ナイン・インチ・ネイルズとしての活動再開をアナウンスし、Jay-Z主催のMade In Americaやフジロック・フェスティバルに出演。
8月30日、前作から5年振りとなるアルバム『ヘジテイション・マークス』を発売。本作はメジャーレーベル復帰作でもあり、アメリカではコロムビア・レコードから、ヨーロッパや日本ではユニバーサルミュージックからのリリースとなる。全英アルバムチャートでは初登場2位を記録し、アメリカでは発売初週に10万7000枚を売り上げてBillboard 200チャートで3位にランクインした[7]。 『Ghosts I?IV』収録の「13 Ghosts II」がギャレス・エヴァンス監督の映画『ザ・レイド GOKUDO』(The Raid 2: Berandal) のエンディング、「14 Ghosts II」がエンドクレジット及びBD/DVDのメニュー画面に使用された。 2015年12月、レズナーがTwitter上でNINの活動再開を示唆。1年後の12月22日にEP『ノット・ジ・アクチュアル・イベンツ』を発売。同時に長年レコーディング・メンバーであったアッティカス・ロスが正式メンバーとして加入することを発表。NINはデュオ編成となった。 ライブ活動の再開をアナウンスし、ニューヨークのPanorama Festivalなどでヘッドライナーを務める。 6月、NINはデヴィッド・リンチ監督のTVドラマ・『ツイン・ピークス The Return』に出演し、『シーズ・ゴーン・アウェイ』を披露。その模様はNINのYouTube公式チャンネルにアップロードされた。[8] 7月22日、EP『アッド・バイオレンス』を発売。 6月21日、5年ぶりとなるフル・アルバム『バッド・ウィッチ』を発売。当初は前EP二作を含めたEP三部作の最終作になる予定だったが、Spotify等の音楽ストリーミングサービスにおいてEPがシングルとしてまとめられてしまうことを苦慮し、アルバムとして発表する運びとなった[9]。 8月にはソニックマニア・サマーソニック大阪に出演するために4年ぶりの来日。 9月13日より、北米とメキシコを回るCold and Black and Infiniteツアーを開催。初日には予告なしにEP『ブロークン』の完全再現を行い、他公演では『パーフェクト・ドラッグ』、『アンド・オール・ザット・クッド・ハヴ・ビーン』といったこれまでライブで披露されたことのなかった曲を披露した[10][11]。 6月、Netflixにて配信されているドラマ、ブラック・ミラーのエピソード内でマイリー・サイラスによる『ヘッド・ライク・ア・ホール』のカバーが披露される。これと同時にNINは同作品とコラボしたTシャツを発売[12]。 1月15日、デペッシュ・モード、T・レックス、ドゥービー・ブラザーズ、ホイットニー・ヒューストン、ノトーリアス・B.I.G.らと共に『ロックの殿堂』入りが決定した。 3月26日、『ゴースツ I-IV』の続編となる『ゴースツV-VI』を発表。2019新型コロナウイルスの影響で自宅隔離を余儀なくされているファンのためのアルバムとして制作され、無料でリリースされた[13]。 11月29日、ロックの殿堂入り授賞式が特別番組として放送・配信された。プレゼンターを務めたイギー・ポップは「これぞマスター・アーティストの証」「1995年に観たトレントとデヴィッド・ボウイとのライブが、ウェンブリー・アリーナで観たT・レックス、ピラミッド・クラブでのニルヴァーナ、1965年のボブ・ディラン同等な存在感」と讃えた。
2014年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
Size:87 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef