トニカクカワイイ
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身長169.5cm(絶妙に170cmに届かない[7])。5月5日生まれのA型で星座は牡牛座。司に一目惚れし、交通事故で大怪我を負いながらも司に交際を申し込んだところ、「結婚してくれるなら付き合ってあげる」と言われ、即承諾。だがその後ナサは意識を失って(実際には意識を失う前にさらに司と会話していたが、怪我のせいでその記憶を一時的に失った)そのまま入院。司と再会できないまま、高校にも行く気になれず、司に再会することを願って少しでも多くの人に接するよう接客業などのアルバイトに明け暮れていたが、18歳になったある日に司の来訪を受け、「とにかく可愛い」との理由だけで即座に婚姻届を提出して、お互いのことをよく知らないまま正式に夫婦となる。司からは「だんな様」もしくは「ナサくん」と呼ばれている。渋谷区のアパート[8][注 3]に一人暮らししながら色々なアルバイトを掛け持ちしていたが、司に再会したため接客業をやる必要がなくなり、その後は主に在宅でプログラミングなどの仕事をしている。その仕事の手を止めずに、TVのクイズ番組に出題された問題に即答できるなど[9]、司などからは「どれだけマルチタスクなの」と思われている[10]。また何かに熱中すると限界まで止まらなくなり、「ブレーキがぶっ壊れている」とも司に思われている[11]。学生時代は成績がオール5で運動もできたが、仕事をデスクワークだけに変えてから外出が減り、かなり体力は衰えている[12]。18巻で普通自動車免許を取得。中学時代の担任教師であった柳直子からは、結婚したのなら高卒の資格を取って大学に行ったり就職したりするなど、将来的に安定する生活をすることを勧められたが、今は司との時間を大事にしたいと語っている。
性格と言動
性格はポジティブでコミュニケーション能力が高い。心の底から司のことが好きであり、司は宇宙一可愛いとの信念を持っている。また、司の服の匂いをこっそり嗅いだり、一緒に安いホテルへ泊まることを妄想したり、司の写真を大量に激写したりするなど年頃の男の子らしい一面もある。恋愛に対しては積極的ではあるが不慣れであり、司を抱きしめたりキスしたりするたびに赤面している。一方、結構自分の欲望に正直で、(嘘はつきたくなく、男らしくありたいため)司の学校制服姿や下着姿、着替えなどが見たいと司にはっきり言ったことが何度かあり、司には照れられながらもその場で、あるいは「そのうち」と応じられている。
得意不得意
「星空」と書いて「ナサ」と読む名前へのコンプレックスから、NASA(アメリカ航空宇宙局) よりすごい人間になろうとして勉強に打ち込んできた努力家で、全国模試の連続1位記録を持ち、どの教科も最高成績だった。「NASAより早く光速になる男」が口癖。LINEのプロフィール及びアイコン画像は、コンピュータ発明の父ジョン・フォン・ノイマンである[13]。最終学歴は中卒だが、高校の教科書を見て「簡単」「この程度」と思うほどで[14]、そのずば抜けた学力は周囲から認められている。また、壊れていた古いパソコンや掃除機などを自分で修理したりエアコンの取り付け工事を自分で行えたりするほど、知識豊富で器用。さらに経営破綻状態だった有栖川家の銭湯を、経営改革から風呂釜、掃除道具などの改良・改造などを行って黒字に建て直したほどの経営ノウハウや技術力を持ち、要からは「トニー・ス●ークの生まれ変わり」と表現されている。だがデリカシーや他人の恋愛感情などについて察しが悪く、映画やテレビなどをほとんど見なかったほか、音楽をまともに聴いたことがない、ゲームもほとんどやったことがないなど、一般常識を含め興味がないことに関してはとことん知識がない。例えば洗濯ネットの存在を知らなかったほか、栄養面とコストだけを考え毎日鍋しか食べていなかったりと、かなり人と感性がずれているところがある。そのため「勉強はできる子なのになぁ」と残念がられることも多い。一方、貴重品類は貸金庫に、インターネットの重要データはクラウドに保存しているため「自宅が燃えても大丈夫」と豪語したほか、司と外出するときなどは下調べや事前準備に抜かりないなど、危機管理の対応能力は高い。
由崎 司(ゆざき つかさ)
声 - 鬼頭明里[6]本作のヒロイン。身長154.0cm(小柄[7])。4月3日生まれの自称16歳。血液型はO型で、星座は牡羊座。恩人(1400年前当時の帝から、助言してもらった礼にと贈られたもので、司はその相手が帝だったとは知らない)から貰ったという鹿革のバレッタをずっと愛用している[15][16][注 4]。ナサが交通事故にあうところを身を挺して助けるが、そのまま姿を消す[注 5]。しかしナサとの「結婚する」という約束に従い、約2年後になって突然ナサの前に再び現れ、そのまま結婚して夫婦となる。旧姓は「月読(つくよみ)」で[注 6][17]、ナサと結婚し由崎となる。ナサ曰く「宇宙一可愛い僕のお嫁さん」であり、その発言を彼の親に言ったと明かされた際には困惑し、恥ずかしがっていた。最初はナサから「司さん」と呼ばれるが、夫婦での呼び方を決めるときに「司ちゃん」に変わった。出会ったばかりでいきなり告白してきたナサとなぜ結婚しようと思ったかは、「君が私を信じてくれたから、私も君を信じることにしたんだよ」とナサに語っており[18][注 7]、またその後ナサのことをさらに知るにつれて「自分のことよりも人の心配ができる」「自分たちの思い出を大切にしてくれる」「突発的な困難に的確に対処できる」ところが好きだと思っている[19]。また、ナサの寝顔などを見てよく「可愛い」とも思っている。ナサの最初のアパートが火事にあい有栖川家に居候するようになってからは、有栖川家の銭湯の仕事をアルバイトとして手伝うようになる。
性格と言動
夫婦の愛情表現については、ナサに求められれば照れつつも応える。照れている時は、クールを装って誤魔化そうとすることも多い。一方で照れ屋のため、自分から愛情表現するのは苦手。クールに装っているため他人にはその姿を見せようとしないが、けっこうさみしがり屋でヤキモチ焼き。ナサが女子校でボランティアの講師となることを知ったときには、自分に対するナサの愛情を疑ったわけではないが、自分よりも女子校生たちのほうが魅力的に見えていたらどうしようと心配し、ナサの生徒と出会ったり話を聞いたりするたび、女子高生より自分の方が好きだということを言動で証明するようナサに求めている。また一方で、甘えたがりな性格でもある。ナサがバイトで帰宅が未明になると、帰ってくるやいなや離れ離れになったさみしさから、ナサにハグやキスを求めていた[13]
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