トリック_(テレビドラマ)
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木曜ドラマ TRICK?Troisieme partie?(第3シリーズ、2003年)
2003年10月16日から12月18日まで毎週木曜日21:00 - 21:54に、「木曜ドラマ」枠で放送された。前時間帯(木曜ミステリー)枠の『新・京都迷宮案内』が、『西部警察2003』の放送中止により2004年1月期スタートから繰り上がったため、どちらの作品にも出演している野際陽子が、同局同曜日のドラマに続けて出演する事となった。DVD化等の際に『TRICK ?Troisieme partie?』(トロワジェムパルティー、仏語で「第3シリーズ」の意)に改題。テレビでの再放送時には『TRICK3』の題が用いられた。なお自然に割れる卵の黄身の色は金色である。
TRICK 新作スペシャル(2005年)
2005年11月13日日曜日、21:00 - 23:14の日曜洋画劇場枠で放送[3]。本作以降ハイビジョン放送となった。2006年6月4日、21:00に『トリック まだまだ新作スペシャル』としてアンコール放送。視聴率は24.7%。さらに、新作スペシャル2の放送に合わせて、2010年5月15日の14:58より製作局のテレビ朝日を除いて一部系列局等で、2度目の再放送が行われた。その際の番組名は「TRICK 新作スペシャル(再)」。
TRICK 新作スペシャル2(2010年)
2010年5月15日土曜日、21:00 - 23:06の土曜ワイド劇場枠で放送[4]。ハイビジョン制作。『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』の1週間前の出来事として描かれている。登場人物、ストーリー等「悪魔の手毬唄」のオマージュ的な部分が多い。視聴率は17.4%(関東地区)。小説版では、「死を呼ぶ子守唄」の副題が追加されている。
TRICK 新作スペシャル3(2014年)
2014年1月12日日曜日21:00 - 23:10の日曜エンターテインメント枠で放送[5][注 3]。『トリック劇場版 ラストステージ』の前日譚として描かれている。登場人物などから『犬神家の一族』のオマージュ的部分が見られる。今作に出演している石田太郎は放送前に急死しており、テレビドラマにおける石田の遺作、また同じく今作に出演しているケーシー高峰も最後のドラマ出演になった[注 4]
登場人物[ソースを編集]詳細はそれぞれの役名を、他の登場人物は「トリックの登場人物」を参照
山田奈緒子
演 - 仲間由紀恵(少女時代:塚本璃子(現・成海璃子))本作の主人公。自称天才美人マジシャンだが、すぐクビになり、家賃も払えないほどの貧乏暮らし。インチキ超能力者を見ると黙っていられない性分で、マジックの原理を使って数々のトリックを見破る。決め台詞は「お前のやったことは全てお見通しだ!」(エピソード毎にアレンジがある)である。髪は黒髪ロングでセンター分け、いつも地味なセーターとロングスカートを着ているが、一度だけノースリーブ、パンツルックの回がある。マジシャンとしてのヘアスタイルはお団子で衣装は主にチャイナ服である。友達はペットのハムスターと亀しかいないらしい。寝相と寝言がひどく、幼少のころより笑うことが苦手で、「ウヒョヒョヒョ!」「エヘヘヘ!」といった妙な笑い方をする。掛け声や悲鳴は「うにゃー!」「にゃっ!」である。貧乳がコンプレックス。かなり見栄っ張りな性格。
上田次郎
演 - 阿部寛本作のもう一人の主人公。日本科学技術大学の教授(第1シリーズでは助教授)で、専門は物理学。自称天才物理学者で、どんな怪奇現象も科学で解明できる、といった持論がある。態度がデカいが気は小さく、怪奇現象を見るとすぐに気絶し、簡単なトリックにはコロっと騙されてしまう。事あるごとに奈緒子に頼っている。著作本は「どんと来い!超常現象1 - 5」「なぜベストを尽くさないのか」「IQ200」(本人によると本当はIQ220らしい)。ツンツンヘアに、メガネ、長袖のワイシャツにベスト、スラックス姿である。巨根すぎる為に女性経験がないことがコンプレックス。
矢部謙三
演 - 生瀬勝久奈緒子と上田が事件に遭遇すると、なぜか決まって現れ、事態をさらに複雑にしていく公安部所属の警部補。誰が見てもバレバレのカツラをしており、本人はカツラの事実を決して認めないが、「ずれている」「偽物」という言葉や方言の「ズラ!」などには過剰反応をする。カツラの下に薄く生えているような発言があるが、外れるとモザイクがかかり見えない。権威の低い者には厳しく、逆に権威の高い者には弱い。関西出身で関西弁を話す。
山田里見
演 - 野際陽子奈緒子の母。書道家。若いころは黒門島でシャーマンとして過ごしていたが、後に夫となる剛三が現れて彼とともに島を抜け出す。夫とのプロポーズの会話はフランス語であり、奈緒子に「なんでフランス語?」とつっこまれた。今は長野県で書道教室を営み、子供たちに書道を教えながら暮らしている。決めセリフは「全部ごりっとお見通しだ!」と「文字には不思議な力があります[注 5]」。奈緒子とは対照に金儲けが得意である。彼女も奈緒子と同じく笑うのが下手。
スタッフ[ソースを編集]

脚本 - 蒔田光治林誠人太田愛福田卓郎

音楽 - 辻陽

タイトルバック - 薗田賢次(TRICK1・2)、熊坂出(TRICK3)

チーフプロデューサー - 桑田潔(テレビ朝日

プロデューサー - 蒔田光治、阿部謙三、山内章弘(東宝)

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