テレビ東京
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東京12チャンネル15年史(東京12チャンネル社史編纂委員会・編集)1979年4月発行、104ページ[65][66]

テレビ東京20年史(テレビ東京20年史編纂委員会・編)1984年4月発行、129ページ[67]

テレビ東京25年史(テレビ東京25年史編纂委員会・編纂)1989年4月12日発行、141ページ[68]

テレビ東京30年史(テレビ東京30年史編纂委員会・編纂)1994年4月発行、188ページ[69]

テレビ東京史 20世紀の歩み(テレビ東京・編)2000年4月発行、335ページ。

テレビ東京40年史(テレビ東京・編)2004年4月発行。

テレビ東京50年史(テレビ東京・編)2014年4月発行。

ネットワーク構築の歴史

1969年(昭和44年)10月1日 - MBSテレビ・中京テレビとネットを構築(当時両局は同じ教育専門だった日本教育テレビ〈中京テレビは日本テレビとの変則で〉とのネットワークが組まれており、事実上の
クロスネット局であった)。ちなみに、日本科学技術振興財団テレビ事業本部のみの時代は関東広域独立局という位置付けであった。

1973年(昭和48年)11月1日 - 東京12チャンネルが民間放送として開局し、同局が民放5局目のキー局となる。

1975年(昭和50年)3月31日 - 朝日放送テレビとの腸捻転解消によりMBSテレビとのネットワークを解消(ただし、MBSテレビ側は既存の東京12チャンネルからのネット番組を番組購入に切り替えた上で、テレビ大阪開局まで放送を継続)。近畿放送・サンテレビと番販ネットを組む。

1982年(昭和57年)3月1日 - 初の系列局・テレビ大阪開局に伴いメガTONネットワーク[注釈 23]を設立。近畿放送・サンテレビジョンから移行(大阪府のみ)。

1983年(昭和58年)9月1日 - テレビ愛知が開局。メガTONネットワークは一応の完成を見る。

1985年(昭和60年)10月1日 - 初の地方フルネット局であるテレビせとうち(岡山・香川)が開局。

1989年(平成元年)4月1日 - ネットワーク名を「TXN」に変更。

1989年(平成元年)10月1日 - テレビ北海道が開局。

1991年(平成3年)4月1日 - TVQ九州放送(当時:ティー・エックス・エヌ九州)が開局し、TXNの日本縦貫ネットワークが完成。

番組編成詳細は「テレビ東京番組一覧」を参照
報道(緊急放送)

社会的な大事件が起きても、テレビ東京を含むTXN系列各局は緊急放送(報道特別番組)や選挙速報(選挙特別番組)を放送しないか、放送しても他局より開始が遅れたり短時間であることが多々ある。俗に「テレ東伝説」(ネットスラング)と称されることがあり[70]、「どんな大事件があっても夕刻のアニメをいつもどおり放送する(=通常編成で臨む)」という都市伝説になっており、局の広報・IR部は「そういうふうに見られることは承知しています」と回答している[71]。なお、報道特番を放送する規準について「重要性、視聴者からのニーズなどを総合的に判断して緊急放送に切り替えている」との見解を示している[71]。原因として、他局と比べて人員・取材拠点やニュース素材の相互提供・制作協力をするネット局(TXNネットワーク)が少ないことが挙げられている[72]

この編成は、時に視聴者から批判の声が寄せられるときもある。一例として、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震東日本大震災)発生の際には他局より遅れて14:54にスタジオからの緊急放送・CM全面カットの特別編成態勢へ移行した[73]が、通常番組に戻るタイミングが早かったため[注釈 24][74]、約600件の抗議が寄せられた[75]。当時の社長であった島田昌幸が同年3月31日の定例会見で「現場の緊張感が相当高かったため、取材の長期化に備えて少し余裕を持たせたかった」と説明した[注釈 25][75]

経済に関する重大ニュースについては、NHKを含めても唯一、報道特番を組んだ上で報じる場合がある。一例として日本時間2020年1月8日にレバノンの首都ベイルートにて行われたカルロス・ゴーンの記者会見を放送している[76][77]

