テレンス・マリック
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全米映画批評家協会賞
監督賞
1978年『天国の日々』
2011年『ツリー・オブ・ライフ』
ニューヨーク映画批評家協会賞
監督賞
1978年『天国の日々』
1998年『シン・レッド・ライン』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
監督賞
2011年『ツリー・オブ・ライフ』
AFI賞
フランクリン・J・シャフナー賞
2000年 並外れた創造的才能と芸術的業績を称えて
その他の賞
カンザスシティ映画批評家協会賞
監督賞
2011年『ツリー・オブ・ライフ』

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テレンス・マリック(Terrence Malick、1943年11月30日 - )は、アメリカ合衆国映画監督脚本家プロデューサーである。
生い立ち

1943年11月30日イリノイ州オタワで地質学者エミール・A・マリックの息子として生まれた。父方の祖父母はアッシリア系のキリスト教移民である。テキサス州ウェーコオクラホマ州で育った。 二人の弟がおり、そのうちの一人であるラリーは1960年代ギタリストとしてスペインに留学。アンドレス・セゴビアの教えを受けたが、1968年にプレッシャーから自身の手を傷つけた直後に自殺した。

マリックはハーバード大学哲学を専攻し、1965年に首席で卒業。ローズ奨学金を得てオックスフォード大学大学院に入学した。日常言語学派の哲学者ギルバート・ライルの元で学んだが、キェルケゴールウィトゲンシュタインに関する意見が合わず、博士論文を出さずに中退した。

その後はアメリカに帰国し、1969年ノースウェスタン大学からハイデッガーの著作の翻訳本を出版。マサチューセッツ工科大学で哲学を教える傍ら、フリーランスのジャーナリストとしてニューズウィーク誌やニューヨーカー誌、ライフ誌で記事を執筆した。
キャリア

アメリカン・フィルム・インスティチュートが次世代の映像作家の育成を目的に、1967年に設立したばかりのAFI Conservatoryに入学。俳優ジャック・ニコルソンやプロダクションデザイナーのジャック・フィスクらと知り合った。フィスクは後に、マリックの作品のプロダクションデザインを毎回手がけることになる。1969年には短編映画『Lanton Mills』を製作した。

1971年にジャック・ニコルソンが監督を務めた『Drive, He Said』や『ダーティハリー』の初期草稿に脚本家として携わり、映画界に進出。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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