ナイキ
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今回の契約で、北米4大プロスポーツリーグの公式アパレルを務めることになる[9]。また同年、実店舗として広州に「Nike Rise」を試験的にオープン[10]。後にソウルやロンドンでも開店し、2022年には北米初の店舗としてマイアミでオープンした[10]
ロゴマーク

スウッシュ(Swoosh) は、1971年に商標登録されたナイキのロゴマークである。ロゴマークは、勝利の女神であるニーケーの彫像の翼をモチーフにデザインしたとされている。また「勢いよく動く」という意味で、その形状は躍動感やスピード感を表現している。日本では「スウォッシュ」と誤読・誤記されることが多い。

ナイキのロゴのデザインは、1971年にナイキの創設者でもあるナイトが会計学の講師をしていたポートランド州立大学で出会ったキャロライン・デビッドソンが制作した。ナイトはグラフィックデザインを専攻していたデビッドソンが製図の課題をしていたところを捕まえ、ロゴのデザインを依頼したのだった。まだデザインを仕事にして間もないデビッドソンは、スウッシュのデザイン料として僅か35ドルの請求書をナイトに提出した。デビッドソンはその後もナイキ初期の多くのツールのデザインを手がけることになった。デザイン制作が代理店に移った後の1983年9月、デビッドソンは当時スポーツブランドとしてナイキを成功させていたナイトの呼び出しを受け、ナイトからダイヤモンド入りの金のスウッシュリング[注釈 1]とナイキ株を受け取った(具体的な株数は不明)。@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .mod-gallery{width:100%!important}}.mw-parser-output .mod-gallery{display:table}.mw-parser-output .mod-gallery-default{background:transparent;margin-top:.3em}.mw-parser-output .mod-gallery-center{margin-left:auto;margin-right:auto}.mw-parser-output .mod-gallery-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .mod-gallery-right{float:right}.mw-parser-output .mod-gallery-none{float:none}.mw-parser-output .mod-gallery-collapsible{width:100%}.mw-parser-output .mod-gallery .title,.mw-parser-output .mod-gallery .main,.mw-parser-output .mod-gallery .footer{display:table-row}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div{display:table-cell;text-align:center;font-weight:bold}.mw-parser-output .mod-gallery .main>div{display:table-cell}.mw-parser-output .mod-gallery .gallery{line-height:1.35em}.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div{display:table-cell;text-align:right;font-size:80%;line-height:1em}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div *,.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div *{overflow:visible}.mw-parser-output .mod-gallery .gallerybox img{background:none!important}.mw-parser-output .mod-gallery .bordered-images .thumb img{outline:solid #eaecf0 1px;border:none}.mw-parser-output .mod-gallery .whitebg .thumb{background:#fff!important}

1964?71

1971?78

1978?95 [注釈 2]

1995?present

主なテクノロジー
ワッフルソールワッフル

焼き菓子のワッフルからヒントを得て開発されたソールパターンで、独特のパターンはクッショニングやグリップに優れておりアスファルトやダートなど様々な路面状況に対応できる。初期プロダクツには「ワッフル」の名を冠するオレゴンワッフル・ワッフルトレーナー・ワッフルレーサーなどがある。他にもLD-1000・LD-V・エリートなど当時のフラグシップモデルに多数採用されていた。
AIR(エア)

衝撃を吸収するためのミッドソールの中に仕込んだエアバッグのこと。1978年に発表された。発案者は元NASAの技術開発者フランク・ルディである。特許取得番号は4219945、受託人はロバート・ボガードで、クッション性を確保するためのエアバッグはビニールパックの内部にガスを充填したものであり、搭載位置は試行錯誤の末、ミッドソールの中に仕込むという方法を発明し、ここに完成した。もともとは6フッ化硫黄が充填素材として用いられていたが、環境保護の問題や耐久性の観点から2001年頃から充填素材として窒素ガスが使用されるようになった。ナイキにおける初搭載モデルはメンズシューズはテイルウインドであり、レディースはテンペストである。
Lunarlon(ルナロン)

内側のコア部分に柔らかいフォームを使用し、外側のブリッジ部分には硬いフォームを使用した2層構造にすることで高いクッション性・高弾性・履き心地を実現している。
React Form(リアクトフォーム)

クッション性、反発性、軽量性、耐久性の4つの性質を一つの素材で再現すべく、約3年の開発期間を経て開発された新素材。ルナロンと比較しエネルギーリターンが13%向上している。
ZOOM X(ズームエックス)

ナイキのシューズテクノロジー史上最も軽く、柔らかく、反発性が優れているフォーム。耐久性は低いもののレーシングシューズでは能力を発揮する。反発はフォームの中で一番強く、二番目にクッション性がある。航空宇宙産業の技術を用いられているため大量生産が出来ない。厚さがあっても軽い理由は原料に窒素を注入し発泡スチロールのような形質を持っているからだ。

ヴェイパーフライ4%・ヴェイパーフライ4% フライニット・ヴェイパーフライネクスト%・アルファフライネクスト%・ヴェイパーフライネクスト%2・ペガサスターボ2・ボメロ15・インヴィンシブルランフライニット・テンポネクスト%・ドラゴンフライ に使用されている。名前にあるヴェイパーは「蒸気」という意。
主な製品
コルテッツCortez

1971年に最初のコルテッツであるレザーコルテッツを発表以来、現在まで生産され続けているナイキを代表するモデル。素材はレザー・ナイロン・スウェードなどがあり、そのバリエーションは多岐にわたる。
ペガサス

1983年に誕生し、40年を超える歴史を持つナイキのランニングシューズを象徴するモデルの一つ。馬の半身に翼をもつペガサスのように、エアをソールの半分に使っていることからこの名がついた。シリーズ通算でナイキのランニングシューズとして最多の販売数を誇る。[11]
エア・フォース1詳細は「ナイキ エア・フォース1」を参照

AIR FORCE1:「ナイキエア」を搭載したバスケットボールシューズ第一号で、1982年に発売された。デザイナーはBRUCE KILGORE(ブルース・キルゴア)。ミッドソールに備えたフルレングスのエアクッションや、アウトソールのピボットポイント、フィッティングを高めるためのアンクルストラップなど発売当初としては最新鋭の機能を備えていた。ナイキ エア・フォース1復刻版
エア・ジョーダン詳細は「エア・ジョーダン」を参照

AIR JORDAN:マイケル・ジョーダン(元・NBAシカゴ・ブルズなど)の名を採ったバスケットボールシューズ。


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