テレビ東京
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4月 - 〈本格的な経済・ビジネスを、もっと楽しく学ぶ〉をテーマにYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」を開設[54]

4月1日 - 一部の番組を除き、提供クレジットから黒い縁+白テロップ表記を撤廃(※一部企業を除く)し、各社提供・ネットセールス・ローカルセールスを含めてカラー表記に統一。

4月11日 - 動画配信アプリ「TVer」にて、地上波ゴールデン・プライムタイムに放送されているテレビ東京系列番組のインターネット同時配信サービス「テレ東系リアルタイム配信」を開始[55]

10月27日 - NFTのゲームプラットフォーム運営会社Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(本社:シンガポール)に約3億円を出資することを発表した[56]


2023年(令和5年)

2月 - YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」が開始からわずか1年10カ月後でチャンネル登録者数100万人を突破。ビジネスパーソンだけでなく、幅広い世代から支持を集めるYouTubeチャンネルに成長[54]

2月17日 - テレビ東京が参画している定額制動画配信サービスParaviが同業サービスのU-NEXTと経営統合するのに伴い、U-NEXTとの間で戦略的業務提携を締結[57][58]。テレビ東京制作のドラマ・バラエティ番組などをU-NEXTにて順次配信[58]

11月13日 - ロゴマークを「TV TOKYO」から「テレ東」に変更[59][60]。長らく親しまれてきた愛称が正式なブランド名となった。新しいブランドマークは「テレ東」と英語表記の「TV TOKYO」を並列に置き、既存の青と赤の色を引き継ぐ。青色はテレ東ブルーと呼ばれ、「視聴者、パートナーに信頼される存在となるという想い」を込める。また、ロゴには「7」が含まれ、これを赤色であるテレ東レッドで表現。こちらは「心を温かく、時に熱く、一人ひとりに深く届けていくという想い」が込められており、この「7」はその形から「テレ東アロー(矢)」ともいわれる[61]。なお、2024年4月の開局60周年に先駆け、クレジット表記は『ナナナ』も描かれた"60th"ロゴも併記される。
同年11月12日深夜(13日早朝)のクロージングより、テレビ東京・BSテレ東ともに新しい局名告知を行うようになったほか、早いところでは12日付の新聞よりラテ欄表記も「テレ東」に変更された[注釈 19][62]

11月15日 - 同日から19日まで、横浜赤レンガ倉庫にて「テレ東60祭@なぜか横浜赤レンガ」を開催[63]


2024年(令和6年)4月1日 - 同日にビデオリサーチから発表された同年1月クール[注釈 20]の世帯平均視聴率(関東地区)でゴールデンタイム[注釈 21]において、最下位を脱出したことが判明した。過去にも1日単位や週単位での平均視聴率において、民放4位以上にランクインしたことはあるが、1クール[注釈 22]単位では開局以来初めてとしている[64]

社史・記念誌

テレビ東京では、(東京12チャンネル時代に発行した1冊も入れて)以下の7冊を発行している。

東京12チャンネル15年史(東京12チャンネル社史編纂委員会・編集)1979年4月発行、104ページ
[65][66]

テレビ東京20年史(テレビ東京20年史編纂委員会・編)1984年4月発行、129ページ[67]

テレビ東京25年史(テレビ東京25年史編纂委員会・編纂)1989年4月12日発行、141ページ[68]

テレビ東京30年史(テレビ東京30年史編纂委員会・編纂)1994年4月発行、188ページ[69]

テレビ東京史 20世紀の歩み(テレビ東京・編)2000年4月発行、335ページ。

テレビ東京40年史(テレビ東京・編)2004年4月発行。

テレビ東京50年史(テレビ東京・編)2014年4月発行。

ネットワーク構築の歴史

1969年(昭和44年)10月1日 - MBSテレビ・中京テレビとネットを構築(当時両局は同じ教育専門だった日本教育テレビ〈中京テレビは日本テレビとの変則で〉とのネットワークが組まれており、事実上の
クロスネット局であった)。ちなみに、日本科学技術振興財団テレビ事業本部のみの時代は関東広域独立局という位置付けであった。

1973年(昭和48年)11月1日 - 東京12チャンネルが民間放送として開局し、同局が民放5局目のキー局となる。

1975年(昭和50年)3月31日 - 朝日放送テレビとの腸捻転解消によりMBSテレビとのネットワークを解消(ただし、MBSテレビ側は既存の東京12チャンネルからのネット番組を番組購入に切り替えた上で、テレビ大阪開局まで放送を継続)。近畿放送・サンテレビと番販ネットを組む。

1982年(昭和57年)3月1日 - 初の系列局・テレビ大阪開局に伴いメガTONネットワーク[注釈 23]を設立。近畿放送・サンテレビジョンから移行(大阪府のみ)。

1983年(昭和58年)9月1日 - テレビ愛知が開局。メガTONネットワークは一応の完成を見る。

1985年(昭和60年)10月1日 - 初の地方フルネット局であるテレビせとうち(岡山・香川)が開局。

1989年(平成元年)4月1日 - ネットワーク名を「TXN」に変更。

1989年(平成元年)10月1日 - テレビ北海道が開局。

1991年(平成3年)4月1日 - TVQ九州放送(当時:ティー・エックス・エヌ九州)が開局し、TXNの日本縦貫ネットワークが完成。

番組編成詳細は「テレビ東京番組一覧」を参照
報道(緊急放送)

社会的な大事件が起きても、テレビ東京を含むTXN系列各局は緊急放送(報道特別番組)や選挙速報(選挙特別番組)を放送しないか、放送しても他局より開始が遅れたり短時間であることが多々ある。俗に「テレ東伝説」(ネットスラング)と称されることがあり[70]、「どんな大事件があっても夕刻のアニメをいつもどおり放送する(=通常編成で臨む)」という都市伝説になっており、局の広報・IR部は「そういうふうに見られることは承知しています」と回答している[71]。なお、報道特番を放送する規準について「重要性、視聴者からのニーズなどを総合的に判断して緊急放送に切り替えている」との見解を示している[71]。原因として、他局と比べて人員・取材拠点やニュース素材の相互提供・制作協力をするネット局(TXNネットワーク)が少ないことが挙げられている[72]

この編成は、時に視聴者から批判の声が寄せられるときもある。一例として、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震東日本大震災)発生の際には他局より遅れて14:54にスタジオからの緊急放送・CM全面カットの特別編成態勢へ移行した[73]が、通常番組に戻るタイミングが早かったため[注釈 24][74]、約600件の抗議が寄せられた[75]。当時の社長であった島田昌幸が同年3月31日の定例会見で「現場の緊張感が相当高かったため、取材の長期化に備えて少し余裕を持たせたかった」と説明した[注釈 25][75]

経済に関する重大ニュースについては、NHKを含めても唯一、報道特番を組んだ上で報じる場合がある。一例として日本時間2020年1月8日にレバノンの首都ベイルートにて行われたカルロス・ゴーンの記者会見を放送している[76][77]

2000年代中期までは大型選挙特番の場合、早くても21時30分頃から始めるケースが多く、切り上げも他局と比べ早いのが特徴的だった。ただし、2009年以降は『池上彰の選挙ライブ』を開始するなど開始時刻を早めている。

2021年4月、経済ニュース専門の動画配信サービス「テレ東BIZ」を開始した。同サービスは会員制の定額制動画配信ではあるが、経済以外を含む最新ニュースの配信については非会員であっても無料で視聴出来るようになっており、テレビ東京は同サービスを通じて、緊急ニュースや注目の記者会見・インタビューをノーカットで配信するなど、地上波での欠点を事実上カバーしている[78][79]


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