デッドライジング3
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また、大きな音で怒り狂うことから、ズィーが音嫌悪症(misophonia)や間欠性爆発性障害を患っている可能性が示唆されている。よりよい生活を求めてロス・ペルディトスに移住してきた。『HAPPY GOOD MART』という店のマネージャーとして家族の為に低賃金の仕事をこなしていたが、当の家族には尊敬されておらず(本人曰く「子供達は恩知らずな大人になった」)、仕事がクビになった後は妻が不倫した挙句に相手の営業マンの男と駆け落ちをされ、その後は「ズィー(Zhi)」と名乗って心の安らぎを『禅の庭』に求めていたがアウトブレイクに巻き込まれるという悲劇的な人物。アウトブレイク発生後は庭を維持しつつも入り込んできた者を片端から殺し続けていた殺人鬼と化していた。そんな中でたまたまNickが庭の中へ入り込んでしまったところにゾンビが銅鑼を鳴らしてしまったため、Nickを犯人だと思い激怒して襲い掛かる。青龍偃月刀や煙幕を主な武器にしている他、俊敏な動きで接近戦を挑んでくるが、庭の各所に設置されている銅鑼を鳴らすと(自分が鳴らした場合でも)激怒し、その場で地団太を踏んで一定時間無防備となる。また、柱や屋根の上で座禅を組みだして体力を回復するが、銃火器などの遠距離武器で撃ち落とすことが可能。最後は家族への不満、神への罵倒雑言を一気にまくし立て言い放った後、持っていた偃月刀で笑いながら自らの首を断ち自殺した(日本語版ではカメラワークが修正されている)。中国系のキャラクターでありながら戦闘前のデモで「怒りがわしの正義だ!」(字幕では「Ikari koso, washi no seigida!」=「怒りこそわしの正義だ」となっているが、音声の方が正しい)と日本語で話しているが、これは撮影時(ボイス収録、モーションキャプチャー)の段階では明確に中国系に定まってはおらず、「アジアの言葉を混ぜて欲しい」「日本語でもいい」という開発からの要望に演者の尾崎氏が応えたためである[5]
アルバート・コンティエッロ (Albert Contiello)
声 - Gregory Franklin司るモチーフは「強欲」。ストーリー上必ず戦うことになる。外科医で咥えタバコや水色エプロンが特徴の強面系白人男性。金のネックレス6つや時計・ブレスレットを2つ、宝石の指輪5つを身に付けている成金闇医者。臓器の密売で生計を立てており、生存者を薬物で捕獲し、臓器を摘出しては売りさばくという悪行を繰り返しているが、その事に関して少しも良心の呵責を感じておらず、むしろビジネスだと開き直っている。忍び込んだNickを臓器を摘出する目的で幻覚剤入りの注射器を打って捕縛するが、逃げられそうになったためにエンジンカッターや前述の注射器を武器として襲い掛かる。体力は全サイコパスの中で一番低いが、戦闘前に武器や装備品を全て奪い取られているために丸腰で挑まなければならず、打たれた薬物のせいで生存者がAlbertの姿に見えてしまい、攻撃動作も遅くなり一定時間経つと気絶してしまうという異常な状況下で戦うことになる。本物のAlbertは、注射器を取り出したり生存者を攻撃したりするほか、摘出した臓器の保管ケースを目の前で破壊すると、Albert本人はパニックに陥って暴れ出す為に判別が可能である上に、一定時間無防備となる。最後は戦闘時にNickが打ち込んだ薬物の影響で自分がゾンビに襲われるという幻覚を見てしまい、「(臓器の)価値がなくなる」や「俺のものを奪うな」と叫びながらパニック状態に陥り、自らの腹部をエンジンカッターで切り裂き腸を抉り出し「誰にも渡さんぞ!」と抱き締めるという、強欲と薬の怖さを掛け合わせたような自殺をし、皮肉にも自分が商品(臓物)となり果てた(Albert本人は幻覚でゾンビが食い散らかしているように見えている。日本語版では抉り出した腸が描かれていない)。
ダーリーン・フライシャーマッハー (Darlene Fleischermacher)
