デイビッド・ドゥカブニー
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『Xファイル』の役柄とは違い、超常現象などに対しては懐疑主義者である。逆に同作品における彼の相棒ダナ・スカリー(懐疑主義的人物)を演じるジリアン・アンダーソンは超常現象に対して肯定的である[18]

当初は「デビッド・ダチョブニー」と紹介されていたが、英語サイトを読んだ朝日新聞社の記者がテレビ朝日に指摘したことなどがきっかけで、ドゥカヴニーとなった。

リチャード・ギアと外見が似ていると言われることが多いらしく、ドゥカヴニーが主演したエボリューションのDVD特典によると、デビュー前から言われることが多かったとのこと。

「ハンサムだがおかしな人物(奇人)」役を演じることが多い。ツインピークスではDEA(麻薬取締局)の捜査官デニス・ブライソン役で主人公デイル・クーパー(カイル・マクラクラン)とは旧知という設定で第2部における主要人物だが、潜入捜査で女装癖に目覚めてしまい女装時は「デニース」を名乗る奇妙な人物。キャリアハイとなった「X-ファイル」ではご存じの通り主人公フォックス・モルダー役だが「変人」とあだ名される通り、普通の大人の男性ではない。エボリューションでも主人公アイル役でやっぱり変な人を演じている。

主な出演作品
映画

公開年邦題
原題役名備考
1988
ワーキング・ガール
Working Girlsテスの友人
1990愛に渇いて
Denialジョン
バッド・インフルエンス/悪影響
Bad Influenceクラブの男
ジュリアと2人の恋人
Julia Has Two Loversダニエル
1991ドリーム・ガール/ママにはないしょの夏休み
Don't Tell Mom the Babysitter's Deadブルース
1992ジャック・ルビー
Rubyティピット
ベートーベン
Beethovenブラッド
続・蘭の女/官能のレッドシューズ
Red Shoe Diariesジャック・ウィンターズテレビ映画
チャーリー
Chaplinロリー・トザロー
1993カリフォルニア
Kaliforniaブライアン・ケスラー
1997不法執刀
Playing Godユージーン・サンズ
1998X-ファイル ザ・ムービー
The X FilesFBI捜査官フォックス・モルダー
2000この胸のときめき
Return to Meボブ
2001エボリューション
Evolutionアイラ
ズーランダー
ZoolanderJ・P・プルーイット
2002フル・フロンタル
Full Frontalガス
2004connie & carla コニー&カーラ
Connie and Carlaジェフ
最高のともだち
House of Dトム監督・脚本・出演
2006NOセックス、NOライフ!
Trust the Manトム・ポラック
2007悲しみが乾くまで
Things We Lost in the Fireブライアン・バーク
秘密 THE SECRET
Si j'etais toiベンジャミン・マリス
2008X-ファイル:真実を求めて
The X Files: I Want to BelieveFBI捜査官フォックス・モルダー
2009幸せがおカネで買えるワケ
The Jonesesスティーヴ・ジョーンズ
2013ファントム/開戦前夜
Phantomブルーニ
2020ザ・クラフト: レガシー
The Craft: Legacyアダム・ハリソン
2022ザ・バブル
The Bubbleダスティン・マーレイ

テレビシリーズ

放映年邦題
原題役名備考
1990-1991
ツイン・ピークス
Twin Peaksデニス・ブライソン3エピソード
1993-2002
2016
2018X-ファイル
The X FilesFBI捜査官フォックス・モルダー176エピソードに出演、8エピソードの脚本、3エピソードの監督
1997ザ・シンプソンズ
The Simpsonsフォックス・モルダー声の出演
2003セックス・アンド・ザ・シティ
Sex and the Cityジェレミー第84話『ハイスクールのカルテ』
2006BONES
Bones第33話『過去からの告発』 ※監督のみ
2007-2014カリフォルニケーション
Californicationハンク・ムーディ72エピソードに出演、5エピソードを監督
2015-2016アクエリアス 刑事サム・ホディアック
Aquariusサム・ホディアック製作総指揮も務める
2017ツイン・ピークス
Twin Peaksデニス・ブライソン
2021-ザ・チェア ?私は学科長?
The Chair本人役第5話『最後のチャンス』

日本語吹き替え

主に担当しているのは、以下の二人である。
小杉十郎太
X-ファイル』(ソフト版)で初担当。ドゥカヴニーの専属(フィックス)として知られる。
風間杜夫
X-ファイル』(テレビ朝日版)で初担当。『ザ・シンプソンズ』にドゥカヴニーがゲスト出演した際にも日本語吹き替えでは風間が声を当てた。

このほかにも、てらそままさき堀内賢雄鈴置洋孝石塚運昇大場真人なども声を当てている。
小説

『ホーリー・カウ』 Holy Cow: A Modern-Day Dairy Tale (2015)
菊地由美小学館文庫,2016年

『くそったれバッキー・デント』 Bucky F*cking Dent (2016) 高取芳彦訳 小学館文庫,2017年

脚注・出典[脚注の使い方]^ “「X-ファイル」俳優、ミュージシャン活動も意欲的”. 2018年2月11日閲覧。
^ Hecker, Don R. (2003年9月2日). ⇒“Amram Ducovny, 75, Late-Blossoming Novelist”. The New York Times. ⇒http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9A04E5DA1538F931A3575AC0A9659C8B63 2010年5月1日閲覧。 
^ a b Stated in interview on Inside the Actors Studio
^ “ ⇒David Duchovny Biography (1960-)”. Filmreference.com. 2011年3月21日閲覧。
^ “SSDI”. Ssdi.rootsweb.ancestry.com (2010年7月15日). 2011年3月21日閲覧。
^ “デヴィッド・ドゥカヴニー、博士号を取得しなかったことを後悔”. シネマトゥデイ. (2010年4月23日). https://www.cinematoday.jp/news/N0023887 2013年7月12日閲覧。 
^ “https://www.cinematoday.jp/news/N0061883”. 2015年8月21日閲覧。
^ “Holy Cow: A Novel Hardcover ? February 3, 2015”. 2015年8月19日閲覧。
^ eiga.com (2008年8月29日). “「X-ファイル」デイヴィッド・ドゥカヴニー、セックス依存症治療で施設入所”. 2008年11月9日閲覧。
^ “David Duchovny's Sex Rehab Not Because Of Affair: Report”. Huffington Post. (2008年2月10日). https://www.huffpost.com/entry/david-duchovnys-sex-rehab_n_122901 
^ “Duchovny enters rehab for sex addiction”. MSNBC. (2008年8月28日). http://www.msnbc.msn.com/id/26446132/ 
^ Narinari.com (2008年10月16日). “性依存症のデイヴィッド・ドゥカヴニー、実はもう別居していた。


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