道が一部区間で不通となったり[4][5]、交通信号機が異常点滅した事例がある[6]。
ナメクジに関する諺
ナメクジに塩 - 苦手なものを前に、縮み上がることのたとえ。
脚注[脚注の使い方]^ ⇒“豪、ナメクジ食べた男性死亡 寄生虫感染8年闘病”. 東京新聞. (2018年11月7日). ⇒http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018110601002818.html 2018年11月7日閲覧。
^ “ ⇒加子母の奇祭 なめくじ祭り”. 中津川市 (2009年8月1日). 2012年4月18日閲覧。
^ “ ⇒中津川夏祭り! 天下の奇祭「なめくじ祭」(中津川市加子母)(恵那山ねっと)”. (有)たけかわ企画 (2008年8月3日). 2012年4月18日閲覧。
^ “列車を止めた1匹のナメクジ 感電死で停電、1万2千人足止め JR九州”. CNN.co.jp (2019年6月25日). 2019年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月20日閲覧。
^ “特急運休、ナメクジが原因 JR九州、ショートし停電”. 福井新聞 (2019年6月22日). 2019年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月20日閲覧。
^ 木下倫太朗、荻野好古 (2023年6月14日). “侵入者ナメクジ、信号50分異常にした「破壊力」 京都・二条城近くの交差点”. 産経新聞. 2023年6月18日閲覧。
外部リンク
ナメクジは成長すると賢くなる 高校生が実験で突き止めた記憶力と洞察力
典拠管理データベース: 国立図書館
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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