トミー_(企業)
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玩具の製造拠点として「輸出玩具工場団地」を提唱し、栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまちを造成。その中心的存在だったが、1996年におもちゃのまち内の事業所の看板をすべてトミーテックなどの関連企業名に付け替えたために、トミーがおもちゃのまちから撤退したと話題になった。トミーテックはその後も同所で操業を続けている。2008年、タカラトミーは直営店舗「おもちゃのまちのおもちゃやさん」を開業し、おもちゃのまち内で事業所を復活させたが、2013年3月24日に閉店した。

東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーになっており、ディズニー関連の商品の製造販売もしている。

ロゴマークは3回変更しており、トミー工業に社名を変更した1963年に「なかよしマーク」と呼ばれるデザインを制定し、1983年に赤い丸文字のロゴに変更、2000年に現行のタカラトミーにも引き継がれる青色のロゴとなった。このほか、1980年代初頭には鉄道模型の「TOMIX」で初代から3代目のいずれとも異なる角型の青いロゴを雑誌広告などで使用していたことがある。

CMの最後に流れるサウンドロゴの商品名のジングルでは「なかよしマーク」ロゴとなっていたが、1983年以降は赤い丸文字のロゴになっており、2000年以降は青色のロゴの下の表示に「Dream Energy」となっていたことがあった。また、提供読みでは「世界のともだち日本のトミー」とアナウンスされていたが、1983年以降は「トミー」[5]とアナウンスされるようになった。2006年3月より、同業のタカラと合併してタカラトミーが誕生したことを機に、提供読みも「タカラトミー」となる。なお、合併後としては初の提供番組であった。放送期間中は『ドラえもん』を皮切りに、『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』、『韋駄天翔』、『ゾイドジェネシス』等についても同様の措置が取られていた(『シュガシュガルーン』を除く)。
沿革

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1924年 - 富山栄市郎により西巣鴨にて富山玩具製作所が創業。

1925年 - 本所区太平町(現・墨田区太平)に移転。金属玩具製造を個営で始める。

1927年 - 規模と業容拡大のため向島区寺島町に移転。合資会社富山工場を設立。

1933年 - 富山工場に玩具研究部開設。

1941年 - 業務拡張のため太陽木工場を葛飾区本田立石町(現・立石)に再移転して設立。

1945年 - 寺島町の工場を処分、機械を立石の工場に集約。

1949年 - 合資会社富山工場として業務を再開。

1951年 - 大型フリクション玩具「B29」大ヒット。

1952年 - 富山工場を合資会社三陽玩具製作所に名称変更。

1953年1月17日 - 三陽玩具製作所を改組し、三陽工業株式会社を設立。

1957年 - 樹脂玩具設計部門開設。

1959年 - 営業部門を独立させ富山商事株式会社を設立する。トミー工業株式会社の営業部門が独立する形で、株式会社トミーが発足する[6]鉄道玩具「プラレール」の起源となる「プラスチック汽車・レールセット」発売。

1963年 - 三陽工業株式会社をトミー工業株式会社に社名変更。富山商事株式会社を株式会社トミーに社名変更。

1964年 - 大阪出張所を開設。

1965年 - 栃木県下都賀郡壬生町(現・おもちゃのまち)にて壬生事業所を操業開始。

1966年 - トミー・ディベロップメント・センター開設。

1967年 - 皇太子、壬生事業所を視察。

1968年 - 本社屋火災。

1969年 - 立石に本社社屋を新築。

1970年 - 香港に製造子会社TOMY(HONG KONG)LTD.を設立。ダイキャストミニカーの「トミカ」発売。

1972年 - トミー・シンガポール設立。

1973年 - 米国にトミー・コーポレーション設立。

1974年 - 富山栄市郎が代表取締役会長に、富山允就が代表取締役社長に就任。消費者センター設立。

1975年 - 黒ひげ危機一発発売。小型アナログゲーム、ポケットメイト発売(1984年まで)

1976年 - 鉄道模型ブランド「TOMIX」創設。

1977年 - 立石に本社ビル本館を新築。

1980年 - 開発本部にハンディキャップ・トイ研究室を設置、障害者向け玩具の開発を開始。

1981年 - トミー・カナダを設立。

1982年 - イギリスに子会社TOMY UK LTD.を設立。16bitコンピュータ「ぴゅう太」を発売。

1983年 - 東京ディズニーランドにオフィシャルスポンサーとして参加。「ゾイド」を発売。

1985年 - フランスに子会社TOMY FRANCE SARL.を設立。

1986年 - トミー流通サービス株式会社設立。コレコ社と業務提携しトミー・コーポレーションとトミー・カナダを売却。富山允就が代表取締役会長に、富山幹太郎が代表取締役社長に就任。

1987年 - タイに子会社TOMY(THAILAND)LTD.を設立。

1988年 - 立石に子会社ユージンを設立。

1989年 - コレコから北米販売権を買い戻す。販売子会社の旧株式会社トミーとトミー工業株式会社を吸収合併し、商号を株式会社トミーに変更する。

1990年 - 壬生町にトミー興産株式会社、トミー化成株式会社を設立。

1991年 - シンガポール工場生産中止。

1994年 - 立石に株式会社ユーメイト、株式会社ティーシーシー、株式会社トムニックを設立。

1995年 - 玩具卸問屋ピー・アンド・ピーの全株式を取得。葛飾区四ッ木に子会社トミーインタラクティブを設立。TD2スタジオ開設。

1996年 - 四ッ木にトミーエンジニアリングサービスを設立。壬生町に株式会社トミーテック設立。千葉県流山市野々下にユーエースを設立。立石にトミーシステムデザインを設立。

1997年 - 日本証券業協会に株式を店頭登録。葛飾区に株式会社プレイキングダムを設立。

1998年 - 米国にTOMY CORPORATIONを設立。米国の玩具メーカーハズブロと提携。

1999年 - 東証2部上場。米国にTOMY YUJIN CORPORATIONを設立。

2000年 - 東証1部上場。

2001年 - 鉄道模型ブランド「TOMIX」の製造・販売を、子会社トミーテックに移管(発売は引き続きトミー)。TES・トムニック・TCCを合併し、トミーデベロップメントセンター設立。株式会社ハートランドを設立。キャッチコピー「Dream Energy」を使用開始。

2003年 - グローテックインターナショナル株式会社、株式会社トミーゼネラルサービス、株式会社トミーリンクを設立。

2004年 - 英国に子会社TOMY YUJIN EUROPE LTD.を設立。中国に子会社TOMY (SHENZHEN)LTD.、TOMY(SHANGHAI)LTD.を設立。株式会社オムニクルを設立。

2005年

5月13日 - トミーとタカラが合併することで合意[2][3]

10月8日 - クッキー・ジャーと共同開発した『スパイダーライダーズ』が日本での展開を開始。2006年4月には、テレビ東京系ほかで『スパイダーライダーズ ?オラクルの勇者たち?』が放送された。


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