『ディボース・ショウ』(原題: Intolerable Cruelty)は、2003年製作のアメリカ映画。コーエン兄弟によるコメディ映画。 離婚訴訟専門の辣腕弁護士をジョージ・クルーニー、婚前契約を利用して富豪の財産をむしりとろうとする悪女をキャサリン・ゼタ=ジョーンズがそれぞれ演じている。ハリウッドを代表するトップスターたちが出演しているが、ありきたりなロマンティック・コメディに終わらずコーエン兄弟らしいブラックユーモアがふんだんに盛り込まれている。彼らハリウッドスターの存在のみならず、製作に『アポロ13』や『ビューティフル・マインド』といったブロックバスターで知られるブライアン・グレイザーを迎え、更に他人の原作付きの映画を初めて撮ったという点でコーエン兄弟のキャリアにおいて異色の作品となった。また、フランシス・マクドーマンドやジョン・グッドマンといったコーエン兄弟制作映画の常連俳優たちが殆ど出演していないのも特徴。 映画は2003年10月10日に全米公開。アメリカとカナダで約3500万ドル、それ以外で約8400万ドルの興行収入を挙げた[2]。 ロサンゼルスに拠点を構える離婚訴訟専門の辣腕弁護士マイルスディボース・ショウ (2003) - シネマトゥデイ だが、それに対して納得できないのがマイルスに嵌められた不動産業者の元妻マリリン。リベンジに燃える彼女は、新たに石油王と結婚して彼の財産をむしりとろうと画策する。 役名俳優日本語吹替
概要
ストーリー
キャスト
マイルスジョージ・クルーニー小山力也
マリリンキャサリン・ゼタ=ジョーンズ那須佐代子
ドノヴァン・ドナリージェフリー・ラッシュ立川三貴
ガス・ペッチセドリック・ジ・エンターテイナー岩崎ひろし
レックス・レクスロスエドワード・ハーマン佐々木敏
リグレーポール・アデルスタイン飛田展男
フレディ・ベンダーリチャード・ジェンキンス
殺し屋ジョーアーウィン・キーズ
ハワード・D・ドイルビリー・ボブ・ソーントン原康義
その他の日本語吹き替え:森章二/鳳芳野/永井寛孝/定岡小百合/小森創介/たかお鷹/永田博丈/本田貴子/原奈津季/重松朋/杉本ゆう/蓮池龍三
脚注[脚注の使い方]^ “Intolerable Cruelty (2003) - Box office / business
^ a b c “Intolerable Cruelty (2003)
外部リンク
⇒公式ウェブサイト
ディボース・ショウ - allcinema
⇒ディボース・ショウ - KINENOTE
Intolerable Cruelty - オールムービー(英語)
Intolerable Cruelty - IMDb(英語)
表
話
編
歴
コーエン兄弟監督作品
1980年代
ブラッド・シンプル(1984)
赤ちゃん泥棒(1987)
1990年代
ミラーズ・クロッシング(1990)
バートン・フィンク(1991)
未来は今(1994)
ファーゴ(1996)
ビッグ・リボウスキ(1998)
2000年代
オー・ブラザー! (2000)
バーバー(2001)
ディボース・ショウ(2003)
レディ・キラーズ(2004)
ノーカントリー(2007)
バーン・アフター・リーディング(2008)
シリアスマン(2009)
2010年代
トゥルー・グリット(2010)
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013)
ヘイル、シーザー!(2016)
バスターのバラード(2018)
2020年代
マクベス(2021)※ジョエルのみ
ドライブアウェイ・ドールズ(2024)※イーサンのみ
短編
チュイルリー(2006)
ワールドシネマ(2007)
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