声 - Misty Lee司るモチーフは「暴食」。但し、強い怒りや強欲な部分も見せている。赤毛のアフロ風癖毛で涎掛けを首にし黄色地に食べ物柄のワンピースを着た醜く太った中年白人女性。56歳。大食いだが過食症過食嘔吐のような行動をする。電動カートに乗らなければ移動できない程に肥えており(カートが小さく見えるレベル)、アウトブレイク発生前はダイエットに励んでいた(彼女曰く「セロリはもう嫌だ(英語版では低炭水化物にも触れている)」)模様。ゲップ、ゲロ、屁という汚い行為を何かしら食うたびに発生させる。アウトブレイクでゾンビが大量発生するという異常事態に陥った事で発狂し、それまで抑えてきた食欲が暴走し、食べ物に対して異様なまでの執着を持つ様になりビュッフェに籠城。食料を求めて迷い込んできた者を殺害しつつも食べ物を食い漁っていたが、たまたま迷い込んだNickの前で先にいた生存者の男性が食料を拾おうとしたところをディスプレイ用の巨大フォークで滅多刺しにして殺し、直後にNickの言葉を聞き間違えて激昂し、襲い掛かる。電動カートで移動しつつ体当たりやバック移動で突進したり、巨大フォークや包丁で攻撃したり、店中の食器を投げつけて攻撃したりする上、度々床の上に嘔吐し滑りやすくする(Nickが踏むと転ぶ)。また、体力が低下すると店内にある食べ物を食べて回復しようとするが、その際に食べ物(お腹の上に落ちたドーナツ)を無理やり食べさせると回転しながら嘔吐し、一定時間無防備となる。最後は吐き気を催しながらも尚ニックに攻撃を仕掛けようとして電動カートごと突っ込んでくるが、自らが床にばら撒いた吐瀉物によって仰向けに転倒し、自分の重さ+カートの重さで起き上がれないまま嘔吐した事で嘔吐物が詰まり窒息、悶え苦しみながら息絶えた。続編の『4』の古い新聞にて大食い対決で優勝していたことが判明した。優勝商品が作中で籠城していたビュッフェのギフトカードであり、これさえなければダーリーンは平穏に暮らせていたのかもしれない。また、新聞ではウィラメッテからロス・ペルディトスに移住したと書かれている。
ディラン・フェンテス(Dylan Fuentes)
声 - Joe Hernandez-Kolski司るモチーフは「色欲」。ピンクのテンガロンハットにハードゲイを思わせる奇抜な格好をし、片目を覆ったレザーマスクをしている整った顔をした白人男性。Smartglass情報ページにはディランが演技性人格障害を患っていると記載されている。また、武器や行動から火炎性愛(Pyrophilia)の可能性も示唆されている。バイセクシャルでエリックとジュリアを拘束していたぶっていた。迷い込んできたニックにも興奮し卑猥な言葉を浴びせながら襲い掛かる。火炎放射器と冷気放射器の二つの機能を備えた卑猥な形状をしたコンボ武器「ラストキャノン」を装備しており、蹴り技や卑猥なアクションをしながら攻撃を仕掛け、またコンボ武器も卑猥なアクションの際に使用するだけでなく、普通に手に持って回転しながら周囲に火炎を浴びせる攻撃もする。(倒せばニックも使用する事が可能である)また、最初の「向こうに行って踊ってもらおうか」という言葉に従い、ポールダンスを踊ると火炎を放射しながら興奮し過ぎてか、一定時間無防備となる。最後は「散々じらしやがって(英語版では曖昧にすることなく性的な発言をしている)」と言いつつも恍惚の表情を浮かべて仰向けに倒れ、コンボ武器から蒸気を噴射させ、最期まで変態かつ卑猥なまま息絶えた。
ジェリー・ガロ(Jherii Gallo)
声 - Robin "Hellga" Coleman司るモチーフは「傲慢」のサイコパスだが、ある意味Nickが原因の可哀そうな人でもある。女性ボディビルダー女子プロレスラーの白人女性。短い金髪にピンクの水着のような服に白いタンクトップを羽織るように着てお腹で結び、短パンを履いた露出度が高い服装をしている。どう見ても男性にしか見えない程の筋骨隆々の肉体を持つが、一方で女性としてのプライドが高く男扱いされることを嫌っている。そのことに関して過敏であるため、ジェリーは自己愛性パーソナリティ障害である可能性が示唆されている。出場する予定だったウェイトリフティングの大会がアウトブレイクにより中止になったことに腹を立てていたところ、乱入してきたニックに「おい、オッサン」「いかにもミスタージャイアントっすねー」と二度も男扱いされたことで堪忍袋の緒が切れて襲い掛かる。英語版では”Mr”や“Sir”などとうっかり言ってしまったことが原因で怒りを買っている。戦闘ではバーベルを軽々と振り回して攻撃を仕掛けてくる他、離れるとダンベルやバーベルの錘を投擲してきたり、近付くと殴ってきたりプロレスの技を仕掛けてきたりするが、鏡の近くに来ると自らの姿に見惚れてスクワットを始めるために一定時間無防備となる。最後はトロフィーの陳列棚の前で自らを鼓舞する内容の言葉を呟きながら自信を取り戻そうと陳列棚を持ち上げるが、戦闘での疲弊からか、そのまま倒れてきた陳列棚の下敷きとなって息絶えた(ちなみにこの後、Nickが誇らしげにマッスルポーズを取り始める)。
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