ドレミファ・どーなっつ!
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今作品の後継作品の終盤の内容は主に、「主人公達の正体が判明する」(『ぐ?チョコランタン』のスプー、第13作『ガラピコぷ?』のチョロミーとガラピコ[注釈 11])、「人生の新たなステージに立つ(予定)」(次々作『モノランモノラン』の3人、第12作『ポコポッテイト』のミーニャとメーコブ、『ガラピコぷ?』のムームー)で、どちらにも当てはまらない『ポコポッテイト』のムテ吉も、両親が帰ってくることで、(次に2人が旅に出る間までとはいえ)親友たちと同じように心置きなく甘えることができ「孤独から解放される」になっており、キャラクター達に何らかの変化をもたらす最終回らしいものになっているが、上記の通り今作の最終回はそういった展開ではなく、みど達にとっては普段通りの日常で締め括られた。

これは原作者・井出の、子供たちに最終回ということを意識させないようにする粋な計らいであろうと、「アカイさん」は解釈している[1]
放送終了後

にこにこ、ぷん』同様に放送終了以降も当時視聴していた世代を中心に根強い人気があるが、同作や次作の『ぐ?チョコランタン』とは異なり、2000年の放送終了以降は『おかあさんといっしょ』関連のイベントには出演しておらず、2014年まで一切ゲスト出演がなかった。一方、撮影で使われていた着ぐるみはNHKスタジオパークで長く保存されていた。

2009年5月5日の『ETV50こどもの日スペシャル?もう一度見たい教育テレビ 第2弾?』(NHK教育テレビジョン)では、ETV50周年の企画である「もう一度みたい教育テレビ」のリクエスト募集結果の中間発表として、リクエストの多いキャラクターのベスト50が発表され、その中でれっしーが35位にランクインした。また決めゼリフ特集としてみどとふぁどの「みど・ふぁど・わおーん。」が紹介された。

放送終了後12年たった2012年4月8日にNHK BSプレミアムの『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』内で1997年4月14日に放送された回が、さらに同年7月15日にはEテレセレクション内で1999年10月4日放送の『おかあさんといっしょ』が丸々再放送され、1999年当時の番組中盤に放送されていた形そのままに放送された。

本作の原作者である井出隆夫は、本作終了以降もファミリーコンサートの脚本を複数手がけており、 2013年5月のファミリーコンサートでは、キャラクターが登場したわけではないが、劇中でどーなっつ島に触れられている部分がある。これについては『にこにこぷん』の備考『ポコポッテイト』の備考の項を参照のこと。

2013年7月7日放送の『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』で、前作と後継のキャラクターがゲストで出演している回(アタリメ!どんぴょんズ)でも、1996年7月8日放送の回が放送された。

2014年7月20日の『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』でふぁどがワンパコホテルに「今度、みどと一緒に遊びに行くね」と電話をかけ、その番組に出演することが決定し、同年11月23日の放送で、みどとふぁど、2015年3月22日にれっしーと空男、3月29日では4人全員が登場。また、同作ではキャラクター外装の衣装が初期のデザインをベースに新規に制作されている。

2015年12月20日の『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』では、みどと茂森あゆみが1999年以来16年ぶりに共演した。

2019年8月15日に放送された『おかあさんといっしょ 60年スペシャル』内で、1回分の再放送が行われた。

2022年7月28日に放送された『LET’S GO!Eテレタイムマシン』(夏休み特別番組)において、1回分の再放送が行われた[22]

共演者

7年半の長期放送でありながら、その大半である1994年度からの5年間は出演メンバーが古今亭志ん輔速水けんたろう茂森あゆみ佐藤弘道松野ちかに固定されていた。

馮智英(「ハイ・ポーズ」のおねえさん、1992年10月5日 -1994年4月2日)

古今亭志ん輔志ん輔ショー、1992年10月5日 - 1999年4月3日)

坂田おさむ(7代目うたのおにいさん、1992年10月5日 - 1993年4月3日)

神崎ゆう子(16代目うたのおねえさん、1992年10月5日 - 1993年4月3日)

天野勝弘(9代目たいそうのおにいさん、1992年10月5日 - 1993年4月3日)

速水けんたろう(8代目うたのおにいさん、1993年4月5日 - 1999年4月3日)

茂森あゆみ(17代目うたのおねえさん、1993年4月5日 - 1999年4月3日)

佐藤弘道(10代目たいそうのおにいさん、1993年4月5日 - 2000年4月1日)

松野ちか(「トライ!トライ!トライ!」のおねえさん、1994年4月4日 - 1999年4月3日)

杉田あきひろ(9代目うたのおにいさん、1999年4月5日 - 2000年4月1日)

つのだりょうこ(18代目うたのおねえさん、1999年4月5日 - 2000年4月1日)

タリキヨコ(「デ・ポン!」のおねえさん、1999年4月5日 - 2000年4月1日)

スプー(「スプーとガタラット」後の本作の次作「ぐ?チョコランタン」のキャラクター、1999年4月5日 - 2000年4月1日)

関連項目

おかあさんといっしょ

にこにこ、ぷん

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 番組終了前は「小桜エツ子」名義。
^ みどに「変なタヌキ」と呼ばれ、「僕はカンガルーだ!」と怒ったこともある。しかし、じゃじゃまるに「ロバ」呼ばわりされたときは怒らなかった。
^ a b マダガスカルのパロディだが、アフリカ大陸の島にカンガルーはおらず、国としても共和国制のため王様もいない。
^ 中尾自身が『おかあさんといっしょのあ・い・う』(みやしたゆきこ著、くまざき出版刊)内のインタビューで語っている。
^ 第2作『ダットくん』、前々作『ブンブンたいむ』、前作『にこにこ、ぷん』、第12作『ポコポッテイト』の一部キャラクターは、締めの文字のみ漢字になっている。なお、出典5 は『にこにこ、ぷん』の「ふくろこうじ・じゃじゃまる」も漢字表記になっているが、これは誤りである[11]
^ ぴっころは着ぐるみの構造上、それが難しいため。
^ 1993年までは第9代目・天野勝弘、1999年までは第10代目・佐藤弘道
^ ただし、ファミリーコンサートの場合は参加している。
^ 本来は他局のため非公表だが、NHK人物録に記載されているので表記する[17]
^ぐ?チョコランタン』や『ポコポッテイト』以後の作品は、スプーやムテ吉のように「マイペース、あるいは元気いっぱいの主人公」に、ジャコビやメーコブのような「しっかり者、あるいは年上キャラクター」が振り回されるという、今作以前とは逆の展開になっている(過去の作品では『とんちんこぼうず』、『ゴロンタ劇場』などがこのパターンになる)。その後、第13作『ガラピコぷ?』に該当キャラとして、サブキャラクターだがワルビットが24年ぶりの登場となった。
^ 前者は夢オチになっているため、真相は不明。

出典^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “おかあさんといっしょ 「ドレミファ・どーなっつ!」”. NHKアーカイブス. 日本放送協会. 2023年4月2日閲覧。


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