ナクソスでもマニアックな作品が発売可能になったことに伴い、複数のプロジェクトが始動できることになった。 ナクソスが力を入れていたプロジェクトの中に、『日本作曲家選輯』と名づけられた日本人作曲家のシリーズがある。このシリーズには日本のクラシック・ファンにも知られていなかった作品が多く収録された。第1弾として発売されたのは伊福部昭の『日本狂詩曲』や、外山雄三『管弦楽のためのラプソディ』などを収録したアルバムであった。その後、橋本國彦の『交響曲第1番ニ調』、山田耕筰の交響曲『かちどきと平和』、大澤壽人の交響曲第3番と『ピアノ協奏曲第3番「神風協奏曲」』、早坂文雄の『ピアノ協奏曲』、芥川也寸志、武満徹、諸井三郎、矢代秋雄、黛敏郎、須賀田礒太郎、松平頼則らの作品をリリースしている。 『アメリカン・クラシックス』はアメリカの音楽を幅広く網羅することを目指している。バーンスタインの作品でも、前述した『ウエスト・サイド物語』のような代表作のみならず、ユダヤ教から発想した声楽曲を集めた『ユダヤの遺産』までが入手できる。また、アメリカの名門レコード会社である「デロス社
ウィンドバンド・クラシックス(吹奏楽シリーズ)
スパニッシュ・クラシックス(スペインの作曲家シリーズ)
イタリアン・クラシックス(イタリアの作曲家シリーズ)
ラテンアメリカ・クラシックス(中南米の作曲家シリーズ)
華人作曲家系列(中国の作曲家シリーズ)
期待の新進演奏家
日本作曲家選輯
アメリカン・クラシックス
脚注[脚注の使い方]
注釈^ なお「ナクソス・ヒストリカル」は後に「ナクソス・アーカイヴス」と改名された[4]。
出典^ ⇒Who is HNH? Naxos Classical
^ a b c d e 相葉 2021, p. 68.
^ a b 吉池 1996, p. 164.
^ a b 相葉 2021, p. 69.
^ 相葉 2021, p. 70.
^ ナクソス・ジャパン. “シリーズで探す | ナクソス ミュージックストア
参考文献
相葉ひろ(NAXOSの記事担当)『保存版 迷うもまたよし! クラシック・レーベルの歩き方』音楽之友社、2021年。
吉池拓男(NAXOSの記事担当)『輸入盤CD読本』音楽之友社、1996年。
外部リンク
⇒NAXOS JAPAN
⇒ナクソス・ミュージック・ライブラリー
naxos.com(英語)
表
話