初期のLSDではドック上方には天井がない暴露状態だったが、まもなくここにも甲板を設けて、軽車両や物資を搭載するスペースとして活用されるようになった[2]。また上記のようにLPDでは航空運用能力が重視されたこともあって、後にここはヘリコプター甲板へと進化し、格納庫を設けた艦も出現している[2]。
運用者と艦級一覧@media(min-width:720px){.mw-parser-output .columns-start{width:100%}.mw-parser-output .columns-start div.column{float:left}.mw-parser-output .columns-2 div.column{width:50%;min-width:30em}.mw-parser-output .columns-3 div.column{width:33.3%;min-width:20em}.mw-parser-output .columns-4 div.column{width:25%;min-width:20em}.mw-parser-output .columns-5 div.column{width:20%;min-width:20em}}
アメリカ海軍
(LSD)
アシュランド級ドック型揚陸艦
カサ・グランデ級ドック型揚陸艦
トーマストン級ドック型揚陸艦
アンカレッジ級ドック型揚陸艦
ホイッドビー・アイランド級ドック型揚陸艦
ハーパーズ・フェリー級ドック型揚陸艦
LX(R)(英語版)
(LPD)
ローリー級ドック型輸送揚陸艦
オースティン級ドック型輸送揚陸艦
クリーブランド級ドック型輸送揚陸艦
トレントン級ドック型輸送揚陸艦
サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦
イギリス海軍
イーストウェイ級揚陸艦
フィアレス級揚陸艦
アルビオン級揚陸艦
イギリス海軍補助艦隊
ベイ型補助揚陸艦
イタリア海軍
サン・ジョルジョ級揚陸艦[注 2]
「サン・ジュスト」
インド海軍
旧米オースティン級ドック型輸送揚陸艦「ジャラシュワ」
インドネシア海軍
マカッサル級揚陸艦(英語版)
オーストラリア海軍
ベイ型補助揚陸艦「チョールズ」
オランダ海軍
ロッテルダム
ヨハン・デ・ウィット
海上自衛隊
おおすみ型輸送艦[注 3]
シンガポール海軍
エンデュアランス級揚陸艦
スペイン海軍
ガリシア級揚陸艦
タイ海軍
改エンデュアランス級揚陸艦「アントン」
071ET型揚陸艦「チャン」
大韓民国海軍
独島級揚陸艦[注 4]
中華民国海軍
旧米アシュランド級ドック型揚陸艦「東海」
旧米カサ・グランデ級ドック型揚陸艦「中正」「鎮海」
旧米アンカレッジ級ドック型揚陸艦「旭海」
玉山級ドック型輸送揚陸艦
中国人民解放軍海軍
071型揚陸艦
チリ海軍
旧仏フードル級揚陸艦「サルヘント・アルデア」[注 5]
フィリピン海軍
タルラック級揚陸艦(英語版)
ブラジル海軍
旧仏フードル級揚陸艦「バヒア」
フランス海軍
ウラガン級揚陸艦[注 6]
フードル級揚陸艦[注 6]
「ブーゲンビル」
ロシア海軍
イワン・グレン級揚陸艦
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 従来どおり、通常の装載艇と同様のダビット(英語版)への搭載や、デリックやクレーンといった揚貨装置による揚降も併用されることが多い[10]。
^ ジェーン海軍年鑑ではLPDとして扱われている[15]。なお派生型としてアルジェリア海軍(アラビア語版、英語版)向けに「カラート・ベニ・アベス(アラビア語版、英語版)」が建造されたが、こちらはLHDとして扱われている[16]。
^ 公式の呼称は輸送艦、艦種記号はLST(戦車揚陸艦)だが、ジェーン海軍年鑑では公式の艦種記号とともにLPDという分類も併記している[17]。
^ 公式の艦種記号はLPH(ヘリコプター揚陸艦)だが、ジェーン海軍年鑑ではLPDとして扱っている[18]。
^ 公式の艦種記号はLSDH[19]。