ドラゴンボール超
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一人残った未来の全王を悟空は現代世界に連れて帰り[8]、現代の全王と友達になった。

トランクスとマイは、自身らの世界がなくなったが、ザマスらが虐殺を行う前の世界で生きること[8]をウイスから提案され、それを受け入れる。トランクスとマイの出発の日。トランクスはマイと共にタイムマシンで新たな未来へと悟空たちに見守られながら旅立っていった。
宇宙サバイバル編
(漫画:第5巻 - 第9巻 / アニメ:第77話 - 第131話)

悟空は全王の元を訪ね、以前提案していた全宇宙の代表戦士たちによる武道大会をいつ開催するのか訪ねると、全王はそれに応えチーム対抗の武道大会「力の大会」の開催が決定する。力の大会の開催前に未来の全王が悟空たちの強さを知りたいという希望にそって、第7宇宙(悟空、悟飯、ブウ)と第9宇宙の代表戦士ベルガモら3名による全覧試合が行われた。そこで全王の側近である大神官から、宇宙の数が多すぎるため、全12の宇宙の内、各宇宙に住まう知的生命体の水準を示した「人間レベル」が芳しくない8つの宇宙で大会を執り行い、その中で一番強かった宇宙以外はすべて全王によって消滅させられるという大会の趣旨を聞かされる。本戦開始までの間、悟空と悟飯は最強の第7宇宙代表チームを結成すべくスカウトに回り、紆余曲折の末、10人の代表戦士(悟空、ベジータ、悟飯、ピッコロ、17号、18号、クリリン、天津飯、亀仙人、フリーザ)が決定した。

8つの宇宙の80名の戦士が入り乱れた「力の大会」が開催し大会序盤、第7宇宙は順調に勝ち進み、大会の中盤では、第11宇宙最強の戦士ジレンと悟空が戦うも歯が立たず最後の手段として悟空は、元気玉で対抗するが、その元気玉さえもジレンには通用せず、元気玉の爆発で悟空は消滅したかに思われたが、悟空は再び姿を見せる。その姿は瞳が銀に輝き、白いオーラでその身を包んでおり、再びジレンに挑む悟空はそれまでとは全く異なる動きでジレンと互角に渡り合う。その姿を見たビルスは「身勝手の極意」と呟く。その覚醒はすぐに解け、悟空は脱落こそしなかったもののジレンに敗北する。大会は後半戦に入り、第7宇宙はピッコロと18号が脱落しつつも、女サイヤ人のカリフラケール、愛の戦士リブリアン、合体巨大戦士アニラーザといった数々の強敵たちを倒し、第6、第2、第4、第3宇宙を打ち破った。

大会は最終局面を迎え、武舞台の上には第7宇宙の戦士5名(悟空、ベジータ、悟飯、17号、フリーザ)と第11宇宙の三強(ジレン、トッポディスポ)だけが残った。フリーザは悟飯の捨て身の作戦でディスポを脱落させ、トッポは破壊神候補としての力を解放しベジータに挑みかかり、苦戦するもベジータはトッポを倒した。闘いの中、ジレンの過去と強さへの執着心の理由が明かされる。仲間との信頼は無価値だと否定するジレンの気弾を相殺しようと悟空たちを守るために17号は自らを犠牲にし、フリーザもその攻撃に巻き込まれ舞台上から姿を消した。ベジータも自身の残りの気とプライドを悟空に託してジレンに敗れ脱落する。

望みを託された悟空だったが、ジレンの圧倒的な力に追い詰められるも、悟空は神すら到達することが困難な「身勝手の極意」を極める。完全な「身勝手の極意」の圧倒的な力を持つ悟空の猛攻によりジレンは倒れ敗北を認め、戦いは決着したかに見えた。だがその直後「身勝手の極意」を使った反動で逆に悟空が倒れる。ジレンは悟空を場外へと落下させるも、姿を眩ませていたフリーザに救われ悟空は脱落を逃れ、さらに命を落としたと思われていた17号も現れ、限界を超えて立ち上がった悟空と共に最後の戦いに挑み、17号、悟空、フリーザの共闘によってジレンは悟空とフリーザもろとも場外へ落ち、17号が武舞台に残り力の大会は第7宇宙の勝利によって決着した。

一人武舞台に残りMVPとなった17号は超ドラゴンボールで願いを叶える権利を手に入れ、17号は消えた他の宇宙を元に戻すように願い、全ての宇宙は元に戻った。実は全王は最初から宇宙を消す気はなく、最後まで勝ち残った選手なら他の宇宙を復活させようとするだけの“徳”を持ち合わせていることを予見して、この大会を開いたのであった。復活したジレンは仲間の大切さを理解し、悟空との再戦を願った。こうして全宇宙は一つも消滅することなく存続していくこととなった。
ブロリー編
(漫画:未登場 / アニメ:劇場版)
詳細は「
ドラゴンボール超 ブロリー」を参照
銀河パトロール囚人編
(漫画:第9巻 - 第15巻)

