トニー・スターク
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またタイム泥棒作戦時には、2012年時のトニーがアレクサンダー・ピアースと顔を合わせて揉めた際に、タイムトラベルして来たスコット・ラング/アントマンによって身に付けていたアーク・リアクターをショートされて不整脈を起こし、当時のソーに救われる場面や、1970年にタイムトラベルした際には、“キャンプ・リーハイ”でその髭面を訝しがられるという滑稽な場面も見せる[注釈 13]。物語序盤、壊れた“ベネター号”でネビュラと共に支え合いながら宇宙を22日間も彷徨い[注釈 14]、心も体も衰弱しきっていたところをキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルに救われ、地球に帰還。スティーブやナターシャ、ソーたちとも久々に再会するが、ピーターやストレンジ、クイルたちを目の前で失った心の傷や絶望感と精神的ダメージは深く、スティーブたちが計画したサノス襲撃に消極的な態度をとり、アベンジャーズの内乱での遺恨から八つ当たり同然にスティーブを責めてしまう。デシメーションから5年後、ペッパーやモーガンと郊外で隠遁生活を送っていたところ、訪問してきたスティーブたちにタイム泥棒作戦への参加を依頼されるが、妻子のいる今の生活を守りたいために断る。だが、ピーターを眼前で失った悲劇を覆せるかも知れないという可能性を見過ごせず、スティーブたちのタイム泥棒作戦に足りない理論を導き出し、新開発した“タイムスペースGPS”を持ってアベンジャーズへと合流。スティーブと長年のわだかまりを解消し、彼の盾を返還する。タイム泥棒作戦ではスティーブ、ブルース、スコットとともに2012年のニューヨークに訪れ、当時のアベンジャーズがロキを連行する現場にてスコットと連携して“スペース・ストーン”を宿すテッセラクトを奪おうとするも、当時のハルクとロキに干渉されて失敗。そして、さらなるタイムトラベルに必要な“ピム粒子”とテッセラクトが保管されている1970年のキャンプ・リーハイにスティーブとともに赴き、テッセラクトを入手した直後、当時のハワードと出くわしてしまい、咄嗟に“ハワード・ポッツ”と名乗る。間もなく生まれる子ども(=トニー)のことを語るハワードに対し、ハグをしながら感謝の言葉を贈って別れた。2023年に戻ると、ナターシャが亡くなったことに心を傷めるも、ブルースやロケットと共に“ナノ・ガントレット”を作り、ブルースによる“スナップ”で5年前に消滅した全生命が復活したものの、同じくして2014年からタイムトラベルしてきたサノスの群勢との戦いに身を投じることになる。アベンジャーズ及び彼らと所縁ある戦士たちが戦地に駆けつけると、スティーブの号令で全面対決に突入し、リパルサーやユニ・ビームを使用しペッパーと共に空中戦を展開、その最中にピーターやストレンジとも再会。ストレンジからの合図を目にすると、ガントレットを奪ったサノスに掴みかかり、打撃を受けつつも6つのインフィニティ・ストーンを取り戻し、“アイアンマン・アーマー マーク85”に取り込みガントレットを形成して全ストーンから放出されるエネルギーに耐えながら、デシメーション発動に失敗したサノスに対して、「ならば私は、アイアンマンだ」と豪語しながら自らスナップを敢行。ストーンの力でサノスの群勢を全て消し去るも、スナップの反動で極度の深手を負ってしまい、駆け寄ってくれたローディ、ピーター、ペッパーや多くの戦友たちの前で息を引き取る。トニーの近親者たちやアベンジャーズ及び関係者たちが参列したトニーの葬儀では、彼がタイム泥棒作戦決行前に残したホログラムのビデオレターが再生され、その最後は生前にモーガンからの「3000回愛してる」で締められていた。そして一同からその最期を偲ばれる。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』には本人の直接の出演は無いものの、冒頭のミッドタウン高校のニュースチャンネルで、アベンジャーズのヒーローたちの追悼映像に映っているほか、ピーターたち複数の登場人物の台詞や回想内に頻繁に登場しており、それに加えてニューヨークやヨーロッパ各地でアイアンマンの壁画も描写される。
脚注
注釈^ 飲み物を注ぐ程度は難なく行なっているが、ペッパーのために3時間かけて作ったオムレツがいびつになるほど料理下手で、かなり雑な皿洗いもする描写がある。
^ ただし、マーク51から84までは劇中未登場である。
^ 高性能ツールとして使用されたサングラス各種の型番は、“Police”の“S1948 ネイマールjr.1”(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)[13]、“INITIUM”の“consept2”(『スパイダーマン:ホームカミング』)[13]と“INITIUM 3000”(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)[14]、“DITA”の“FLIGHT.006”『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』) [14]であり、FLIGHT.006は後に人工知能“E.D.I.T.H.”を搭載されてピーター・パーカー/スパイダーマンに託されることになる。
^ 『アイアンマン』ではクーペ[15]、『アイアンマン2』ではスパイダー[16]、『アイアンマン3』ではアウディ・R8 e-tron[17]に変更されていた。
^ MCU版のトニー・スタークがテスラ創業者のイーロン・マスクをイメージしているため、提供された。
^ チェスト・ピースの前には、インセンが外付けた車載用バッテリーに繋がった電磁石を心臓保護に使用していた。
^ コールソンがロキによって殉死したことを知ると、「馬鹿な奴」と悪態をつきながらも、本心では彼を深く偲んでおり、後にロキと対峙した際には、「もう一人の男を怒らせた。


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