また、フィリピン人も多く、多くがサービス業や家政婦、看護師業などに従事している。その他、欧米人やロシア人なども多く、在留邦人は2,603人(2013年)となっている。 国語はアラビア語、官公庁の公文書に使われる公用語もアラビア語である。英語、ヒンディー語(インド人)、ウルドゥー語(パキスタン人)、タガログ語(フィリピン人)なども多く会話に用いられる[9]。外国人労働者の多くはアラビア語を解せず、南アジア諸国とフィリピンなどの旧英米植民地からの労働者が多いことから、英語が共通語として使われるケースが多い。実際には英語がアラビア語以上に使われており、アラビア語と英語の二言語併記となっている。 イスラム教を国教とするアラブ首長国連邦にありながら[52]、非イスラム教徒の外国人が多く住むドバイは、イスラム色の薄い、宗教的制約の極めて薄い都市である。飲酒、服装、娯楽、食生活についての制約は少なく、イスラム教で不浄とされる豚肉の料理を出すレストランさえある[53]。 飲酒については、イスラム教の規律は通常これを禁じているが、ドバイでは許可されたホテルやレストランがあり、警察署の発行する許可証があれば酒類を市中で購入することができる[52]。国外からの持ち込みも可能[54]。 外国人なら、女性であってもノースリーブに短パン、タンクトップなどといった、欧米と変わらない服装で町中を歩くことが許されている[55]。首長家の女性が北京オリンピックのテコンドーと馬術に参加するなど女性のスポーツ参加が認められている[56]。 婚外の性交渉は違法であり、外国人であっても逮捕される[57]。 ドバイワールドカップ等競馬が開催されてはいるが、ギャンブルは禁止されているので馬券の発売はない。しかし、複数のレースの予想をし、成績上位者に賞金・賞品が当たるプレイカードが無料で配られている。 野菜と鶏肉をパンと共に煮込むフリードという料理、ラクダのミルクが原料のラクダミルクチョコレートが存在する。また、アラブやドバイの人々はコーヒーを習慣的に飲む。さらに旅人をアラビックコーヒーとデーツでもてなし、コーヒーポットが家宝になっていることもある。 クリケットは非常に人気の高いスポーツであり、ドバイには世界のクリケットを統括する国際クリケット評議会の本部が所在する。外国人労働者の多くがクリケットが盛んな南アジア出身であることも、人気の要因の一つとなっている。2023年にトゥエンティ20形式のプロリーグであるインターナショナルリーグT20 ドバイは次の都市と姉妹都市になっている[58][59]。
言語
宗教福音教会
文化
食文化
スポーツ詳細は「Category:ドバイのスポーツ」を参照
ドバイカップ
ドバイ・テニス選手権
サッカー
UAEプロリーグ
アル・ナスルSC
アル・アハリ・ドバイ
アル・ワスルFC
クリケット
野球
ベースボール・ユナイテッド
ドバイ・ウルブズ
友好都市
アンマン, ヨルダン
バグダード, イラク
バルセロナ, スペイン[60]
ベイルート, レバノン
ブリスベーン, オーストラリア
カラカス, ベネズエラ
デトロイト, アメリカ[61]
ダンディー, イギリス
ジュネーブ, スイス
サント・ドミンゴ, ドミニカ共和国
ゴールドコースト, オーストラリア
ミラノ, イタリア
グラナダ, スペイン[62]
広州, 中国
イスタンブール, トルコ
ジッダ, サウジアラビア
カーブル, アフガニスタン
カラチ, パキスタン
ハルツーム, スーダン
キーシュ島, イラン
クウェート市, クウェート
ロサンゼルス, アメリカ[63]
リヨン, フランス
マンダルヨン, フィリピン
モンテレイ, メキシコ
モスクワ, ロシア