ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
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そして全ての並行世界のダークホールドを全て焼き払うことを決めると、ワンダゴア山の神殿を崩壊させ、自らもその中に消えていった。

能力を自在に扱えるようになったチャベスは、クリスティーンを元の世界に帰し、ストレンジたちと共にカマー・タージで魔術の修行を始める。いまだ魔術を使いこなせずに焦るチャベスに、ストレンジはかつての自分を重ねていた。サンクタムへと戻りクリスティーンから貰った時計を修理して街へと出たストレンジは、道中で倒れてしまう。その額には、シニスター・ストレンジが持っていたものと同じ第三の目が開眼していた。

ミッドクレジットシーン。ストレンジは謎の女性に呼び止められ、「インカージョンを引き起こしたわね、修復しないと」と問う。すると彼女は武器を使いダーク・ディメンションへの道を開く。ストレンジは第三の目を開き彼女と共にダーク・ディメンションへと飛び込む。
登場人物・キャスト
主な登場人物
スティーヴン・ストレンジ / ドクター・ストレンジ
演 - ベネディクト・カンバーバッチ、日本語吹替 - 三上哲[4][5]交通事故でキャリアを終えた後にマスターズ・オブ・ミスティック・アーツの魔術師となった元神経外科医のアベンジャーズのメンバー。デシメーションの影響で5年間消滅していた間に至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)の座はウォンに引き継がれてしまった。サノスとの最終決戦で、アベンジャーズと共に世界を救ったことから一気に有名なスーパーヒーローとなっており、クリスティーンの結婚相手のチャーリーを含めてかなりのファンがいる。スパイダーマンの一件から5か月後、クリスティーンの結婚式に出席している最中に怪物から逃げ回るアメリカ・チャベスを助けた事を機に、マルチバースの命運を掛けた戦いに見を投じることとなり、あらゆるマルチバース世界を体験する。演じたカンバーバッチは、ストレンジのマルチバースにおける別のアイデンティティも演じる。
ディフェンダー・ストレンジ(擁護者ストレンジ) / デッド・ストレンジ
アメリカ・チャベスと行動を共にしていたストレンジ。MCUの世界のストレンジとの違いは後ろ髪を結っていることと、至高の魔術師(ソーサラースプリーム)となっていること。アメリカと共に謎の怪物から逃げているところを、ストレンジは夢として見ている。チャベスと共に“宇宙同士の接合点(ギャップ・ジャンクション)”を逃げ回りながらヴィシャンティの書を手に入れようと目指していたが、怪物に追いつかれてしまい足止めをするが、マルチバースの平和のためにチャベスから能力を取り上げようとしたところを怪物から致命傷を負わされ、最後の力を振り絞ってチャベスを逃がして絶命。その遺体はチャベスと共にMCUの世界にやってきたため、ストレンジによってビルの屋上へと埋葬される。その後のワンダとの最終決戦において、ストレンジがダークホールドを使用してMCUの世界にあるディフェンダー・ストレンジの亡骸をドリームウォークで操る形で利用され、最終的に崩れゆくワンダと共に山の下敷きとなる。
スプリーム・ストレンジ
別の次元のストレンジ。MCUの世界のストレンジとの違いはショートヘアーで青色のマントを着けていること。ディフェンダー・ストレンジと同じく、至高の魔術師(ソーサラースプリーム)となっている。サノスとの戦いで戦死し、地球を救った英雄としてサンクタム・サンクトラムの前には像が建てられている。しかし、実際はサノスを倒すための手がかりを得るためにダークホールドを使用して、マルチバースの様子を覗いたことでマルチバースの1つを消滅させてしまう。その後ダークホールドを放棄し、イルミナティと共にヴィシャンティの書を手に入れその力でサノスを倒すが、サノスとの戦闘後にドリームウォークによってインカージョンを引き起こしたことを知ったイルミナティによって拘束され、ブラックボルトに粛清された。
シニスター・ストレンジ(邪悪ストレンジ)
