記録に残っている中で最初にドーバー海峡を泳いで渡ったのは、1875年8月25日にイギリスのドーバーを出発し、21時間45分かかってフランスのカレーに到着したイギリス人男性のマシュー・ウェッブである[1]。
女性で初めて泳いで渡ったのは、1926年8月6日にフランスを出発し、14時間31分でイギリスに到着したガートルード・キャロライン・イーダリー(Gertrude Caroline Ederle)である。史上6番目の成功であり、それまでの最短記録を2時間も短縮した。メルセデス・グライツ(Mercedes Gleitze)は、1927年11月24日、15時間15分で横断した。
最速記録は2005年8月1日にイギリスを出発し、7時間3分52秒でフランスに到着したドイツのChristof Wandratschである(2006年現在)。
日本人では、1982年7月31日に大貫(現姓・増島)映子が9時間32分で泳いだ。また、テレビ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』の企画「ドーバー海峡横断部」にて、1999年8月31日に、内村光良、濱口優、神尾米、藤井貴彦、堀部圭亮、ウド鈴木の6人が、16時間37分をかけリレーでの横断泳を達成し、チャネルスイマーとなった。 珍しい例だが、BBC自動車番組トップ・ギアのSeries10 Episode3において、日産・ダットサントラックのD21型を改造した水陸両用車で、ロンドン郊外からドーバーまで一般道路を自走し、そのまま海峡の横断に成功している。 空を飛ぶ機器での横断 2019年8月4日、フランス人の発明家、フランキー・ザパタ(Franky Zapata
水陸両用車
給油のため洋上の船に一度着地したが再び空中に舞い22分でドーバー海峡を渡りきった。
脚注^ a b “ ⇒海峡横断水泳、5つの歴史的偉業”. ナショナルジオグラフィック (2013年9月4日). 2015年12月26日閲覧。
関連項目
P&O
英仏海峡トンネル
航空史
外部リンク
⇒チャンネルスイム協会 - The Channel Swimming Association
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