デイヴ・グロール
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レミー・キルミスター(元ホークウィンドモーターヘッド)、キング・ダイアモンド、スネイク(ヴォイヴォド)、トム・G・ウォリアー(セルティック・フロスト)、マックス・カヴァレラ(元セパルトゥラソウルフライカヴァレラ・コンスピラシー)、クロノス(ヴェノム)などの多彩なヴォーカリストを迎えた同名のアルバムが2004年にリリースされている。

この他、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(QOTSA)、キリング・ジョークキャット・パワーガービッジナイン・インチ・ネイルズなどの作品にドラマーとして参加。QOTSAではフジ・ロック・フェスティバルにもドラマーとして帯同した。

2009年に、QOTSAのジョシュ・オムレッド・ツェッペリンジョン・ポール・ジョーンズと共にスーパーバンド「ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ」を結成[9]、同年11月にアルバムをリリースした。グロールはここでもドラムを担当している。また、ポール・マッカートニーと交流を持ち、2009年のグラミー賞でのライブ、2009年のリヴァプールにおけるチャリティ・ライヴ「チルドレン・イン・ニード」で共演をしている。2013年には、ドキュメンタリー・フィルム『サウンド・シティ - リアル・トゥ・リール』で初監督[10]
人物友人の女性歌手ニカ・ブーンと (2011年)

明るく誠実な人柄で、ニルヴァーナ時代は、気難しく人見知りの激しいコバーンの替わりに、スポークスマンを務める事も多かった。

ポール・マッカートニーリンゴ・スターミック・ジャガージミー・ペイジアリス・クーパースラッシュレニー・クラヴィッツなどとの幅広い交友関係を持つ。

愛妻家、愛娘家としても有名で、音楽イベントに娘を連れていく時は、演奏時に必ず娘にイヤーマフを付けさせるなど、父親としての面倒見もよい。リンゴ・スターのロックの殿堂入りイベントでは演奏中のリンゴから「(その子は君の)娘さん?可愛いね!」と言われて喜んでいた。

カートの妻であったコートニー・ラヴとは犬猿の仲で知られており、時折両者の誹謗中傷の応戦がマスコミを通じて行われることもあるが、現在は和解した模様。

1992年MTV Video Music Awardsではマイケル・ジャクソンの格好で登場し、「I'm a king of Grunge」と皮肉めいたギャグを飛ばした。

現在より過去の活動を引き合いに出される事を嫌うミュージシャンも多い中、ニルヴァーナでの活動に対して肯定的な態度を取っている。

首筋にフー・ファイターズのロゴマークを象った「FF」というタトゥーを入れている(3rdアルバムのジャケット写真にも使用されている)。

中毒と呼べるほどのコーヒー好きであり、2010年3月にはカフェインの過剰摂取が原因で体調を崩し、病院で診察を受けた[11]

「ドラムマシーン」とも称される、かなり激しいプレイ・スタイルは、2010年の「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」に於いて、ジョン・ボーナムニール・パートキース・ムーンに続く第4位に選ばれている。

ニルヴァーナ時代の『MTV・アンプラグド・イン・ニューヨーク』での収録は「悪夢だった」と回想している。これは上記のようなプレイスタイルであるが故で、リハーサルでコバーンに「静かにできないか?(Can you play quieter?)」と言われたため。結果プロデューサーから特殊なドラムスティック(Pro-Mark Hot Rod)を渡されて難を逃れた[12]

ギターのクリス・シフレット(英語版)の兄、スコット・シフレット(英語版)が在籍するバンド フェイス・トゥ・フェイス(パンク・ロックバンド)(英語版)のミュージック・ビデオ「New Way」(2002年)に数秒だけ出演している。[13]

フー・ファイターズと名づけたのはデイヴである。初めてレコーディングした際、彼はギターやベース、ドラム等すべての楽器を演奏しており、自分が作ったものだと知られたくなかったので、グループっぽい名前だからという理由で「フー・ファイターズ」と名づけた。ちなみに彼はこの名前をあまり気に入っていないという。

使用器材

エレクトリック・ギターは、ほぼギブソン製のスタンダードモデルを使用。主に「SGカスタム」「エクスプローラー」「ファイヤーバード」「レスポール」「ダヴ」などを扱う。


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