ドラゴンボール超
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鳥山明漫画作品『ドラゴンボール』の完全新作のテレビアニメシリーズとしては『ドラゴンボールGT』以来18年ぶりとなる[4]孫悟空(そんごくう)を主人公に据え[5]魔人ブウとの戦いのその後を描く物語として制作された[4]

鳥山明が原案を手掛けており[6]、鳥山は劇場版『神と神』(2013年)と、前出の劇場版『復活の「F」』にて、初めてアニメシリーズのストーリーの制作を行ったが、『ドラゴンボール』を原作としたテレビアニメシリーズのストーリー原案を務めるのは、本作品が初めてとなる[1][7][注釈 1]

テレビシリーズの放送に先駆けて、2015年6月20日発売の『Vジャンプ』2015年8月号からとよたろうによる漫画版の連載も行われている[4]

番組終了後の2018年12月14日には「宇宙サバイバル編」のその後を描く続編として、劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開された。さらに2022年6月11日には、その続編となる劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開された。
ストーリー
破壊神ビルス編
(漫画:第1巻 / アニメ:第1話 - 第18話)
詳細は「
ドラゴンボールZ 神と神#ストーリー」を参照
フリーザ復活編
(漫画:未登場 / アニメ:第19話 - 第27話)
詳細は「
ドラゴンボールZ 復活の「F」#ストーリー」を参照
破壊神シャンパ編
(漫画:第1巻 - 第2巻 / アニメ:第28話 - 第46話)

第7宇宙の破壊神ビルスが住む星で孫悟空とベジータがウイスの下で修行をしていると、ビルスの双子の兄弟にして第6宇宙の破壊神シャンパが彼のお目付け役にしてウイスの姉でもあるヴァドスと共に現れる。ビルスとシャンパは各々が管理する宇宙のグルメ対決を行うが、シャンパは悟空たちが住む地球の食べ物の美味しさに驚愕する。ヴァドスが調べると第6宇宙にも以前は地球があったが、内紛で滅びていた。

地球が欲しいシャンパは自身が集めていた7つ揃えれば文字通りどんな願いであろうと1つだけ叶えられる「超(スーパー)ドラゴンボール」の6つを賭けてビルスには第7宇宙の地球を賭けさせての各々の宇宙から戦士を5人選抜しての団体格闘試合の開催を提案、ビルスもそれに同意する。第7宇宙選抜は孫悟空とベジータ、学者業で出場できなくなった孫悟飯の代理でピッコロ、サタンの願いを叶えてあげたいブウ、第7宇宙最強とビルスが推す謎の人物モナカで決定。「名前のない星」で開催されるシャンパの第6宇宙選抜5人の戦士との勝ち抜き形式の団体戦に臨む。

第6宇宙選抜はフリーザと同じ種族ながら慈善活動に取り組む英雄とされる拳闘士フロストや真面目なサイヤ人の少年戦士キャベなどで構成されていた。ブウの筆記試験落ちや正体は悪人であったフロストの反則行為がありつつも一進一退で試合は進んでいく。第6宇宙の大将を務める伝説の殺し屋であるヒットは「時とばし」なる能力を持ち、超サイヤ人ブルーのベジータすら容易く倒せるほどの実力者であった。悟空はこれまでの超サイヤ人では肉体への危険性から封印していた界王拳を超サイヤ人ブルー状態で使用して応戦するなど激闘を繰り広げ、ヒットと実力を認め合う。消耗した悟空は試合形式でない全力での再戦をヒットに約束させ勝ちを譲る。団体戦の結果は勝ちをくれた悟空への返礼にヒットが、正体はただの素人であったモナカにわざと負けたことで第7宇宙が勝利を収める。

その結果に納得がいかないシャンパは暴れ出しそうになるが、そこへ全12の宇宙の神々の頂点に立つ存在「全王」が現れる。勝手に大会を開いたことを注意に来た全王だったが、観戦するうちに面白さを感じ全12の宇宙からの選抜戦士を参加させての格闘大会の再開催を提案する。全王に恐れおののくビルスやシャンパに構わず、それを聞いた悟空は大喜びすると、その奔放さを全王に気に入られる。全王が帰った後、超ドラゴンボールの最後の1つは試合会場の「名前のない星」そのものであることが判明。ウイスが超神龍(スーパーシェンロン)を呼び出し、ビルスはある願いを叶えてもらう。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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