ドラゴンボール改
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また、『Z』には無かった要素として第1話での冒頭では悟空とフリーザの因縁を伝えるため[3]、テレビスペシャル『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦?フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父?』の映像が使われている。これまでのテレビシリーズとは異なり、前回のあらすじはアバンタイトルで行われ、次回予告がエンディングの後に設けられている。

プロデューサーの小原康平は、人員・予算共に小規模のチームで番組を回すのは辛かったが、往年の演出家・アニメーターと接する機会を多く持てる企画だったと語っている[3]。また、企画の森下孝三によると『Z』の再編集版であるためにファンが観てくれるか心配する声もあったが、想定以上の視聴者を増やすことができたという[4]。当初の目的である宣伝効果についても、データカードダスの売り上げが改善するなど成功を収めた[2]
サイヤ人編 - 人造人間・セル編(第1期・2009年 - 2011年)

2009年4月5日から2011年3月27日まで放送。全98話(第98話は東日本大震災の影響により未放送)。テレビシリーズのレギュラー放送としては、『ドラゴンボールGT』が終了した1997年11月以来、11年5か月ぶりとなった。

2010年5月24日よりアメリカ・アニメ専門チャンネルの『ニックトゥーン』(Nicktoons)でも放送を開始。放送当初から9歳-14歳、12歳-17歳、9歳-14歳(男)、12歳-17歳(男)の4カテゴリで、第1話の視聴率が同局の開局以来の最高視聴率を記録する好調なスタートとなった[5]
魔人ブウ編(第2期・2014年 - 2015年)

セル編の後、「ドリーム9」枠では『トリコ』が約3年間放送。同作終了後、2014年4月6日に第2期として「魔人ブウ編」が放映開始。話数は上記の未放送話を含めて、第1期からの通しの数となっており、初回放送話を第99話としている。2015年4月5日より、解説放送を実施する。

魔人ブウ編は当初、日本国外のみで放送される予定であった[6]。その後、2013年3月頃に英語版の吹き替え声優、音響監督も務めているクリストファー・サバト[7]が「新たに(ブウ編)全66話のライセンスを取得した」と発言した[注釈 3]。ただし、2014年4月16日に「東映アニメーション・ヨーロッパ支社」の公式HPで発表された話数は「全69話」[8][注釈 4]と表記されていて食い違いがある。

2014年2月頃に、日本での放送決定が発表された[9]。2014年4月末時点でのDVD・Blu-rayBOXの発売予定が第1巻から第4巻(第99話から第146話)[10][11][注釈 5]だったが、実際には2015年4月以降も放送[注釈 6]し、同年6月28日まで全5クール、全61話[12]での放送が行われた。日本国外版は上記のとおり全61話より長い[注釈 4]ため、同じ話数であっても日本版と日本国外版ではストーリーの進行度が異なる所がある。
内容・変更など

画面アスペクト比16:9に変更され、第1期では映像の上下がカットされたり、第2期では4:3では見えなかった部分の拡大、またそれを利用したパン移動・回転などの演出が多用された[注釈 7]

音声面では、モノラル放送からステレオ放送となった。

台詞や表現については『Z』の放送開始から20年以上経過しなおかつ、放送時間が午前ということもあって『Z』で使われていた台詞や表現が別のものに差し替えられている[注釈 8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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