ドリュー・バリモア
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父親はイングランドアイルランドの血を引く俳優のジョン・ドリュー・バリモア[1]、母親はドイツ出身のマコー・イルディコー (Mako Ildiko) [?m?ko? ?ildiko?](イルディコ・ジャイド)で、第二次世界大戦のためドイツに逃れていたハンガリー難民であった[2]。祖父はジョン・バリモア、祖母はドロレス・コステロ、大伯父はライオネル・バリモア、大伯母はエセル・バリモアのバリモア一族として有名な名家である。

ドリューが生まれる前に両親は離婚した。3人の異母兄姉がいる。
キャリア

生後11ヶ月からコマーシャルメッセージ(CM)に出演している。4歳の時に『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』で映画デビューする。1982年に『E.T.』で主人公エリオットの妹役で出演、その愛らしさで一躍天才子役として注目される。笑顔が可愛らしく愛嬌のある役が多いが、10代から20代の初めには全身7ヶ所にタトゥーを入れた「Bad Girl」として有名で、1995年には『プレイボーイ』誌でヌードにもなっている。

20代半ばからは再びヒット作に恵まれ、初めて製作総指揮を手掛けた主演映画『25年目のキス』は全米第1位初登場となる大ヒットを記録、その後も次々にヒット作品に主演した。また自身の映画製作会社「フラワー・フィルムズ」を興して製作業にも携わっている。

2004年2月ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれた。2007年4月タイム・ワーナー社の刊行している雑誌『ピープル』の「モスト・ビューティフル・ピープル2007」で第1位に選ばれた。

2009年公開の『ローラーガールズ・ダイアリー』で映画監督デビューを果たした。同年放送のテレビ映画『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』でエディス・ボウヴィエ・ビールを演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞。エミー賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)にもノミネートされた。

実業家としては、製作会社「FLOWER FILMS」を起業し、映画「25年目のキス」などヒット作を連発した。洋服ブランド「Dear Drew」、化粧品ブランド「FLOWER Beauty」、ワイン「Barrymore Wines」の企画・販売を手掛けいずれもヒット商品となっている。2015年には自伝『Wildflower』を著した[3]
私生活
転落と母親との確執

『E.T.』の出演で、天才子役として寵児になった彼女だが、私生活は荒んでいく事となる。学校では有名子役というレッテルからいじめにあい、学校に満足に通うことができなくなった。そのため、勉強についていけない落ちこぼれとなってしまう。結果、学校に寄りつかなくなった彼女は、人としてのマナー常識を知らずに育つ事となる。幼い頃から夜遊びを覚えた彼女は、9歳から飲酒喫煙を、10歳でマリファナを、12歳の時にはコカインを使用するようになり、薬物・アルコール依存症リハビリセンターに入所することとなった。また、14歳の時には自殺未遂の騒ぎを起こす。自堕落の原因が母親[4]にあると判断したバリモアは、15歳の時に母親からの独立を裁判で訴え、成人として裁判所に認められる。独立したバリモアはアルバイトをして生計を立て、オーディションに応募する日々が続いた。また、メディアの注目を浴びるため、夜な夜なパーティに出没しては粗暴な振る舞いを続けたが、以前とは異なり、たばこ・アルコール・薬物等は全くやらなかった。その後母親とは、2001年の映画『サンキュー、ボーイズ』で10代で母親になる女性を演じたことをきっかけに、和解している。

後に父親にも虐待されていたことを告白。9歳の時に両親が離婚した後は疎遠になっていたが、2003年に父親が余命わずかであることを知って和解し、死を看取った[5]
交際歴

1994年バーのオーナーの男性と結婚したが1ヶ月足らずで離婚。ルーク・ウィルソンと交際。2001年にはコメディアントム・グリーンと結婚したが、やはり5ヶ月で離婚している。2002年ごろからアメリカロックバンドザ・ストロークスドラマーであるファブリツィオ・モレッティと交際を続け、結婚も間近と報じられたが2007年に破局。

2007年8月には、ドリューがプロデュースした映画、『そんな彼なら捨てちゃえば?』で共演したジャスティン・ロングと交際を始めた[6][7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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