ドラゴンボール_(架空の道具)
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死んだ者を生き返らせる条件としては、1人の人間を生き返らせる場合は死後何年経っても甦らせることができるが、一度に大勢の人を生き返らせる場合は死んでから1年以上経過していない者のみ生き返らせられることができる[注 6]。なお、1年以上経過している場合は、不完全ながらも蘇生自体は可能で、実際にフリーザが死後10年後に蘇生されているが、バラバラの状態での蘇生だった。病死や寿命など自然死の場合は復活させられないが、願いの条件の範囲内における原因で間接的に寿命を縮めてしまった場合などは、縮んだ寿命の分の間は生き返られることもあり、フリーザ一味の襲来によりわずかに寿命が縮んだナメック星の最長老は蘇生に成功している。高い戦闘力を持つ者の抹殺や人造人間を元の人間に戻す、ナメック星の異常気象を止めるなど、自然現象や製作者の能力を遙かに超える願いは叶えられない。詳細は神龍(シェンロン)を参照
ポルンガ

ナメック星での神龍はポルンガという。ナメック語で「夢の神」という意味である。話す言葉はドラゴンボールの世界の共通語だが、悪用を防ぐため、ポルンガを呼ぶ時や願いを言う時はナメック語を使わなければならない。

叶えられる願いは3つで、地球のドラゴンボールとは違い同じ者を何度でも生き返らせることができる。生き返らせることができる人間は1人ずつだが、死体が残っていなかったり魔人ブウの魔法でお菓子などの別の物に変えられた状態で死亡していても、この時の願いで肉体と服も一緒に元に戻る。後に1つの願いで複数の者が生き返ることができるようにパワーアップされた。また、地球の神龍同様、寿命の場合は生き返らせることができない。フリーザに殺されたクリリンを生き返らせる際は、そのままでは死んだ場所=ナメック星消失後の宇宙空間で生き返るため、まず最初の願いで彼の魂を地球に呼んでから生き返らせる必要があった[注 7]。誰かを移動させる願いの場合は集団でも可能だが、悟空を地球に呼び戻そうとしたケースのように対象者が拒否できる場合もある。

ナメック星のドラゴンボールは地球のものより大きい。また、当時発売されたカードダスではスーパードラゴンボール(SDB)とも呼ばれた。願いを叶えた後に石になっている期間も4か月強と短い。これはナメック星の1年(公転周期)が130日であるためである。そのため地球でポルンガを呼び出した際にはクリリンとヤムチャを生き返らせた後、130日で天津飯餃子を生き返らせることができた。

ナメック星のドラゴンボールは1つは最長老が管理し、他の6つは6つの集落(村)にそれぞれ1つずつ村の長老により管理され、ボールを集めに来る者に知恵比べ、力比べ、理由を聞くなどの試練を挑み、それに勝ったものに渡される。願いがかなった後、7つのボールは石に変わる。アニメでは、3つの願いがかなった後、7つのボールが世界中に散らばっている。詳細はポルンガを参照
アニメ『ドラゴンボール超』で追加された設定
超ドラゴンボール

読みは「スーパードラゴンボール」。アニメ『ドラゴンボール超』にて登場したドラゴンボール。星1つ分の超巨大な大きさで、破壊神シャンパが長い年月をかけて[注 8]四星球以外の6個を集めていた。ズノーの説明によると神歴(しんれき)41年、龍神ザラマによって造り出された直径37,196.2204kmの完全なる球体。第6宇宙と第7宇宙にまたがって7個存在し、両宇宙それぞれに7個存在するわけではない。7つの薄黄色の球には赤いヒトデマークが1から7まで入っており、このマークはどの角度から見てもヒトデ型を為すよう屈折を利用したザラマオリジナルの構造で神歴42年に特許を取得している。

7つ集めると神の龍「超神龍(スーパーシェンロン)」が現れ、どんな願いでも1つだけ叶えてくれる。他の神龍と異なり、叶えられる願いに際限がない。願いが叶えられると再び両宇宙に飛散する。超神龍を呼び出すには神の言語で「出でよ神の龍 そして願いを叶えてちょんまげ」と唱える必要があり、願いも神の言語で言わなければならない[注 9]。願いを叶えると光が消え効力を失い、再び使えるようになるまで約1年[注 10]かかる。あまりにも巨大なうえ、神の言語を扱える必要があるため、基本的に神にしか使えない。詳細は「超神龍(スーパーシェンロン)」を参照
漫画版『ドラゴンボール超』で追加された設定

シリアル星のドラゴンボールは2つ揃えることで神龍が出現する[5]。龍の名称はトロンボ[10]。どんな願いも可能な限り1つだけ叶えてくれる[注 11]。願いを叶えた後も石になる期間は無い[11]
アニメ『ドラゴンボールGT』で追加された設定
究極のドラゴンボール

アニメ『ドラゴンボールGT』にて、地球の神様がピッコロ大魔王と分裂する前に作った、地球のもう一つのドラゴンボール。そのことを知っているのは、ピラフ、シュウ、マイ、ピッコロの4人のみ。神と分離する以前に作られた物だと聞き、自分が死ねば究極のドラゴンボールも消滅すると考えたピッコロが、「こんな物がある限り同じことが繰り返される。封印するより消滅させたほうがいい」と判断し地球と運命を共にして死亡したことにより消滅した。

天界にある神様の神殿の部屋の一つにて、全て揃えた状態で置いてあった。大きさは従来のドラゴンボールと同じで中の星が黒い。願いを叶えたボールも地球には留まらず、宇宙の広範囲にわたって飛び散る。使用後も石になる期間は無い。使用後の副作用として、1年以内に究極のドラゴンボールを全て集め、元の場所に戻さないと、使用した星が破壊されてしまう。従来のドラゴンボールより遥かに高く強力な力を持ち、神龍の力を大きく超えた悟空の身体を子供にする、滅びたツフル星を地球の傍に復活させるなどの願いをたやすく叶えた。詳細は「神龍 (ドラゴンボール)#『ドラゴンボールGT』オリジナル」を参照

ドラゴンボールGTの公式ガイドブックなどでは「おそらく死者を何度でも生き返させられるなど、神龍では叶えられない願い事なら叶えられると思われる」と書かれている。また、ゲームでも究極神龍を呼び出すことがあり、神龍やポルンガでも叶えられない願いを叶えてくれる。
隠された秘密

また、アニメ『ドラゴンボールGT』において、ドラゴンボールの恐ろしい秘密が明らかとなる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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