ドンキーコング3
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ドンキーコング3
Donkey Kong 3ジャンル固定画面シューティング
対応機種アーケード (AC)対応機種一覧

ファミリーコンピュータ (FC)
PC-6601 (PC66)
PC-8801 (PC88)
X1
ゲームボーイアドバンス (GBA)
Wii
ニンテンドー3DS (3DS)
Wii U
Nintendo Switch(Switch)

開発元任天堂開発第一部
岩崎技研工業
運営元任天堂レジャーシステム
プロデューサー山内溥 (エグゼクティブプロデューサー)
横井軍平
ディレクター宮本茂
デザイナー坂本賀勇[1]
宮本茂
音楽田中宏和
美術加納誠
シリーズドンキーコングシリーズ
人数1 - 2人(交互プレイ)
メディア業務用基板
(73.25キロバイト
稼働時期 198309281983年9月28日
1983年10月
1983年
発売日一覧

FC
198407041984年7月4日
198606231986年6月23日
198709151987年9月15日
PC66,PC88,X1
1984101984年10月
GBA
200304212003年4月21日
Wii
200807142008年7月14日
200807232008年7月23日
200901092009年1月9日
3DS
201303272013年3月27日
201312052013年12月5日
201312122013年12月12日
Wii U
201311062013年11月6日
201309262013年9月26日
201310242013年10月24日
Switch
201904052019年4月5日


対象年齢CERO:A(全年齢対象)
デバイス4方向レバー
1ボタン
CPUZ80 (@ 4 MHz)
サウンドN2A03 (@ 1.789772 MHz)×2
ディスプレイラスタースキャン
縦モニター
256×224ピクセル
60.61Hz
パレット521色
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『ドンキーコング3』 (DONKEY KONG 3) は、1983年任天堂から発売されたアーケードゲームである。1984年7月4日ファミリーコンピュータに、8月20日にはゲーム&ウオッチにも移植された。ファミコン版が2008年7月23日からWiiバーチャルコンソールで、2013年3月27日からニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで、2013年11月6日からWii Uのバーチャルコンソールでそれぞれ配信されている。
概要

ドンキーコング』(1981年)、『ドンキーコングJR.』(1982年)の続編にあたる、ドンキーコングシリーズ第3作目の作品。前2作とは異なり本作はシューティングゲームとなっている。また、本作ではマリオは一切登場せず、主人公は「スタンリー」となっている。

なお、スタンリーは本作より以前、1982年12月6日発売のゲーム&ウオッチマルチスクリーン版の『グリーンハウス』で初登場したキャラクターで、その英語版の広告媒体で既に「Stanley the Bugman」と名付けられていた[2]。同作は「植物園で虫たちを殺虫剤を使って撃退する」ゲーム内容が本作と共通している。

アーケード版は縦長の画面構成。ファミコン版ではその分縦の長さが圧縮されている。
ゲーム内容
システム

スタンリーを操作し、植物園に出現したドンキーや花を奪おうとする虫たちを殺虫剤を使って撃退するシューティングゲーム

子蜂が下に到達すると花を抜き取り持ち去ろうとする。殺虫剤を当ててその虫を倒すと花は戻ってくるが、巣まで持ち去られてしまうと花は戻ってこない。花を奪った小蜂はパワーアップして襲ってくる。ステージクリア時に5つの花を温存できるとパーフェクトボーナス5000点(1個でも、完全に花が咲いていないものがあると3000点)がもらえる。最初は苗で、ステージクリアするごとにつぼみ→花と成長する(ファミコン版は第1面から花が咲いている)。持ち去られた場合は次のステージで苗が補充される。

ドンキーを上まで押し上げるか、所定の数の虫(幼虫除く)をすべて退治すればステージクリアとなる。

以下の場合ミスとなる。

虫に接触した場合。

虫が放った槍や破片に当たった場合。

ドンキーが綱の最下部まで到達して、落下し地面に着地した場合。

ドンキーが投げる椰子の実に当たった場合。

(ファミコン版のみ)タイムアウトになった場合。

※なお、花をすべて持ち去られてもミスにはならない。

なおこれまでのシリーズとは違って、アーケード版のみタイムアウトになっても即座にミスとはならず、代わりに左右からロープを食べる虫が現われてドンキーが下に落ちるまで綱を食べ続ける。

スタンリー1人につき、1個だけ強力殺虫剤「パワースプレー」が用意されている。ドンキーがぶら下がっているロープに付いており、ある程度ドンキーを押し上げてドンキーの手がパワースプレーに触れると最下段に落ちてくる。これは射程が長く威力も高いため、低い位置からドンキーを退散させることも可能である。このパワースプレーをいつ取るかは自由で、取らずにステージクリアをしても、ミスするまではずっと地面に置かれ続けている。
ステージ構成

パターンは全部で3面あり、1面は標準的な4段構成。2面は真ん中に穴が開いており、中央から上方にジャンプしても最上段に届かないので迂回する必要がある。3面は1段少なく3段だが、水平に張られた4本のツタに幼虫がぶら下がって妨害する。なお最初のみ1, 3, 1, 2, 3... という面構成で進み、以後は1, 2, 3面の順で進む。159面目から256面(0面)までずっと1面のパターンが続き、0面をクリアすると再び1, 3, 1, 2, 3...から始まる。
キャラクター

以下のキャラクターの名称はアーケード版のインストラクションカードより。
スタンリー(主人公)
茶色でストレートの髪に、
マリオに似た大きな団子鼻が特徴であるが、はない。服装は帽子をかぶっていない点以外はマリオ、ルイージとほぼ同じで、長袖シャツにオーバーオールである。筺体やソフトのパッケージに描かれたイラストでは、シャツは水色でオーバーオールは赤(つまり当時のマリオの服装と同じ色)である。ゲームの画面上ではアーケード版が紺色のシャツに赤のオーバーオール、ファミコン版が白のシャツに紺色のオーバーオールであった。
ドンキーコング(悪役)
左右2本のロープにぶら下がり、蜂や虫を呼び出す。時間経過とともに徐々に降下し、蔓の最下部にまで到達すると地面に飛びおりてきて強制的にミスになる。スプレーを使って最上部まで押し上げる、もしくは一定数の虫を退治するとクリアとなる。
バズビー
最も基本的な敵キャラ。巣から飛び出てきて、花を持ち去ろうとする。花を持ち去っていく最中に倒すと獲得得点が増加する。槍を投げてくるものもいる。8面以降で姿が変化する。花を持ち去って画面外に消えるとパワーアップし、ドンキーの周辺をぐるぐる回った後、こちらへ高速で体当たりをしてくるようになる。
ベスピー
2発スプレーを当てないと倒せない(強力殺虫剤「パワースプレー」では1発で倒せる)。最初は黄色だが1発当てると色が青く変わり、もう1発当てると消えるが残骸を四散させ、これに当たってもミス。花は持ち去らない。
クリーピー
普通のスプレーを当てても倒せないが、木のツタを這って来る時(2面を除く)スプレーを当てると退散させることができる。地上に降りてくると気絶してその場にとどまり、スプレーを吸収してしまう。特に2面ではこれによってドンキーにスプレーが当たりにくくなる。気絶している間は接触してもミスにはならない。パワースプレーで倒すことができる。
アタッカー
蚊を模した敵キャラで、小さく円を描いて素早く飛ぶ。スタンリーと平行に並ぶと、高速で横に飛んで体当たりしてくる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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