ディーヴォ
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1990年以降

1990年、8枚目のアルバムを発表したのち事実上活動を停止。しかしその後も散発的に活動は行われた。

2003年サマーソニックで23年ぶりに来日した。

2006年、ディーヴォの曲を少年少女のメンバーに歌わせる'Devo 2.0'というグループをサポートし、アルバム『Dev2.0』をリリースした。

2007年1990年以来となる新曲「Watch Us Work It」を発表。

2008年サマーソニック出演のため来日。

2010年2月のバンクーバーオリンピックのステージから、テーマカラーを青とし、エナジードームも青くなった。6月15日(日本盤は6月23日)、20年ぶりのアルバム『サムシング・フォー・エヴリバディ』を発表。

マーク・マザーズボウは、1980年代後半から映画やテレビドラマのサウンドトラックの作曲家として積極的に活動している。
変名バンドDOVE

1980年、M-80 Festivalに“DOVE the band of love”(愛のバンド“ハト”)として登場。平和を希求する偽善者バンドとしてサンバイザーとカジュアルスーツに首から大きなハトのマークが入ったメダルを下げるといった胡散臭い出で立ちで、「忌まわしいディーヴォ・ソング」として「It Takes a Worried Man」「Praying Hands」「Shrivel Up」を演奏。またダブニー・コールマン主演のコメディ映画『Pray TV』(1980年)にも登場。ここでは「Shrivel Up」を演奏している。
メンバー
現メンバー

マーク・マザーズボウ(Mark Mothersbaugh) - ボーカル、ギター、シンセサイザー。創設メンバーであり実質的なリーダー。彼の苗字は日本では「マザーズバー」「マザーズボー」と書かれる表記ゆれがある。

ボブ・マザーズボウ(通称:ボブ1号)(Robert Mothersbaugh (BOB1)) - ギター、ボーカル。マークの弟。

ジェラルド・キャセール(通称:ジェリー)(Gerald Casale(Jerry)) - ベース、ボーカル。創設メンバーであり、DEVOの宣伝部長。ディーヴォのPVは彼が手がけている。2005年からはソロプロジェクトの「Jihad Jerry & the Evildoers」を行っている。

ジョシュ・フリーズ(Josh Freese) - ドラムス(1996年加入) - 元 ヴァンダルズガンズ・アンド・ローゼズに約2年間参加していた他、現在もDEVOと並行してナイン・インチ・ネイルズ・パーフェクト・サークル・スティングB'zなどのドラムスとして活動している。[8][9]

ジョシュ・ハーガー(Josh Hager、二代目ボブ2号) - ギター、キーボード(2014年加入)。

元メンバー

ボブ・キャセール(通称:ボブ2号)(Robert Casale (BOB2)) - ギター、シンセサイザー。ジェリーの弟。2014年2月17日心不全により死去。61歳没。

アラン・マイヤース(Alan Myers) - ドラムス(1986年脱退)。元ジャズドラマー。2013年6月24日胃癌のため死去。58歳没。

デビット・ケンドリック(Devid Kendrick) - ドラムス(1987年加入)。元スパークス。1991年に脱退しているが、レコーディングへの参加やマークの音楽制作会社に参加したり、2003年の来日時に一時的に再加入したりするなど関係は継続している。

ジム・マザーズボウ(通称:ジャングル・ジム)(Jim Mothersbaugh (Jungle Jim)) - エレクトロニック・パーカッション(1975年脱退)。マークとボブ1号の弟。「SECRET AGANT MEN」のPVでパーカッションを叩いているのが彼である。脱退後はツアーのエンジニア兼マネージャーを務めた後にローランド社に入社しMidi規格の確立に尽力している。

キャラクター

ディーヴォにはライブやミュージックビデオ等には退化理論をレクチャーするいくつかのキャラクターが存在する。

ブージー・ボーイ(Booji Boy
):幼児に退化した成人男性。ディーヴォのマスコットキャラクターであり、ディーヴォの自主レーベル名でもある。日本テレビの24時間テレビ 『愛は地球を救う4』 に出演したことがある。正体は謎とされているが、彼が出ているときはマークが場にいない。ライブでは「The Words Get Stuck in My Throat」、「Red Eye Express」、 「Beautiful World」などの彼が歌う曲も存在する。

ジェネラル・ボーイ(General Boy):ブージー・ボーイの父で、退化理論をレクチャーするスポークスマン的存在。演じるのはマザーズバー兄弟の実の父親ロバート・マザーズバー・シニア(Robert L Mothersbaugh Sr.)。2016年5月23日死去。

ビューティフル・ミュータント(Beautiful Mutant):「Freedom of Choice」 のビデオクリップに登場するキャラクター。1963年に米ABCで製作・放映されたSFテレビドラマの名作 『アウター・リミッツ』("Outer Limits"/日本では翌64年に『ウルトラ・ゾーン』なる邦題でOA)に登場した 「100万年後の未来人」 がそのモチーフとなっている(エピソード・タイトルは「狂った進化」)。チョコドーナツが大好き。

アイテム

ディーヴォには彼らの退化理論を表す幾つかのアイテムが存在する。彼らの公式サイトでも購入が可能なものもある。

エナジー・ドーム(Energy Dome)メンバーが被っている赤い段々帽の名称でディーヴォ・アイテムの代表格。これを被る事によって世界中のエネルギーを集める事が出来るがメンバー以外には効果がない。ライブでは客席に投げられることが多い。白や黒、ゴールド、青とバリエーションがある。
2020年の新型コロナウィルス流行に際し、フェイスガード付きエナジードームが登場した。

ニュー・トラディショナリスト・ポンプ(New Traditionalist Pomp)アルバム『ニュー・トラディショナリスツ』のジャケットでメンバーが被っているヘッドギアの名称。ジョン・F・ケネディの髪形を模して作られている。マークもジェリーも数ある退化アイテムの中でこれが一番のお気に入りと口を揃える。スタンダードの黒ポンプのほか赤ポンプ、青ポンプといったバリエーションが存在している。

エピソード

マザーズボウは日本の怪獣映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』を十数回も観たというほどの大ファンで、キップ・ハミルトンが歌う劇中歌「The Words Get Stuck in My Throat」(伊福部昭作曲)を耳で覚えてしまい、カバーまでしている。


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