トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
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この処置に対し被害にあった女性の家族は、スタジオとロケーション担当者が安全義務を怠ったとして法的措置を取る構えを取っていたが、2012年5月、パラマウント・ピクチャーズが女性の家族に1,850万ドル(日本円で約14億6,000万円)を支払うことで和解した[15]

事故に遭った女性エキストラはロヨラ医療センターで脳外科手術を受けたことで一命を取り留め、脳を損傷したことで体の一部が麻痺し、事故のショックから一時期会話ができなかったが回復に向かった模様[16]
ロケ地

シカゴデトロイトワシントンD.C.などでロケが行われ、特にシカゴでは12ブロックに渡る区画を封鎖し、大規模なロケが行われた[17]

ディラン・グールドの自慢のクラシックカーが多く登場する会社のシーンは、ウィスコンシン州にあるミルウォーキー・アート・ミュージアムでのロケ[18]。ベイ監督が毎年手掛けているヴィクトリアズ・シークレットのクリスマス商戦向けテレビコマーシャルの2010年版で、同美術館が使われており[19]、カーリー役のロージー・ハンティントン=ホワイトリーも毎年、妖艶なランジェリー姿で出演している。撮影時のドキュメンタリー[20]で、監督が本映画の撮影を中断し週末を利用してコマーシャル撮影に臨んだことをスタッフが明かしている[21]が、屋外ロケのシーンはシカゴ市内のラサール橋で2010年8月に行われ、移動が少なくて済む工夫が見られる。
プロモーション

アメリカではハズブロがメインとなり、6歳から15歳までの子供をバンブルビー・カマロが学校まで送ってくれるというキャンペーンを展開[22]。オープン懸賞で、ハワイ州アラスカ州を除く、保護者の許可を得たファンのみが応募できる。バンブルビー・カマロで登校した後、学校でオプティマス・トレーラーが待機し、トレーラーの中に準備してある$1,000ドル以上のハズブロの商品も贈呈される[23]。応募期間は8月17日から10月20日までで11月上旬に優勝者が発表される[24]

日本では公開に先駆け、大阪市内(7月16日と17日の2日間)と東京都内(7月23日)[25]の計3日間、オプティマス・トレーラーとバンブルビー・カマロが「警備」「パトロール」という名目で1日中、一般道を走った。1日目の7月16日夜、大阪市北区にある大阪市役所でおこなわれたジャパン・プレミアの際も、2台とも横付けされキャスト、監督と共に報道陣のカメラに収まった。東京は1日のみで、スタートは博品館TOY PARK銀座本店からとなった[26]
反響・評価

アメリカの映画評論家マット・ゾーラー・サイツにより米文芸サイトSalon.comで発表された「映画史上最も騒々しい映画10本(The 10 Loudest Movie Ever)」にて1位に選ばれた。また、2位にもマイケル・ベイ監督による『アルマゲドン』がランクインしている。

日本では前作は興行的には1作目を下回ったが、本作品は8月28日付けで3D体験者(鑑賞者)が、200万人を突破し、観客動員数全体は250万人を越えている。興行収入も40億円を突破[27]しており、1作目の記録を抜いてシリーズ最高となった。また、3Dでの鑑賞率は91%であり、『アバター』の数値を上回っている。

アカデミー賞視覚効果賞音響編集賞録音賞にノミネートされた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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