トム・ヨーク
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生まれた時、彼の左目は開いていなかった。これが原因で、アビントン・スクールでは「サラマンダー」(=サンショウウオ)というあだ名で呼ばれていた。6歳までに筋肉移植の手術を5回も受けているが、後遺症が残ってしまい、トムは「最初の医者がしくじりやがった」と憤っている[35]

本国やアメリカでは、顔がロシアプーチンに似ていると話の種にされることがある。メンバーのエド・オブライエンの公式ダイアリーでも、それについて触れている。

自家にいる際は、ニュースチャンネルに一日中かぶりついていることもあるらしい。また、ラジオをいつも持ち歩いている。

エクセター大学の卒業作品で取り組んだのは、Macintoshを使い、ミケランジェロの絵画の色をすべて変えて、自分の作品に仕立て上げるというもの。

マルタン・マルジェラの服を度々着用している。

オアシスノエル・ギャラガーは、トムのネガティヴな歌詞について批判的に発言する一方、新譜が出る度に毎回購入し、「ライブでは一発お見舞いされる」と発言するなど、その前衛性と革新性について高く評価している。『OK コンピューター』の収録曲「カーマ・ポリス」は、レディオヘッド・ベストに挙げられている。

ブラーを絶賛しており、シングル「アウト・オブ・タイム」を名曲だと発言した。また、彼らの3rdアルバム『パークライフ』を「素晴らしいアルバムだよ。(リリース時は)あれに負けないようなアルバムを作らなきゃいけないって思った」などと発言をしていた。ちなみに、その時に制作していたアルバムが『ザ・ベンズ』である。

自身、趣味が悩む事と称している通り、音楽雑誌などのメディアからインタビューなどを受けても、バンドの環境や自分の声質など常に何かに悩んでいる事がうかがえる。また、本人曰く「自分の減らず口と皮肉さは最大の悩み事であり、最大の取り柄である」と語っている。

村上春樹を愛読している。村上春樹の方も著作「海辺のカフカ」の中で主人公の少年がレディオヘッドのキッド Aを聴く描写をしている。

[1995年アンケートより]

趣味:バンドをやる事、眠る事、悩む事。

好きなアーティスト:ピクシーズマガジンザ・フォールジョイ・ディヴィジョンジャパンR.E.M.ザ・キュアーパブリック・エナミークイーンエルヴィス・コステロビョークシガー・ロスetc

好きな本:BEN OKRI "The Famished Road"(ベン・オクリ『満たされぬ道』・訳:金原瑞人

好きな映画:"A NIGHT ON EARTH" "LES AMANTS DU PONT-NEUF" "ARTHUR"


ディスコグラフィー

アルバム

The Eraser (2006)

Spitting Feathers(2006) ※日本限定版

Tomorrow's Modern Boxes (2014)

Suspiria(2018) ※同名映画(
ルカ・グァダニーノ監督)のサウンドトラック

Anima (2019)

シングル

FeelingPulledApartByHorses / TheHollowEarth(2009)

Hearing Damage(2009)

YouWouldn’tLikeMeWhenI’mAngry(2017)

5.17 / That's How Horses Are(2022)

コラボレーション

Nattura(2008)

Shipwreck(2011)

This(2012)

Daily Battles(2019)

Her Revolution / His Rope(2020)

リミックス

The Eraser Rmxs(2008)

Not the News Rmx(2019)

Creep (Very 2021 Rmx)(2021)

GAZZILLION EAR (THOM YORKE MAN ON FIRE REMIX)(2021)

サウンドトラック

The UK Gold(2013)

Why Can't We Get Along(2018) ※Rag & Boneショートフィルム

Time of Day(2018)

Suspiria(2018)

プロデュース

Suspiria(2018)

Sus Dog(2023)

脚注[脚注の使い方]
注釈^ ただし、Kid A?アムニージアック期のセッション・レコーディングを振り返り「あの時期のバンドを国連に例えるなら僕がアメリカの立場だった」と様々なメディアで発言している。(SPINNME他)この時期は特に、OK コンピューター後はロックポップス的作風への回帰を志向していたエド・オブライエンとの意見の折衝が大きかったようである

出典^ McLean, Craig (2006年6月18日). “All messed up”. London: guardian.co.uk. https://www.theguardian.com/music/2006/jun/18/9 2020年12月13日閲覧。 
^ “ ⇒All messed up”. guardian.co.uk (2006年6月18日). 2009年7月9日閲覧。
^ “ ⇒Thom Yorke to exhibit Radiohead artwork?”. NME (2006年11月13日). 2009年7月9日閲覧。
^ “ ⇒AllMusic - Tchocky - Overview”. allmusic.com. 2012年7月28日閲覧。
^ Force, Chris (2007年9月11日). “Thom Yorke, Longtime Radiohead Artist Issue Art Collection”. alarmpress.com. 2009年9月5日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2009年7月9日閲覧。
^ Jones, Alice (2009年3月25日). “ ⇒The Dark Art of Radiohead”. independent.co.uk. 2009年7月9日閲覧。
^ a b c Prato, Greg. Thom Yorke 。Biography & History - オールミュージック. 2020年12月13日閲覧。
^ Leahey, Andrew (September 2007). “Book reviews: Dead Children Playing: A Picture Book”. CMJ 64 (151): 62. 
^ “ ⇒Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。
^ Rolling Stone. “ ⇒100 Greatest Singers: Thom Yorke”. 2013年5月26日閲覧。
^“Marriage secret of Radiohead star and the woman he lost to cancer”. ⇒http://www.thetimes.co.uk/article/marriage-secret-of-radiohead-star-and-the-woman-he-lost-to-cancer-97pt6lkql 2016年12月27日閲覧。 
^ “Thom Yorke - Here's The Thing - WNYC Studios” (英語). Wnycstudios.org. 2018年1月3日閲覧。
^ Narwan, Gurpreet; Karim, Fariha (2016年12月24日). ⇒“Marriage secret of Radiohead star and the woman he lost to cancer”. The Times. ⇒http://www.thetimes.co.uk/article/marriage-secret-of-radiohead-star-and-the-woman-he-lost-to-cancer-97pt6lkql 2016年12月27日閲覧。 
^ “Thom Yorke and Rachel Owen announce separation”. NME. 2015年8月18日閲覧。
^ “トム・ヨーク、妻レイチェル・オーウェンと別れたことを明かす 。


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