2000年5月にフジテレビジョンが企画・発売、株式会社スマートエックスが開発したドリームキャストと互換性のある一体型テレビである[注 9]。日立マクセルのオンラインショッピングサイト上や一部の店舗で限定販売された。“1970年代から見た2000年のテレビ”というコンセプトで、レトロフューチャーなデザインに仕上がっている[33]。
本機上にはドリームキャストのシンボルマークは一切使われず、CX-1オリジナルのシンボルマークに差し替えられている。内蔵ソフトも独自のGUIとなっている。スケルトンのコントローラ・ビジュアルメモリ・キーボードおよびビジュアルアイとテレビ機能を操作するリモコンが付属している。ドリームキャストと異なり、アナログモデムとMIDIインターフェイス(MIDIインターフェイスケーブル相当)が内蔵されており、着脱することは不可となっている。また、エクステンションポートを構造上備えていないため、ブロードバンドアダプタやドリームキャスト・カラオケの接続も非対応である。
セガ側は対外的にはPRしなかったが、ドリームポイントバンク登録者向けのダイレクトメールでドリームアイと合わせて紹介していた[要出典]。 型番名称備考
海外版
欧州(PAL)版PAL版のロゴPAL版のドリームキャスト
周辺機器
コントローラ
ブロードバンドアダプタ(HIT-0400)
ドリームキャスト・マウス(HKT-4200)
モデムアダプタ(HKT-7100)
アーケードスティック(HKT-7300)
ツインスティック(HKT-7500)
ドリームキャスト・キーボード(HKT-7600)
ドリームキャスト・ガン(HKT-7800)
ぷるぷるぱっく(HKT-8600)
セガ純正
HIT-0300LANアダプタ
HIT-0400ブロードバンドアダプタ[34]
HKT-2000インターネットスターターキット[34]キーボード・マウス・マウスパッドのセット。
HKT-4000ドリームキャスト・キーボード[34]HKT-7600を小型化。
HKT-4100メモリーカード4X[34]ビジュアルメモリの4倍の記憶容量を持つ、大容量メモリーカード。保存可能なバンク(領域)は4つある。記憶容量は1Mbit(128KB)200ブロック×4バンクで計4Mbit(512KB)800ブロック。ビジュアルメモリ専用ゲームには使えない。
HKT-4200ドリームキャスト・マウス[34]ボール式3ボタンマウス。
HKT-4300ドリームキャスト・カラオケ[34]
HKT-4350カラオケマイク
HKT-7000ビジュアルメモリゲームデータの保存に使用。
HKT-7100モデムアダプタ
HKT-7200マイクデバイス[34]『シーマン』などの音声認識を必要とするゲームや、インターネット電話「DreamCall」の利用に必要であった。
HKT-7300アーケードスティック[34]
HKT-7400レーシングコントローラ[34]
HKT-7500ツインスティック[34]『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』専用のツインスティック。
HKT-7600ドリームキャスト・キーボード[34]