1000万年前もの太古、宇宙を恐怖に陥れるも、大界王神が持つ「神力」によって敗北し投獄された凶悪犯「星喰いのモロ」が銀河刑務所を脱獄した。銀河パトロールのエリート隊員・メルスの要請を受けた悟空とベジータは、モロを捕らえるべく彼が向かった新ナメック星へと向かう。

モロの狙いはドラゴンボールで、ナメック星人を虐殺しながら7つ集めようとしていた。戦闘中にも星や生命のエネルギーを吸収し続け力を増していくモロを相手に、悟空とベジータは苦戦。そこへ休眠から目覚めた魔人ブウ(善)が救援に駆けつける。ブウの中に残っていた大界王神の意識も表層化し、その影響で戦闘力も上がったブウはトリッキーな戦法で善戦する。ピンチになったモロは、ドラゴンボールへの願いで全盛期のパワーを取り戻すと共に、銀河刑務所の囚人たちを解放してしまう。配下となった囚人たちはモロに力を分け与えられ、大幅なパワーアップを遂げる。ブウの身体を借りた大界王神は以前と同じく神力で決着を付けようとするが、神力は分離した魔人ブウ(純粋)と共に消滅していたため使えなくなっていた。劣勢となった悟空たちは撤退を余儀なくされる。モロは手下の囚人たちに次々と惑星を襲撃させた後、そのエネルギーを吸収し、さらに力を増していく。モロを止めるため、悟空は捉えようのない実力を持つメルスと、ベジータはこれまでと異なる強さを求めヤードラット星に向かい、そこで出会った長老・ピバラの下で修行を開始する。

そんな中、モロ配下の囚人たちが地球にも襲来。悟飯とピッコロらが迎え撃ち撃退寸前まで追い込む。だが囚人の内の一人、人工生命体「セブンスリー」はコピー能力を持っており、モロのエネルギー吸収能力までもをコピーしていた。モロの能力を発動されると為す術がなくなり悟飯たちは敗れる。しかし地球の戦士たちの予想外の強さと、悟空とベジータがまだ生きており修行を積んで力を増していることを知ったモロは、地球の戦士たちが力を増した万全な状態で集結した時に、まとめて地球ごと吸収すれば、より質の高いエネルギーを大量に味わえると、地球を後回しにするよう命令を下し、囚人たちは一時撤退する。悟空はメルスとの修行により「身勝手の極意」を任意で発動させるきっかけを掴み始め、修行も最終段階となった時、ウイスが現れる。メルスの正体はウイスの弟であり研修として下界に降りていた天使であった。天使の下界へのこれ以上の干渉はルール違反だと帰還を命じられ、メルスは悟空にモロ打倒の願いを託し、天界に帰っていった。

2ヵ月後、モロの囚人軍の地球再襲来の日。悟飯、ピッコロ、クリリン、天津飯、亀仙人、それに加えヤムチャと餃子も久々に実戦に復帰し、ジャコら銀河パトロール隊員らと囚人軍を迎え撃ち闘う。悟飯とピッコロはセブンスリーと再戦するが、コピー能力では対応できない連携技により圧倒する。窮地のセブンスリーは再びモロのエネルギー吸収能力を発動しようとするが、発動する前にエネルギー吸収が効かない人造人間17号と18号が参戦し、その発動を阻止した。地球の戦士たちの想定以上の反撃に苛立ったモロは、囚人軍の頭目を任せていたサガンボに過剰なまでのエネルギーを注ぎ込むと、サガンボは肉体の限界を超えた強制的なパワーアップを遂げ、悟飯や17号らですら苦戦を強いられる。

そこへ修行を終えた悟空が到着、サガンボを倒し、モロと決戦を開始する。悟空は修行の成果で任意に発動できるようになった「身勝手の極意“兆”」で挑む。修行の成果もあり、あらゆる技や奥義や力技などを駆使しながらモロを追い詰め手こずらせ、僅かに優勢だったが、数々の星を喰いつくしたモロも以前よりパワーアップしていたため、“兆”の状態では倒すことはできず、激戦の末、悟空は力を使い果たす。そこへ瞬間移動で修行を終えたベジータが現れる。ベジータと交戦するモロだったが、ベジータは「スピリットの強制分離」という新たな力を体得していた。ベジータの攻撃が決まる毎にモロがこれまで奪ってきたエネルギーが分離していき、モロは次第に退化していく。そこでモロは、全盛期状態のモロの力をコピーしていたセブンスリーを自身に取り込むことで、新たな姿へと進化を遂げた。


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