無線方式、有線方式、インターネット方式などがある。
無線方式はさらに、従来のアナログ方式と近年のデジタル方式がある。過渡期的なアナログとデジタルの両方を用いる方式もあった。
アナログ放送:アナログコンポジット映像信号をアナログ変調(振幅変調#残留側波帯、VSB)で、アナログ音声信号はアナログの周波数変調(FMラジオ放送と基本的に同様の方式)で伝送する放送方式(衛星放送は映像はFM、音声はデジタル)。カラー方式やパラメータでさらに細分化される。
世界の放送方式
NTSC
PAL
SECAM
MUSE:アナログハイビジョンのディジタル圧縮アナログ伝送方式。
デジタル放送:すべての映像・音声・付加情報をデジタル変調方式(OFDM、QPSK、QAMなど)で伝送する放送方式。日本ではISDB(統合デジタル放送)とも呼ばれる。
おおむね同様のことではあるが、伝送に地上の電波アンテナ(テレビ塔)を用いるかそれとも放送衛星を用いるか光ケーブル用いるか、などを軸にして大分類すると次のようになる。
地上放送:地上の送信所から放送する放送方式。
地上アナログ波テレビ放送(NTSC):日本では1953年から放送されていた方式で、50年以上この方式が続き、2011年7月24日に停波され(例外的に東日本大震災の被災3県では8か月遅れとなる2012年3月31日に停波となり)日本の「完全デジタル化」が完了した。
地上デジタルテレビ放送:日本では2003年12月1日より本放送を開始した現在の方式。
衛星放送:人工衛星(直接放送衛星(DBS)、通信衛星(CS))から放送する放送方式。
ケーブルテレビ(CATV)
インターネット・テレビ : インターネット経由で映像および音響の信号の伝送を行うものであり、たとえばNetflixなどのインターネット配信事業者の放送を受信するものやYouTubeのチャネルなど。