デトロイト
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就業者数で言うと1位:公立学校、2位:市役所、3位と4位が病院、5位:アメリカ合衆国連邦政府、6位:ブルークロス・ブルーシールド協会(保険会社の連合体)、7位:ウェイン州立大学、8位:ミシガン州政府であり(9位:GM、10位:クライスラー)経済が崩壊状態であることがわかる[21][22][23][24]
人口動勢
概略

デトロイトは大きなカルデア人住民及びこの国で最大のアラブ系アメリカ人(英語版)コミュニティーの本拠地でもある。最近、この地域はアジア系アメリカ人ミャオ族の支族であるモン人が帰化したモン人系アメリカ人(英語版))及びヒスパニック・コミュニティーが成長していると確認された。この都市の南西部側は大きなメキシコ系アメリカ人コミュニティーが含まれる。クリント・イーストウッドが監督・プロデューサー・主演をつとめた2008年のアメリカ映画『グラン・トリノ』(Gran Torino)は、このモン人系アメリカ人・コミュニティーを描いている。

デトロイト市内の人口の8割を黒人が占める。その多くが、自動車産業関連の職を求めて南部から移住してきた人とその子孫である(アフリカ系アメリカ人の大移動)。一方、白人の多くは郊外衛星都市に住んでいる。郊外の衛星都市の住民は9割以上を白人が占めている。

アメリカで最も治安が悪いと言われているデトロイト市内に比べて、郊外の衛星都市には裕福な人々が多く住んでおり、治安は非常に良く対照的である。衛星都市に住む住民は治安の悪いデトロイト市内に入ること無しに生活が成り立っており、デトロイト市内の空洞化に拍車をかけ、空き地や巨大廃墟ビルが多く見受けられる。長期の傾向としては人口減少が続いており、2020年においては1950年のピーク時から約65.4%減となっている。

高い犯罪発生率、失業率、そして貧困率といった状況が労働力を流出させ、人口減少に繋がっている[3]
人口

以下は2000年現在の国勢調査における人口統計データである。

デトロイト市
年代ごとの人口推移[1][25]
統計年人口順位
1840年9,102人40位
1850年21,019人30位
1860年45,619人19位
1870年79,577人18位
1880年116,340人18位
1890年205,876人15位
1900年285,704人13位
1910年465,766人9位
1920年993,078人4位
1930年1,568,662人4位
1940年1,623,452人4位
1950年1,849,568人5位
1960年1,670,144人5位
1970年1,511,482人5位
1980年1,203,339人6位
1990年1,027,974人7位
2000年951,270人10位
2010年713,777人18位
2020年639,111人27位

基礎データ


人口:951,270人

世帯数:336,428世帯

家族数:218,341家族

人口密度:6,855.1人/mi2(2,646.7人/km2)

住居数:375,096軒

住居密度:2,703.0軒/mi2(1,043.6軒/km2)

人種別人口構成


白人:12.26%

アフリカン・アメリカン:81.55%

ネイティブ・アメリカン:0.33%

アジア人:0.97%

太平洋諸島系:0.03%

その他の人種:2.54%

混血:2.32%

ヒスパニックラテン系:4.96%

年齢別人口構成


18歳未満:31.1%

18-24歳:9.7%

25-44歳:29.5%

45-64歳:19.3%

65歳以上:10.4%

年齢の中央値:31歳

性比(女性100人あたり男性の人口)

総人口:89.1

18歳以上:83.5


世帯と家族(対世帯数)


18歳未満の子供がいる:33.9%

結婚・同居している夫婦:26.7%


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