2002年の統計では、
グルジア人 84.2%
アルメニア人 7.6%
ロシア人 3.0%
アゼリー人 1.0%
オセット人 0.9%
ギリシャ人 0.4%
などとなっており、年々グルジア人(カルトヴェリ人およびその支族とされるミングレル人、ラズ人、スヴァン人など。統計上は区分されていない)の割合が高まっている。住民の85%がキリスト教の信者であり、グルジア正教会を中心にロシア正教会・アルメニア教会を信奉している。イスラム教は主としてスンナ派で人口の8%、ユダヤ教の信者は2%である。 1918年に創設されたトビリシ国立大学など、多数の高等教育機関や、劇場、博物館、国立オペラ・バレエ劇場などがあり、学術・文化面でも重要な都市である。また、たくさんの古い教会があるほか、モスクやシナゴーグもある。2004年には至聖三者大聖堂(ツミンダ・サメバ大聖堂)が竣工した。クラ川東岸、トビリシ旧市街
文化
トビリシ市街南西部の、険しいナリカラの丘の上にあるナリカラ要塞は4世紀にサーサーン朝が不快要塞 (シュリス・ツィヘ)[注釈 1]という名で建設し[6]、後にモンゴル帝国がナリカラと改名した。ナリカラ要塞の横にはカルトリス・デダ(英語版) (ジョージアの母像)が、丘の向こうにはトビリシ植物園(英語版)がある。ナリカラの丘の麓には温泉街で有名なアバノツバニがあり、旧市街の趣が感じ取られる。 トビリシは以下の都市と姉妹都市の提携をしている。
メテヒ教会とヴァフタング1世像。ムトゥクワリ川 (クラ川)
2016年2月1日より発行されている20ラリ新札の裏面に描かれたヴァフタング1世像。ナリカラ要塞やトビリシ旧市街、18世紀に書かれたトビリシの古地図が他にも印刷されている。
アバノツバニ地区の温泉。ドーム状の建物の内部に温泉がある。
ナリカラ要塞よりトビリシ市街を臨む (2016年)
交通ルスタヴェリ大通り
2つの路線の地下鉄(トビリシ地下鉄)があり、トビリシ中央駅前の駅前広場第一駅と駅前広場第二駅が唯一の乗り換え駅。3号線の計画がある。トラムもある。
グルジア鉄道のトビリシ中央駅から、アゼルバイジャンのバクー、アルメニアのエレバン行きの列車がある。
中央バスターミナルからは、バクー、エレバン、トルコのイスタンブールなどへ国際バス路線がある。
18kmほど郊外にトビリシ国際空港がある。
ライク公園(グルジア語版)からナリカラ要塞のあるナリカラ丘の頂上まで、ロープウェイが運行されている。
出身者詳細は「Category:トビリシ出身の人物」を参照
カハ・カラーゼ - 元サッカー選手[7]、現政治家(トビリシ市長)
ミヘイル・サアカシュヴィリ - 政治家
ズラブ・ジワニア - 政治家
ロマン・コンドラチェンコ - 軍人
ボリス・アクーニン - 作家
ゲオールギイ・ベリーエフ - 航空機設計者
ミハイル・イッポリトフ=イワノフ - 作曲家
アラム・ハチャトゥリアン - 作曲家
ケイティ・メルア - ミュージシャン
トリオ・マンディリ - ミュージシャン
テンギズ・アブラゼ - 映画監督
ゲオルギ・ダネリア - 映画監督
セルゲイ・パラジャーノフ - 映画監督
マイア・チブルダニゼ - チェスプレイヤー
ノナ・ガプリンダシヴィリ - チェスプレイヤー
チグラン・ペトロシアン - チェスプレイヤー
アレクサンドル・トラーゼ - ピアニスト
リサ・バティアシュヴィリ - ヴァイオリニスト
エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ - フィギュアスケート選手
ザザ・パチュリア - バスケットボール選手
ヴィクトル・サニキゼ - バスケットボール選手
ハンナ・メルニチェンコ - 陸上競技選手
黒海太(四股名:黒海) - 大相撲力士
臥牙丸勝(四股名:臥牙丸) - 大相撲力士
ジャバ・ブレグヴァゼ - ラグビー選手
ニコロズ・カティアシヴィリ - ラグビー選手
フヴィチャ・クヴァラツヘリア - サッカー選手
姉妹都市