ドック型揚陸艦
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ドック内の舟艇への乗り降りを考慮して、車両甲板はドックの前方に連続して設けられるが、ドックに注水した際に車両甲板まで浸水することを避けるため、車両甲板はドックの底面よりも1層高くして、両者の間を斜路で結ぶ形となる[13]。入港中、車両甲板に車両を出し入れする作業は岸壁に接岸した状態で実施することから、車両甲板から舷側に通じる通路と舷側の開口部も設けられる[13]

初期のLSDではドック上方には天井がない暴露状態だったが、まもなくここにも甲板を設けて、軽車両や物資を搭載するスペースとして活用されるようになった[2]。また上記のようにLPDでは航空運用能力が重視されたこともあって、後にここはヘリコプター甲板へと進化し、格納庫を設けた艦も出現している[2]
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アメリカ海軍

(LSD)

アシュランド級ドック型揚陸艦

カサ・グランデ級ドック型揚陸艦

トーマストン級ドック型揚陸艦

アンカレッジ級ドック型揚陸艦

ホイッドビー・アイランド級ドック型揚陸艦

ハーパーズ・フェリー級ドック型揚陸艦

LX(R)(英語版)


(LPD)

ローリー級ドック型輸送揚陸艦

オースティン級ドック型輸送揚陸艦

クリーブランド級ドック型輸送揚陸艦

トレントン級ドック型輸送揚陸艦

サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦



 イギリス海軍

イーストウェイ級揚陸艦

フィアレス級揚陸艦

アルビオン級揚陸艦


 イギリス海軍補助艦隊

ベイ型補助揚陸艦


 イタリア海軍

サン・ジョルジョ級揚陸艦[注 2]

サン・ジュスト


 インド海軍

旧米オースティン級ドック型輸送揚陸艦「ジャラシュワ


 インドネシア海軍

マカッサル級揚陸艦(英語版)


 オーストラリア海軍

ベイ型補助揚陸艦「チョールズ」


 オランダ海軍

ロッテルダム

ヨハン・デ・ウィット



 海上自衛隊

おおすみ型輸送艦[注 3]


 シンガポール海軍

エンデュアランス級揚陸艦


 スペイン海軍

ガリシア級揚陸艦


 タイ海軍

改エンデュアランス級揚陸艦「アントン」

071ET型揚陸艦「チャン」


 大韓民国海軍

独島級揚陸艦[注 4]


 中華民国海軍

旧米アシュランド級ドック型揚陸艦「東海」

旧米カサ・グランデ級ドック型揚陸艦「中正」「鎮海」

旧米アンカレッジ級ドック型揚陸艦「旭海

玉山級ドック型輸送揚陸艦


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