デビルメイクライ5
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その他、ミッション中に起こした行動によってエクストラボーナスを獲得でき、ランクボーナス分と合わせてレッドオーブがリザルトで付与される。エクストラボーナスの評価項目はミッションクリア時のタイムや戦闘におけるデビルトリガー使用回数など多岐に渡る。
シェアードシングルプレイ
本作で試みられた新たなオンラインプレイ形態。今作では同時間軸同舞台の分かれたエリアが別々のミッションとして収録、異なるキャラクターが一挙に戦うというシチュエーションが多々設けられ、遠くで戦うキャラクターの操作が、オンラインサーバーに登録された別プレイヤーのリプレイであるというもの。プレイヤー名も表示され、ミッションクリア後に「いいね!」で互いの評価を贈り合い、評価数でコンティニュー用アイテムであるゴールドオーブが手に入る。設定でマッチングを許可しない場合は、予めゲーム内に収録された開発スタッフ、または過去の自分ののリプレイが使用される。一部ミッションでは同ステージで一同に会しCO-OPプレイが展開。こちらはマッチングを行わない場合、他プレイヤーキャラはNPC操作となる事がある。後に追加されたバージルモードには適用されない。
カスタマイズ
前作でスキル購入及び強化に必要だったプラウドソウルが廃止され、消費・ゲージ上限追加アイテムと同様にレッドオーブで購入する『3』までの仕様に戻った。スキル購入に際しても、購入前に下記のVOIDで試用可能。購入後は技の着脱やレベルの度合いを任意で調節できる。
オートマチックアシスト
攻撃入力を連続で行うだけで、初心者でも手軽にコンボを繋げることができるモード。過去作ではミッション開始前の画面で選択できたが、今作ではミッション中にR3ボタンを押し込むことでON/OFFを切り替える事ができるようになった。ただし、このモードを利用した場合はリザルトでペナルティ補正がついてしまう。
真魔人
『2』で初登場した真魔人を十数年振りに採用。変身条件は変更され、DTゲージを消費して専用のゲージを溜めることで使用可能になったため、本シリーズの『スタイリッシュ』なプレイの過程上に組み込むことが可能となった。
パリィ
本作で追加されたアクション。敵の近距離攻撃に合わせて、自分も近距離攻撃を行うことで攻撃を弾き返し、敵をのけぞらせて隙を作ることができる。
フォトモード
ゲームプレイ中に自分の好きなタイミングで止めて撮影できるモード。カメラアングルを自由に動かして好みの場面を切り取れる他、撮影した写真をシェアすることもできる。
VOID
練習モード。登場させるザコ敵の種類・行動パターンの任意変更、ダメージ表記、入力コマンド表示等が実装され、アクションやコンボの練習を細かに試せる。
ギャラリー
本作の世界観を楽しめるモードでゲームの進行に合わせて、閲覧できるコンテンツが増えていく。内容は実に多彩で、キャラクターやエネミー、武器やアイテムなどをまとめたニコのレポートをはじめ、ライブラリやコンセプトアート、ゲーム中のBGMをまとめたジュークBOXなどがある。
ブラッディパレス
『2』以降お馴染みとなったミニゲーム。2019年4月1日より無料DLCとして配信された。基本ルールは『4』で確立されたシステムを継承しており、全101階層のステージでひたすら出現する敵と戦う構成となっている。装備やスキル、コスチュームは自由に選べるが、DLC装備は持ち込むことはできない。ネロのデビルブレイカーも通常の選択画面から持ち込めない代わりに、10階層毎にデビルブレイカー補給用の階層が用意される。また、今作からの追加要素として、簡易セーブデータを作成し、途中から再開できる中断機能や、一度到達した階層(これまでの自分の最高到達点の階層まで。クリアは必須ではない)を自由に選択し、何度でも挑戦できる「ウォームアップ」が追加された。これにより、前作『4』のように操作キャラによっては一部の敵キャラやボスとストーリー上で戦闘する機会がなく、対策が難しいといった欠点がある程度解消されている。一定階層毎にボスキャラクターが登場し、本編からゴリアテ、アルテミス、キャバリエーレアンジェロ、マルファス、キングケルベロス、ユリゼン、バージルが選出されている。ボスを倒すと操作キャラの体力が全快するが、最終盤のユリゼンは本編で戦った3形態との3連戦であり、完全に倒しきるまでは回復されない。ブラッディパレスを完全制覇すると、使用していたキャラクター毎に様々な特殊効果を持つスペシャル挑発が解禁される[13]
スーパーキャラ
シリーズでお馴染みのデビルトリガーゲージが最大値に固定されるモード[注 1]。高難易度モードのDANTE MUST DIEをクリアすることで使用できるが、追加DLCの「スーパーキャラ」を購入すれば初めから使用可能になる。なおオートマチックアシスト同様スーパーキャラを使用するとリザルトでペナルティがつく。

