西洋で古典的な演劇のジャンルとしてはもともと喜劇と悲劇があり、喜劇は庶民が活躍するもの、悲劇は王侯や歴史上の大人物などが活躍するものとされていた[2][3]。演劇学でドラマと言うと、劇のジャンルの一つで喜劇にも悲劇にも属さないものを指す[4]。
例えば、映画やテレビ番組などに関するデータベースであるインターネット・ムービー・データベース(IMDb)は掲載する各作品にそのジャンルを記していて、映画の場合はジャンルは全部で22種類、テレビ番組の場合はジャンルは全部で26種類あるが、いずれも Drama(ドラマ)はそのうちの一つになっている[5]。IMDb は英語で記述された例だが、日本語によるデータベースでも同様であり、 allcinema の場合ジャンルは全部で35種類あり、そのうちの一つが「ドラマ」である[6]。映画関係の事典などでもジャンルの一つとして「ドラマ」を使うものがある[7]。
テレビでのジャンルでは、テレビ用として作られたテレビドラマがドラマと呼ばれる。ドラマと分類される映画がテレビ放映される場合はドラマではなく「映画」と呼ばれる。また、アニメのドラマもアニメと分類される。
脚注[脚注の使い方]^ a b c “ドラマ
典拠管理データベース: 国立図書館
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