レーダー提督は空母の必要性を痛感しており、そのため海軍航空隊の設立と空母の建造をヒトラーに要求してはいたが、Z計画でも僅か4隻に留まるにもかかわらず、ポケット戦艦の後継艦の装甲艦は12隻も計画されていた。空軍側も空母航空隊の管轄問題で非協力的な態度を示した為に計画は遅延し、最終的には艦載機が空軍の所属となる事で決着した。グラーフ・ツェッペリンは1940年にはほぼ完成したが建造が中止され、85-90%の完成状態のままに置かれていた。艦載機はその航続力を生かして陸上に配備された。1942年に再開されたが、1943年に再び建造中止された為、1945年1月に自沈した。1942年に空母改装が決定したウェーザー
(アドミラル・ヒッパー級4番艦、ザイドリッツを建造中に改装)は20cm主砲塔2基を撤去した段階で放置されたまま終戦まで係留されていた。
表
話
編
歴
ドイツの海軍
ドイツ統一以前
ブランデンブルク海軍(ドイツ語版)(16世紀 - 1701年)
プロイセン海軍(ドイツ語版)(1701年 - 1867年)
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン海軍(ドイツ語版)(1848年 - 1851年)
オーストリア=ハンガリー帝国海軍(1786年 - 1918年)
ドイツ連邦
ライヒ艦隊(ドイツ語版)(1848年 - 1852年)
1865年連邦艦隊計画(ドイツ語版) (計画)
北ドイツ連邦
北ドイツ連邦海軍(ドイツ語版)(1867年 - 1871年)
ドイツ帝国
ドイツ帝国海軍(1871年 - 1918年)
ヴァイマル共和政
ヴァイマル共和国海軍(1919年 - 1935年)
第三帝国
ドイツ国防軍海軍(1935年 - 1945年)
連合軍軍政期
ドイツ特別掃海隊(ドイツ語版)(1945年 - 1947年)
労務部隊B(1951年 - 1957年)
ドイツ連邦海上国境警備隊(ドイツ語版)(1951年 - 1956年、西独)
海上警察本部(ドイツ語版)(1950年 - 1956年、東独)
第二次世界大戦後
ドイツ海軍(1956年 - 現在)
人民海軍(1956年 - 1990年、東独)
典拠管理データベース
全般
VIAF
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