ドキュメンタリー
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ドキュメンタリーにはいくつかの小ジャンルが存在する[7]。(リアリティ番組#「構成のない」ドキュメンタリーも参照のこと)

ダイレクトシネマ(英語版)(direct cinema)- ナレーションインタビューBGMを排除したドキュメンタリー。日本では想田和弘が観察映画と称して制作している。

セルフドキュメンタリー(Self documentary/Participatory documentary)- 作者が自らや家族などの周辺人物を撮影対象としたドキュメンタリー。参加型ドキュメンタリーとも。

フェイクドキュメンタリー (Mockumentary)- モキュメンタリ―とも。ドキュメンタリー調に制作されたフィクション。

リアリティーショー(Reality television) - 現実に起こっている劇的な状況に一般人出演者たち(無名の芸能人なども含む)が直面するさまを映し出したドキュメンタリー。主にテレビ番組で放送される。恋愛リアリティーショーや調査・捜索番組などが主な例である。

インタビュードキュメンタリー(Interview documentary) - インタビューを基調として構成されたドキュメンタリー。TBSの「日の丸」(1967年2月9日)など。

エッセイスティックドキュメンタリー(Essayistic documentary) - 作者によるエッセイのようなナレーションによって進行するドキュメンタリー。エッセイ映画

リフレクシブドキュメンタリー(Reflexive documentary) - ドキュメンタリーの信憑性を懐疑し、作品の構成に注意を向けさせるドキュメンタリー。

ハイブリッドドキュメンタリー(Hybrid documentary) - 何を理解するべきか明確ではない、作者と視聴者の間に対話が生まれるドキュメンタリー。

パフォーマンスドキュメンタリー(Performative documentary) - コンサート演劇を記録したドキュメンタリー。

アニメーションドキュメンタリー(Animation documentary) - アニメーションによって構成されたドキュメンタリー。

教育ドキュメンタリー(Educational films) - 教育目的に制作されたドキュメンタリー。

日本以外の代表的ドキュメンタリー

極北の怪異 (極北のナヌーク)(1922年、イギリス) ロバート・フラハティ

カメラを持った男 (1929年、ソ連) ジガ・ヴェルトフ

糧なき土地(英語版)(1932年、スペイン) ルイス・ブニュエル

アラン (1934年、イギリス) ロバート・フラハティ

意志の勝利 (1935年、ドイツ) レニ・リーフェンシュタール

オリンピア(第1部:『民族の祭典』Fest der Volker /第2部:『美の祭典』Fest der Schonheit) (1938年、ドイツ) レニ・リーフェンシュタール

Why We Fight (なぜ我々は戦うのか) (1942?45年、アメリカ)フランク・キャプラ

ヴァン・ゴッホ (1949年、フランス) アラン・レネ

砂漠は生きている (1953年、アメリカ) ジェームズ・アルガー、ウォルト・ディズニー

夜と霧 (1955年、フランス) アラン・レネ

沈黙の世界(1956年、フランス) ジャック=イヴ・クストールイ・マル

世界残酷物語 (1962年、イタリア) グァルティエロ・ヤコペッティ

ベトナムから遠く離れて (1967年、フランス) クリス・マルケルジャン=リュック・ゴダール、アラン・レネ、ウィリアム・クラインヨリス・イヴェンスアニエス・ヴァルダクロード・ルルーシュ

チチカット・フォーリーズ (1967年、アメリカ) フレデリック・ワイズマン

ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間 (1970年、アメリカ) マイケル・ウォドレー(英語版)

リトアニアへの旅の追憶 (1972年、アメリカ) ジョナス・メカス

ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実 (1974年、アメリカ) ピーター・デイビス

アトミック・カフェ (1982年、アメリカ) ケビン・ラファティ他

サン・ソレイユ (1982年、フランス) クリス・マルケル

コヤニスカッツィ (1982年、アメリカ) ゴッドフリー・レッジョ(英語版)

残酷を超えた驚愕ドキュメント・カランバ (1983年、イタリア) アントニオ・クリマーティ、マリオ・モッラ

ハーヴェイ・ミルク (1984年、アメリカ) ロバート・エプスタイン

東京画 (1985年、ドイツ) ヴィム・ヴェンダース

SHOAH ショア (1985年、フランス) クロード・ランズマン

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