2021年2月、ドラムンベースの楽曲の主なテンポである「1分間に174拍」にちなみ、4月17日[注釈 1]を「ドラムンベースの日」として公式に承認することをイギリスのデジタル・文化・メディア・スポーツ省に求める署名活動が、ブリストルを拠点とするプロモーター The Blast によって開始された[11]。 ドラムンベースは様々な音楽と融合した多様な音楽ジャンルを形成しており、多数のサブジャンルにより細分化されている。 1996年より、 ⇒Drum & Bass Sessionsが本場イギリスのドラムンベースDJを積極的に日本に招致してきた。2001年からは、渋谷のクラブを中心にパーティーが開催されるようになる。
サブジャンル
アンビエント・ドラムンベース
オーケストラル・ドラムンベース (Orchestral drum and bass)
サンベース (Sambass)、ブラジリアンドラムンベース (Brazilian drum and bass)
ドラムンベース特有のビートとベースに、ブラジル音楽(サンバやボサノバなど)を組み合わせたジャンル。明るくハッピーな曲調のものが中心。[12]
ジャズステップ (Jazzstep, Jazzy jungle)
ジャズの影響を受けたジャンルで、ジャズのメロディー・構成・楽器などを用いる。[13]
ジャングル (Jungle)[12]
ドラムンベースの起源となった音楽ジャンルではあるが、今現在もトラックが作成されており人気を博しているため、サブジャンルとして機能している。ドラムンベースよりもビートが複雑且つ高音、ベースの印象が薄いなどの特徴がある。
ジャンプアップ (Jump Up)[12]
非常にエネルギッシュなサブジャンルで、他のスタイルのドラムンベースよりもシンプルである。単純化され、複雑ではないメロディーと、ストレートで、且つスイングのないビートパターンが活用される。Jump-Up は、Techstepなどの他のサブジャンルよりも気さくで温かみがあり、ヒップホップのサンプルをより活用していることでも知られている。
ダークステップ (Darkstep)
ハードでアップテンポで、ヘビーなブレイクビーツ、ポストインダストリアルの影響を受けたサウンド デザイン。ホラー映画のサンプルを使用して、不吉な雰囲気を作り出している。
テックステップ (Techstep)[12]
ドラムステップ (Drumstep)、ハーフタイム (Halftime)[12]
ドリルンベース (Drill 'n' bass)
ドラムンベース以上に複雑なプログラミング、アーメンブレイク[2]、初期ジャングルをサンプリングするなどが基本の1990年代に生まれた破壊的でリズミカルなビート。[14]今現在はブレイクコアと呼ばれている。
ニューロファンク (Neuro Funk)[12]
ハードステップ (Hardstep)
ラガジャングル、レゲエドラムンベース (Ragga Jungle, Reggae Drum & Bass)
レゲエの要素を組み込んだもの。ヴォーカルものなどが多く、全体的に陽気なトラックが多い。
リキッドファンク (Liquid Funk)
従来のDancefloor Drum & Bassより情緒的で、メロディが印象的な優しいサウンドが主流。Ambient Drum & Bassに比べると、活気に満ちたメロディックなシンセと忙しないドラム、といった伝統的なドラムンベースのサウンドデザインを継承している。多幸感のある雰囲気の要素が見られることが特徴。老舗レーベルがリキッドファンク専用のサブレーベルを設立させるなど、ドラムンベースの中でもとても人気の高いサブジャンル。
日本におけるドラムンベース
主なアーティスト
4 Hero
LTJ Bukem Good Looking
Danny Byrd Hospital
Logistics Hospital
London Elektricity Hospital
Pendulum
Roni Size Full Cycle
Makoto
Talvin Singh
Brainshocker
Metrik
T.Kay(ティ.ケイ)
Phace & Misanthrop
Octane & DLR
Ed Rush & Optical
Fabio(ファビオ)Creative Source
Lemon D(レモン ディー)Valve
DJ DIE(ダイ)Clear Skyz
MC Moose(ムース)
DJ Friction(フリクション)Shogun Audio
Bryan Gee(ブライアン・ジー)V Recordings
Dillinja(ディリンジャ)Valve
Shy FX(シャイ エフエックス)Digital Soundboy
Mampi Swift(マンピ スイフト)Charge
Grooverider(グルーヴライダー)Prototype
Photek(フォーテック)Photek Productions
Goldie(ゴールディー)Metalheadz
Andy C(アンディー・シー)Ram Records
Total Science(トータルサイエンス)C.I.A.
pentagon(ペンタゴン)
KABUKI(カブキ)
DJ Hype(ハイプ)Trueplayaz
DJ Zinc(ジンク)Bingo Beats
Tayla(タイラ)
TC a.k.a. Tommy Boy(ティー・シー)
Furney(ファーニー)
Redeyes(レッドアイズ)
Lenzman(レンズマン)
Utah Jazz(ユタジャズ)
Electro soul system(エレクトロソウルシステム)
Concept&shnek(コンセプト&シュネック)
Netsky
Sigma
Wilkinson
Sub Focus
Mutt
Nookie(ヌーキー)