デジタルビデオブロードキャスティング
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地上波用.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目ではを扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。地上デジタルテレビ方式の分布図。DVB-T採用国を青で示している。
DVB-T(Digital Video Broadcasting - Terrestrial、地上デジタル放送用)
1997年初頭に制定。変調方式COFDM。周波数帯域VHFUHF
DVB-T2(Digital Video Broadcasting - Second Generation Terrestrial、次世代地上デジタル放送用)
2007年発表。DVB-Tの後継規格。
DVB-H(Digital Video Broadcasting - Handheld 、携帯機器用)
2004年発表。こちらは携帯機器向け規格。イタリアでは2006 FIFAワールドカップ前に商用サービスが開始された。最初に発売されたのはLG電子製のLG-U900。3G端末でDVB-H放送の視聴に対応した。ルネサス テクノロジ社製SH-Mobileがエンジンとして使われている。
映像伝送用

DVB規格のTS信号を、放送機器間や有線・衛星回線で局間伝送するために使われている。
DVB-SPI(Digital Video Broadcasting - Synchronous Parallel Interface)
同期パラレルインタフェース
DVB-SSI(Digital Video Broadcasting - Synchronous Serial Interface)
同期シリアルインタフェース
DVB-ASI(Digital Video Broadcasting - Asynchronous Serial Interface)
非同期シリアルインターフェース
双方向性

映像、音声規格の他にDVBのデータ規格である(DVB-DATA)がある。通信規格としてDVB-RC*がありこれはDECT(デジタルコードレス電話規格の一種)、GSM欧州規格第二世代携帯電話)、電話回線ISDNも含む)、衛星回線(DVB-RCS)が使われる。また通信プロトコル規格としてDVB-IPI(インターネットプロトコル)、DVB-NPI(Network Protocol Independent)がある。これらはマルチメディア規格であるDVB-MHP(Multimedia Home Platform)や電子番組表(EPG)で使用される。

アナログ放送からDVBに移行された規格であるDVB-TXT(文字放送)、DVB-VBI(垂直ブランキング情報)もあるがそれらを発展させさらに字幕表示にも対応したDVB-SUBがよく使われる。

DVBには色々なインターフェイスがあるが限定受信(DVB-CA)方式として有料放送で使われるDVB-CSA又はDVB-SIMを提唱しており、インターフェースの統一による限定受信カードの共通化を図るためにDVB-CIを採用する。

またDVB-S、DVB-C、DVB-T等のデジタル放送のサービス・番組情報用規格としてDVB-SIがあり世界のデジタル放送システムに採用されている。
採用している地域
欧州

前述の通り、欧州全域で採用されている。
米州

北アメリカ大陸(アメリカ合衆国、カナダメキシコ)では地上デジタル放送はATSCを採用しているが、衛星デジタル放送とケーブルテレビではDVBが一部で採用されている。ブラジルは日本のISDBを発展させたSBTVD-Tを採用している。
アジア太平洋・アフリカ地域

ヨーロッパ以外で採用している国家としてオーストラリア南アフリカ共和国インドでは全域でDVBで放送されているが、一部地域に限定されており将来全域に拡大する予定の国家もある。

また多くのアジア、アフリカ諸国で衛星、ケーブルテレビの規格として採用されている。大韓民国ATSCを採用している他は、地上デジタル放送の方式をまだ決定していない国が多い。なお中華人民共和国は地上デジタル放送は独自方式(DMB-T/H)、衛星とケーブルテレビはDVBを採用。
日本

日本ではスカパー!プレミアムサービスSOUND PLANET( music AirBee)、NHKではテレビ国際放送(NHKワールドTVNHKワールド・プレミアム)でDVB-S、DVB-S2が使用されている。

JCSAT-2Bを利用したSPACE DiVAにおいても使用されていた。

スカパー!の前身の一つである、ディレクTVでも採用されていた。


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