トラシュマコス
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弁論術(レートリケー)に演技的要素を持ち込むなど、その発展史において、欠かすことのできない人物とされ、プラトンの『パイドロス』において頻繁に言及される(261C, 266C, 267C-D, 269D, 271A)他、アリストテレスの『詭弁論駁論』の末尾(第34章183b31-32)や、『弁論術』3巻の冒頭(第1章)においても言及されている[1][2]。また、プラトンの『国家』第1巻においては、中心的な話者として登場させられ、(『ゴルギアス』におけるカリクレスの議論に類似した)「強者の論理」を振りかざしてソクラテスに議論をふっかけたり、ソクラテスの姿勢批判を行う人物として描かれている。
脚注^ a b トラシュマコスとは - コトバンク
^ a b 『国家(下)』岩波文庫
関連項目
ソフィスト
『国家』
『パイドロス』
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