鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』のアニメシリーズとしては2015年7月から2018年3月まで放送された『ドラゴンボール超』以来6年ぶりとなる[3]。
本作は、主人公の孫悟空がある陰謀によって小さくなっており、鳥山はこれについて「悟空は体の小ささを補うために、久しぶりに如意棒を使っての戦闘が懐かしいかも」と述べた[4]。
2023年10月にニューヨークで開催された「ニューヨーク・コミコン」のパネルにて、本作のティザー映像とタイトルロゴが発表され、『ドラゴンボール』40周年記念作品として2024年秋に日本国内外で展開されることになった[5]。
2024年3月11日に開催された「フジテレビアニメラインナップ発表会2024」にて、同秋季改編から日本国内では同系列にて放送されることが発表された[6]。 ある陰謀で小さくされてしまった悟空たち。解決のため、新たな世界に乗り込む[7]。 本作の構想は、『ドラゴンボール』エグゼクティブ・プロデューサーの伊能昭夫によると2018年から始まった[3][8]。今までのシリーズとの違いについて、伊能は「鳥山先生の関与の深さが違う。新しいキャラクターもほぼすべて描いている。映像的な部分での新しさは追求していて、スタッフにもハードルを上げて頑張ろうという話をしている。かつてないアニメーションのクオリティー」[8]とコメントしている。 鳥山はタイトルについて「DAIMAというのは造語で、漢字では『大魔』、英語では『Evil』といった感じでしょうか」と述べている[4]。また、タイトルが決定したタイミングは伊能によると「(ニューヨーク・コミコン)まで1か月は切っていた。イベントに間に合うかどうかというぐらいギリギリだった」[8]と話した。 本作の発表が日本ではなくアメリカ・ニューヨークで発表されたことについて東映アニメは「『ドラゴンボール』が海外展開にも力を入れている作品であるため」と説明し[9]、伊能も「『ドラゴンボール』は海外に出ていくアニメーションの先頭を切っているという意識は常々持っている。海外の一番大きなコミコンの立派な大きな所で自らを鼓舞しながら、しっかりここでファンに打ち出していこうという意思でやっている」[8]と語った。 スタッフ[8][10]原作
あらすじ
制作
スタッフ
原案
キャラクターデザイン鳥山明
エグゼクティブ・プロデューサー伊能昭夫(カプセルコーポレーション・トーキョー)
シリーズディレクター八島善孝、小牧文
アニメーションキャラクターデザイン中鶴勝祥
シリーズ構成
脚本柿原優子
制作東映アニメーション
イベント
ニューヨーク・コミコン
2023年10月12日から15日まで、アメリカ・ニューヨークで開催されたコミコンで本作のアニメ化が発表された[8]。
ドラゴンボールゲームスバトルアワー2024
2024年1月27日・28日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された『ドラゴンボール』のゲームイベントで本作のスペシャルステージが行われ、新規映像や鳥山明が描きおろしたキャラクターイラストなどが公開された[11]。
脚注[脚注の使い方]
注釈
出典^ “新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』が2024年秋に世界に向けて展開。小さくなった悟空たちの冒険を描くシリーズ40周年記念作品
^ “「ドラゴンボールDAIMA」フジテレビで秋放送、野沢雅子も新作に「ワクワク」
^ a b “人気アニメ「ドラゴンボール」6年ぶり新作 「誰も見たことがないドラゴンボールを」NYで電撃発表にファン歓喜
^ a b “ドラゴンボールDAIMA:悟空やベジータが小さくなった! 如意棒で戦う 「DAIMA」の意味は? 新作アニメのティザー映像公開