デアデビル
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女優業が軌道に乗るまでのつもりでマットとフォギーの事務所の秘書として働き始める。誰もが羨む美貌で、そのせいでパープルマンに誘拐され、デアデビルに恋心を抱き、紆余曲折を経て恋人となる。しかし、二重生活を送るマットとのすれ違いと別れ、女優業の成功と没落、薬物依存の果てに、マットとブルズアイの戦いに巻き込まれて命を落とす
ジャック・マードック (Jack Murdock)
マットの父。故人。プロボクサーであったが、ギャングから持ちかけられた八百長試合を、正々堂々と戦う姿をマットに見せる為に無視し射殺された。(八百長の相手はカール・クリール後のアブゾービングマンで、この試合で負けたことが力を得る遠因となった。)
マザー・マギー (Sister Maggie)
本名グレイス・マードック。マットの実母。マットが物心つく前に離婚し、修道女となった。ヘルズ・キッチンにあるカトリック教会で奉職している。マットが苦境に陥った時などに相談に乗り、心の支えになっている。マットには母であることを勘ぐられても、そのことを明かさないでいる。
スティック (Stick)
年齢不詳の盲目の老人。故人。六尺棒を主な武器をしており、あらゆる格闘技術に優れる。視覚を失ったマットの才覚を見出し、その人並みはずれた感覚を鍛え上げ格闘術を教授した。白装束の忍者集団キマグレの首領でもあり、ザ・ハンドと長い抗争を繰り返して来たが、その戦いの最中に命を落とした。エレクトラやウルヴァリンも、彼の弟子である。故人であるにもかかわらず、苦境に陥った弟子たちの前に霊的存在として現れては、修行を手伝ったりする事がある。
エレクトラ (Elektra)
本名エレクトラ・ナチオス。後にマットの最愛の恋人となる。という十手に似た武器を操る暗殺者で、マーシャル・アーツに長けている。一度ブルズアイに殺されたが、後に復活した。一時期スクラルが入れ替わり、ザ・ハンドの首領になったこともある。
エコー (Echo)
本名マヤ・ロペス。聴覚障害者でマーシャルアーツの達人。他者の動きを見てコピーする能力を持つ。父親が死んだ後キングピンに育てられヴィランとして登場した。デアデビルを父の仇と思わされていたが和解し、シルバー・サムライの偵察をしに日本に渡るなどデアデビルの協力者になった。その後は「ローニン」と名乗って日本で暗躍したり、ニューアベンジャーズのメンバーとなるといった活躍をしている。
他のヒーロー
ブラック・ウィドウ (Black Widow)
本名ナターシャ・ロマノフ。元は旧ソ連のスパイだが、現在はフリーのエージェント。ヒーローチーム・アベンジャーズの一員でもある。マットと交際していた時期もある。
スパイダーマン (Spider-Man)
本名ピーター・パーカー。蜘蛛の能力を持つヒーロー。同地区で活動しているデアデビルとよく共闘する。互いの正体を知っている。ピーターがトラブルになった時には弁護士のマットとして助けたり、一時的に失明してしまった際に暗闇で動くコツを伝授したこともあるなど、デアデビルとしてもマット・マードックとしても仲がいい。
アイアン・フィスト (Iron Fist)
本名ダニー・ランド。秘境クン・ルンで拳法の修行を積んだ武道家。シビル・ウォーでマットが逮捕され投獄されていた間、デアデビルの代役を務めていたことがある。
パニッシャー (Punisher)
本名フランク・キャッスル。犯罪者を殺す私刑人。同地区で活動しているデアデビルと自警団としての信念についてよく衝突する。
デッドプール (Deadpool)
本名ウェイド・ウィルソン。不死身のミュータント。傭兵のため敵にも味方にもなる。

ギャングや殺し屋、暗黒街の黒幕、あるいは殺人鬼などが相手となることが多い。
キングピン(Kingpin)
本名:ウィルソン・フィスクニューヨークの裏社会を牛耳る男。禿頭の巨漢で、一見ぶよぶよに見える身体は実は筋肉の塊。その格闘能力、筋力、体力は常人の極限値である。また、大犯罪組織を取り仕切るだけあって、頭脳明晰、リーダーとしての腕前も確かである。冷酷な男だが、妻のヴァネッサにだけは深い愛情を示し、ロマンチストな面も見せる。その存在感やキャラクターの強さから、他の作品へ登場することも多い。特に『パニッシャー』や『スパイダーマン』でも代表的なヴィランの一人に置かれている。また、彼に関係したことによって、力を増したり、ヴィランとなってしまった敵も多い。*アニメ『スパイダーマン』で彼自身が語ったところによると、体脂肪率は2パーセントしかない。
ブルズアイ (Bullseye)
本名不詳。傭兵で殺し屋。手裏剣やダーツなどの投擲の腕前は百発百中。投擲用に作られた武器に限らず、棒切れや花瓶などの手に持って投げることの出来るあらゆるものを凶器に変える暗殺の達人。この能力はスーパーパワーなのか技能なのか不明で"フリンジ・パワー"と呼ばれる。元はキングピンお抱えの暗殺者No.1だったが、エレクトラにその座を奪われ、それを恨んでエレクトラを殺害した。以来、デアデビルとは因縁の関係である。ちなみに“ブルズアイ”とは英語で「大当たり、命中」。一時期ノーマン・オズボーンの下でホークアイの偽物を演じていた。傷ついた脊椎骨をアダマンチウムで補強した。オリンピック選手レベルのアスリート級身体能力を持ち、特にアクロバットやボクシング、カンフーなどの格闘技に精通している。
タイフォイド・マリー (Typhoid Mary)
本名:マリー・ウォーカー多重人格者のミュータント。善人の"マリー"、凶暴な"タイフォイド・マリー"に加えて軍の実験により更に凶暴な"ブラッディ・マリー"という人格も生まれる。*モデルとなった実在の"タイフォイド・メアリー"についてはメアリー・マローンを参照のこと。
ザ・ハンド (The Hand)
悪魔ザ・ビーストに仕え、その魔術によって強化された忍者集団。リーダーはマツオ・ツラヤバ(名前でわかるように日本人である)。エレクトラもかつて所属していた。『X-MEN』でもサイロックやオメガ・レッド等の事件で深く絡んでいる。
スティルトマン (Stilt-Man)
本名:ウィルバー・デイ竹馬男の意味。伸縮する脚部を備えたアーマーを着用したヴィラン。元々は科学者・発明家で、盗用した技術で伸縮自在の脚部アーマーを開発。高層ビル専門の盗人として活動していたが、後に殺し屋となる。デアデビルと共にスパイダーマン、ブラックウィドウなどと戦うが、アーマースーツの強力化にともない、アイアンマンやソーなどとも戦った。名前を踏襲した四代目までが存在する。
オウル (the Owl)
本名:リーランド・オウルスレイ脱税とマネーロンダリングのプロ。以前より金融界で有名で、その犯罪が表沙汰になるまでは「ウォール街のフクロウ」の二つ名を有していた。特殊な血清の作用でフクロウのように短距離を滑空する能力を持つ。金属製の鉤爪と滑空を補助するケープを身にまとう。エレクトロやヴァルチャーを部下として使うこともあり、弁護士のマット・マードックとも、ヒーローのデアデビルとも何度も敵対しているヴィラン。
MCU版

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、チャーリー・コックスが演じる。日本語吹替は内田夕夜が担当する。

本項は、"アース616"(正史の宇宙)におけるマット/デアデビルを主軸として表記する。
各作品での活躍


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