ドラキュラ伯爵_(テレビドラマ)
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シリーズは、東欧でのドラキュラの起源とヴァン・ヘルシング家の者たちとの戦いを、19世紀のルーマニア、ハンガリー、そして21世紀のイギリスを舞台として描く[1][2][3]
キャスト

※括弧内は日本語吹替

クレス・バング山路和弘) : ドラキュラ伯爵[4]

ドリー・ウェルズ(英語版)(加藤有生子
 : シスター・アガサ・ヴァン・ヘルシング : ドラキュラに興味を抱く修道女
 : ゾーイ・ヴァン・ヘルシング博士:アガサの親族の子孫(アガサの兄弟姉妹の曽孫がゾーイの父[注釈 1])でジョナサン・ハーカー財団の科学者

ジョン・ヘファーマン(英語版) : ジョナサン・ハーカー : イギリスの弁護士

Morfydd Clark : ミナ・マレー : ジョナサン・ハーカーの婚約者

Joanna Scanlan : 修道院長

ジョナサン・アリス : ソコロフ : デメテル号の船長

Youssef Kerkour: ヴィクトル・オルガレン : デメテル号のコック

Samuel Blenkin : ピョートル (マリウス) : デメテル号の甲板員

Alec Utgoff : アブラモフ : デメテル号の甲板員

クライヴ・ラッセル : ヴァレンティン : デメテル号の甲板員

サッシャ・ダーワン : シャルマ博士 : デメテル号の乗客

ネイサン・スチュワート=ジャレット : アディサ:デメテル号の乗客、ルヴェン卿の雇人

Catherine Schell : ヴァレリア公爵夫人 : デメテル号の乗客

Patrick Walshe McBride : ルヴェン卿 : デメテル号の乗客

Mathew Beard : ジャック・セワード : ジョナサン・ハーカー財団の従業員

Lydia West : ルーシー・ウェステンラ : ジャックの元恋人

Phil Dunster : クインシー・モリス : テキサス州出身のルーシーのボーイフレンド

マーク・ゲイティス : フランク・レンフィールド : ドラキュラ伯爵の弁護士

エピソード

通算
話数タイトル監督脚本放送日UK視聴者数
(百万人) 
[5]
1"怪物の定め"
"The Rules of the Beast"Jonny Campbell
マーク・ゲイティス & スティーブン・モファット2020年1月1日 (2020-01-01)6.99
1896年、弁護士のジョナサン・ハーカーがイギリスの不動産購入の件でトランシルバニアのドラキュラ伯爵の城を訪ねる。ドラキュラはハーカーを引き留めて血を吸い、次第に若さと強さを取り戻すがハーカーは逆に弱る。ハーカーは城を調べ、ドラキュラに噛まれたアンデッド(不死者)達を見つける。ドラキュラはアンデッドたちを自分の花嫁と呼ぶ。ドラキュラはハーカーを殺すが、ハーカーは蘇生して川に飛び込む。ハーカーは記憶を一部失って海で見つかり、ブダペストの修道院に運ばれてシスター・アガサ・ヴァン・ヘルシングと婚約者のミナに尋問される。ハーカーはミナを襲いそうになって、自分の胸に杭を突き立てる。ハーカーに引き寄せられたドラキュラが修道院に現れるが、内部からの招待なしには立ち入ることができない。アガサはドラキュラを嘲りその限界を試す。だがドラキュラは開いた窓からハーカーを見つけ、アンデッドは自殺できないことを教え、ハーカーの存在を終わりにする約束をして自分を修道院内部に招待させる。ドラキュラは修道院に入ってアガサとミナ以外のすべての修道女を殺し、ハーカーの皮を被って二人の隠れる地下室に迫る。
2"血塗られし航海"
"Blood Vessel"Damon Thomasマーク・ゲイティス & スティーブン・モファット2020年1月2日 (2020-01-02)5.58
謎の人物バラウルが雇った船デメテルにドラキュラ伯爵が乗る。船にはバラウルに関わりのある乗客とトランシルバニアの土の入った箱が積まれている。ドラキュラは乗客と船員を殺し始め、血を吸って記憶を奪う。バラウルはドラキュラ自身であり、彼がイギリス社会に馴染むために乗客が選ばれたことがわかる。生き残った人々は殺人犯を探し、ドラキュラに血を吸われてアンデッドとなったアガサ・ヴァン・ヘルシングが部屋の一つに隠されていたことを知る。ドラキュラはアガサに殺人の罪を着せるが、アガサはドラキュラがヴァンパイアであることを証明し、火をつける。ドラキュラは海に落ちる。船がイギリスに近づくと、船に隠れていたドラキュラが姿を現す。アガサが時間を稼ぐ間、船長が船に穴をあけて沈め、ドラキュラがイギリスに行けないようにする。だがドラキュラは海の底の故郷の土の入った棺の中で生き延び、イギリスに上陸する。ヘリコプターと車がドラキュラを取り囲み、アガサに似た女が姿を現す。
3"闇の羅針盤"
"The Dark Compass"
ポール・マクギガンマーク・ゲイティス & スティーブン・モファット2020年1月3日 (2020-01-03)5.23
1897年、ブダペストの修道院で、アガサは自分が血を吸われる代わりにミナを逃がす。123年後のイギリスの海岸で、ドラキュラはアガサの玄姪孫のゾーイ・ヴァン・ヘルシング博士に会って拘束される。ゾーイの血を飲むが吐き出す。逃げたミナが設立したジョナサン・ハーカー財団の施設に拘束され、採血される。連絡を受けた弁護士のフランク・レンフィールドがドラキュラを解放する。癌を患っていたゾーイはドラキュラの血を飲み、アガサの記憶を得て幻を見始める。財団の従業員ジャック・セワードの電話を盗んだドラキュラは、ジャックの元恋人のルーシー・ウェステンラと親しくなって何度も血を飲む。ルーシーは死に火葬されるが蘇る。瀕死のゾーイはジャックに連れられてロンドンのドラキュラの家に行く。ジャックはおぞましい姿のアンデッドとなったルーシーの望みをかなえて永遠の死を与える。ゾーイはドラキュラを日光に曝し影響を受けないことを証明する。ドラキュラが鏡に映らず、招待なしに家に入れず、日光と十字架を恐れるのは、死を恐れる自分を恥じたドラキュラが社会から隠れるため自分に課した条件付けであると説明する。ゾーイは死に、ドラキュラはその癌に冒された血を飲んで永遠の死を迎える。



脚注[脚注の使い方]
注釈
^ 日本語吹替ではゾーイはアガサは「父方の高祖母の姉妹」と言っているが、元の英語のセリフでは"my great-great aunt on my father's side"としか言っておらず、ゾーイの父の3代前の先祖がアガサの兄弟なのか姉妹なのかは不明である。

出典
^ Clarke, Stewart (2019年10月28日). “Claes Bang Bares His Fangs in Gruesome Trailer for BBC and Netflix's 'Dracula' (Watch)”. Variety. オリジナルの2019年11月5日時点におけるアーカイブ。


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