ネロはデビルトリガー状態を無限に使用し続けられる他イクシードゲージが常に最大になり、カラーアップも自動的に行われる。

ダンテは魔人化状態を無限に使用し続けられるうえ、ロイヤルガードゲージが自動的に蓄積される、バルログのイグニッションと魔剣ダンテのソードフォーメーションが時間経過で解除されない、キャバリエーレが常にオーバートップギア状態になるといった追加効果がある。ただしSDTゲージのみは対象外であり、ゲージは手動で貯める必要がある他、真魔人化も時間経過でSDTゲージの減少とともに解除される。

Vは常時ナイトメアを召喚できるようになり、グリフォンとシャドウをオートで行動させてもDTゲージが減らない。

バージルは集中ゲージが最大値でスタートする上、走ったり攻撃を空振りしてもゲージが減らなくなる。ただし最大値固定ではなく、ダメージを受けると集中ゲージが大幅に減少し、ワールドオブVを使うとゲージがゼロになる。またドッペルゲンガーでDTゲージを消費しないが円陣幻影剣、烈風幻影剣、強襲幻影剣、五月雨幻影剣ではDTゲージを消費し、ダンテ同様SDTゲージに変化はない。

レイトレーシング
次世代機に移行した『5SE』で実装された。水面や鏡などの光の反射をもダイナミックに表現し、環境光の反射が加わることで写実的な光と影の表現を実現している。グラフィックオプションから、オン/オフに加えて、オン選択時は、解像度優先とフレームレート優先が選択可能。ただし、ハイフレームレートモード、TURBOモード、及びレジェンダリーダークナイトモード実行時には、オブジェクト描画優先となるため、レイトレーシングは無効になる。
ハイフレームレートモード
『5SE』で実装。次世代機の性能によって、最大120fpsのハイスピード描画で楽しむことができる。
TURBOモード
『5SE』で追加。ゲームプレイのスピードを1.2倍速まで加速させ、スピーディーな戦闘が楽しめる。初出は『3SE』で『4SE』にも実装された。
レジェンダリーダークナイトモード
『5SE』で追加された新高難易度モード。大量に出現する悪魔を殲滅できる爽快感が味わえる。初出はPC版の『4』で後にCS機の『4SE』でも実装されているが、『5SE』のPC版は未発表である。
ストーリー

4月30日、『DMC4』より数年[注 2]の月日が流れ、“悪魔の右腕”を持つ青年ネロは大きな事件にも見舞われず故郷フォルトゥナで便利屋を営んでいた。恋人のキリエや相棒のニコと共に穏やかな日々を過ごしていたところ、満身創痍の謎の男ユリゼンの襲撃を受け、全身の魔力と右腕もろとも魔具の閻魔刀を奪われる。

5月3日、伝説のデビルハンターのダンテはフォルトゥナから離れた都市で何でも屋「Devil May Cry」を営んでいた。電気や水道の止まった事務所に、情報屋のモリソンが悪魔退治の大仕事を持ちかけてくる。依頼人である痩身の謎の男Vは、退屈していたダンテに「強大な悪魔の復活」を告げ、その悪魔の名を聞いたダンテは迷わずその依頼を引き受ける。

5月16日、地方都市レッドグレイブに突如出現していた、人々の生き血を啜り、強大な力を秘めた果実を実らせる魔界樹クリフォトのもとに、腕を奪われたネロやユリゼンと因縁を持つダンテ、2人を事件にいざなったV、そしてダンテと旧知の仲であるレディとトリッシュがユリゼン討伐のためにレッドグレイブへ向かう。しかし歴戦のデビルハンターさえもその強大な力を前に一蹴され惨敗を喫し、ダンテがネロとVを逃すために身代わりとなる。レディとトリッシュも行方不明となった中、どうにか逃げ切ったネロは、共に生還したVに「一ヶ月の猶予の間、新たな力を身につけろ」という助言を受ける。ネロは「新たな力」を求めフォルトゥナへ、そしてVはレッドグレイブの人々を救うためにその場に残ることとなる。

6月15日、奪われた右腕の代わりに義手型の兵装を新たな力として身に着けたネロが、相棒ニコと共にレッドグレイブへと舞い戻る。再会したVとともにユリゼンの打倒を目指し、ネロはユリゼンを、Vはダンテの行方を追う。立ち塞がる悪魔たちを打ち破りつつ、Vが魔剣スパーダを発見し、彼の尽力によってダンテも復活。大悪魔ユリゼン討伐の役者が再び揃う。
登場人物

担当声優は英語音声 / 日本語音声の順に記載。ゲーム内で自由に変更が可能。
プレイアブルキャラクター
ネロ
声 -
ジョニー・ヨング・ボッシュ / 石川界人本作の主人公の一人。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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