Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「ベン・アフレックは役柄に合っていて、ストーリーもそこそこ面白いが、『デアデビル』は結局のところ、このジャンルに何の新しさももたらさない、退屈で陰鬱な原点回帰の物語である」であり、229件の評論のうち高評価は44%にあたる100件で、平均点は10点満点中5.2点となっている[3]。Metacriticによれば、35件の評論のうち、高評価は5件、賛否混在は23件、低評価は7件で、平均点は100点満点中42点となっている[4]。
第24回ゴールデンラズベリー賞において、ベン・アフレックが本作と『ジーリ』『ペイチェック 消された記憶』の3作品で最低主演男優賞を受賞している[5]。 20世紀フォックスによる本作のリブートが企画されていた[6]ものの立ち消えになり、映画化権が2012年10月にマーベル・スタジオに戻った。 2013年4月23日、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギはマーベル・シネマティック・ユニバースでデアデビルが使用可能となったことを明かした。 その数週後、マーベルとディズニーはNetflixと提携して、デアデビルを主役とした実写シリーズの製作を発表。チャーリー・コックスがマシュー・“マット”・マードック / デアデビルを演じ、2015年から3シーズン放送された。
トリビア
エヴァネッセンスのデビュー・アルバム『フォールン』は、1stシングル「ブリング・ミー・トゥ・ライフ - Bring Me to Life」がこの映画のサントラに収録されたことも手伝い、全世界で大ヒットした。
本作のヒロインであるエレクトラが主役のスピンオフ映画『エレクトラ』が2005年に公開された。
2005年発表された「ディレクターズ・カット」版には筋書きを補強する部分があり、本来の構想を理解する参考になる。
2021年に公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、今作でフォギー・ネルソンを演じたジョン・ファヴローが出演。チャーリー・コックス演じるデアデビルと会話をするシーンが撮影された。
リブート
脚注
注釈^ ディレクターズカット版のみ登場。
^ ディレクターズカット版のみ登場。
出典^ a b c “Daredevil (2003)
^ “デアデビル[ディレクターズ・カット版]