現在ではメインハブ空港であるアトランタ国際空港をはじめ、ハブ空港からアメリカ国内および世界各地に向け、1日に4900便を超えるフライトを運航している。国際線はヨーロッパ・アジア・カナダ・ラテンアメリカ・アフリカ・オセアニアに就航している。2009年7月よりオーストラリアに新規就航を果たし、世界でも6大陸すべてに就航する数少ない航空会社になった[22]。旅客運送数および旅客キロ数で、アメリカン航空に次ぐ世界第2位の大手エアラインで、スカイチームの中心的なエアラインでもある。 デルタ航空の保有機材は800機を超え、その数は単一の航空会社が保有する機材数では世界第2位である(第1位はアメリカン航空)。その種類は旧デルタ航空発注のボーイング社製機材中心のラインナップに加え、ノースウエスト航空から引き継いだエアバス機など、多岐にわたっている。そのため、様々な座席数を持つ機材が豊富に揃い、各路線に最適なサイズの機材を投入することが可能となっている。反面、機材の競合も多く、整備や部品管理などの効率が悪くなっている。また、デルタ航空は新型機も多く発注している一方、アメリカン航空・サウスウエスト航空など競合他社からもボーイング757、ボーイング717を購入・リースしている。 なお、デルタ航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は32で、航空機の型式名は767-332ER、777-232ERなどとなる。但し、ノースウエスト航空から引き継いだ機材は、ノースウエスト時代のカスタマーコード51が与えられており、航空機の型式名は747-451757-251となる。 デルタ航空 運用機材一覧(2023年10月現在)[23][24]機材保有数発注数座席数備考
保有機材
運用機材
JFPWY計
エアバスA220-10045--12-1582109世界最大のオペレーター
2028年までに納入予定[25]
エアバスA220-3002363-12-3088130
エアバスA319-10057--12-18102132
エアバスA320-20061--16-18123157
エアバスA321-200127--20-29142191
エアバスA321neo48107-20-421321942027年までに納入予定[26]
エアバスA330-20011-34-2124144223
エアバスA330-30031-34-2124203282
エアバスA330-900271229-2856168281
エアバスA350-900281632-4836190306
30-63246339
エアバスA350-1000-20TBA2026~2028年にかけて納入予定[27]
20機のオプション付き[28]
ボーイング717-20088--12-2078110世界最大のオペレーター
ボーイング737-80077--16-36108160
ボーイング737-900ER163--20-21139180
126162180
1224137173
ボーイング737 MAX 10-100-20-331291822025年から導入予定
30機のオプション付き[29]
ボーイング757-200111--20-29150199世界最大のオペレーター
2041132193
2029150199
16-44108168
-72--72チャーター用