別の次元のストレンジ。MCUの世界のストレンジとの違いは乱れたロングヘアーで長い髭を持つこと。3つの目を持ち、ストレンジの前に立ちはだかる。ワンダと同様にダークホールドの力に魅了され堕落してしまっており、クリスティーンと一緒になるためダークホールドの力を使用した結果、自身の世界を荒廃させてしまったうえに、他のマルチバースのストレンジ達をドリームウォークを使って始末してきた。今作のヴィランの1人。なお、シニスター・ストレンジによるとMCUの世界以外のマルチバースのストレンジは皆ダークホールドを所持しており、目的の為に何かしらの力を使用していたとのこと。ワンダの手によって自身の世界へと来てしまったストレンジとダークホールドを巡って争奪戦を繰り広げるが、機転を効かせたストレンジによって敗北し、サンクタムから転落死する。
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ
演 - エリザベス・オルセン、日本語吹替 - 行成とあ[4][5]カオス・マジックやテレキネシス・テレパシーなどを使用できるアベンジャーズのメンバー。ウエストビューでの一件のその後、何処かの雪山の麓の山小屋に一人で隠遁生活を送りつつ、ダークホールドを使用して魔術の修行を行っていた。マルチバースに関する知識を持つ可能性を考慮され、ストレンジに協力を求められる。しかし、ウエストビューでの一件でダークホールドの力に魅了され、あらゆるマルチバース世界のワンダが息子たちと平穏に暮らす姿を何度も見た結果堕落してしまっており、喪った息子たちの母親に戻る為にチャベスから次元間・マルチバース間を移動できる能力を奪うことを画策し、執拗にチャベスを狙っている。今作のメインヴィラン。
マルチバースのワンダ
スプリーム・ストレンジが活動していた世界のワンダ。ビリーとトミーと共にウエストビューで平穏に暮らしている。MCU世界のワンダと同じ能力を持っている。
ウォン
演 - ベネディクト・ウォン、日本語吹替 - 田中美央[4][5]カマー・タージの書庫を管理・守護するマスターズ・オブ・ミスティック・アーツの魔術師でありストレンジの盟友。現在は5年間消滅していたストレンジに代わって至高の魔術師(ソーサラースプリーム)となっており、ストレンジより高い地位にある。
クリスティーン・パーマー(英語版)
演 - レイチェル・マクアダムス、日本語吹替 - 松下奈緒[4][5]ストレンジと一時期恋人関係だった救急救命医。新たなパートナーであるチャーリーと出会っており、冒頭でストレンジを友人として結婚式に招待する。
マルチバースのクリスティーン
スプリーム・ストレンジが活動していた世界のクリスティーン。ストレンジが死亡したことがきっかけでマルチバースについて研究を行うイルミナティの研究員となっている。最初はイルミナティと同様にストレンジを脅威とみなしていたが、ワンダがイルミナティの本部を襲撃してきたのを機にチャベスに説得され、ストレンジ達と行動を共にする。
アメリカ・チャベス(英語版)
演 - ソーチー・ゴメス、日本語吹替 - 鬼頭明里[6][5]空間に星形の穴を開けて、次元間・マルチバース間を物理的に移動する能力を持つ少女。しかし、能力の制御が出来ておらず危機的状況にならなければ能力が発動できない。マルチバースを行き来出来る能力を持っている事から、ワンダに執拗に狙われる。MCUの世界に逃げ込んだ際に怪物に襲われていたところをストレンジに救われ、カマー・タージで保護されるが、自身の能力を狙って襲撃してきたワンダに力を奪われかけるが、無意識に発動させた能力でストレンジと共にスプリーム・ストレンジの世界へと逃げ込む。
その他の登場人物
ニコデマス・ウエスト
演 - マイケル・スタールバーグ、日本語吹替 - 志村知幸[5]クリスティーンの同僚の医師で、ストレンジの元同僚で友人。今作でデシメーションの影響で5年間消滅していたことが判明しており、その間に2匹の飼い猫と兄が逝去している。ストレンジと共にクリスティーンの結婚式に出席する。
トミー・マキシモフ


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