2000年代中期までは大型選挙特番の場合、早くても21時30分頃から始めるケースが多く、切り上げも他局と比べ早いのが特徴的だった。ただし、2009年以降は『池上彰の選挙ライブ』を開始するなど開始時刻を早めている。

2021年4月、経済ニュース専門の動画配信サービス「テレ東BIZ」を開始した。同サービスは会員制の定額制動画配信ではあるが、経済以外を含む最新ニュースの配信については非会員であっても無料で視聴出来るようになっており、テレビ東京は同サービスを通じて、緊急ニュースや注目の記者会見・インタビューをノーカットで配信するなど、地上波での欠点を事実上カバーしている[78][79]
特別番組に切り替えず、通常番組を放送した事例

沖縄返還協定調印式(1972年)

あさま山荘事件(1972年)[注釈 26]

三宅島雄山噴火(2000年)
画面の右下に雄山の上空映像を表示する程度だった。

宮城県沖地震(2005年8月16日発生)
速報テロップで表示する程度だった。

新潟県中越沖地震(2007年7月16日発生)

チャイナエアライン120便炎上事故(2007年8月20日発生)
NEWS MARKET 11』内で速報として放送したのみである。

岩手・宮城内陸地震(2008年6月14日発生)
週刊ニュース新書』で第一報を伝えたのみである。

三陸沖地震(2012年12月7日発生)
上部に速報テロップ、右下に津波情報テロップを表示しながら継続放送した。

平成28年熊本地震(前震)(2016年4月14日発生)
なお、系列局のTVQでは、L字型画面で地震情報を伝えるのみの対応だった。

安倍晋三銃撃事件(2022年7月8日発生)
一部番組において放送を中断して、最新情報を伝えた以外では発生当日17時10分から並びに翌日(7月9日)13時28分からの報道特別番組の他、発生当日放送の『ワールドビジネスサテライト』にて詳細を扱ったのみである[80][81]
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出典検索?: "テレビ東京" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年9月)

プロ野球中継詳細は「ALWAYS Baseball」を参照

レギュラーシーズンについては東京12チャンネル時代から、東京オリオンズ(現:千葉ロッテマリーンズ)の主催ゲームなど関東のパリーグの試合を中心に放送していた他、2006年には読売ジャイアンツ主催試合を中継[82]する。

日本シリーズについては1970年の第3戦と第4戦、1974年の第5戦を中継している。2003年の第7戦で[83]、29年ぶりのテレビ東京での中継が実現した[注釈 27]以降は中継回数も過去より多くなっている[84][85][86][87]

また、オールスターゲームは、1971年第2戦のみの中継だが、2軍の大会であるフレッシュオールスターゲームは1978年から中断をはさみつつ1998年まで放映した。
サッカー中継

1968年、『三菱ダイヤモンド・サッカー』の放送を開始。1970 FIFAワールドカップの試合フィルムとその放映権を獲得し、1974年7月には同年開催の大会の決勝戦を深夜枠で生中継した。

1993年に開幕したJリーグでは、『J-LEAGUE LIVE』として、Jリーグ元年から1998年シーズンまで主に関東地方に所属するホームタウンクラブの主催試合をメインに中継した[注釈 28]。1999年シーズンから2003年シーズンまではテレビ東京がスポンサーとなっていたFC東京の主催試合をメインに中継を行っていた。

1993年10月28日には「ドーハの悲劇」と呼ばれるW杯最終予選日本vsイラク戦を放送し、局の史上最高となる48.1%の視聴率となった[88]

2018年6月から同年7月に行われた2018 FIFAワールドカップでは同大会の中継を行わなかった。但し、同大会の放映権はジャパンコンソーシアム(NHK・日本民間放送連盟加盟各局)による共同購入だったため、ニュース情報番組における試合映像の利用は可能だった[89]

2022年11月から同年12月に行われた2022 FIFAワールドカップでは放映権料の高騰を理由にジャパンコンソーシアムによる共同購入ではなく、放送各局による個別での購入となり、テレビ東京は同大会の放映権を取得しなかったため、2大会連続でFIFAワールドカップの中継を行わなかった[89][90]。また、ニュース・情報番組での試合映像使用権も購入しなかったため、同大会の模様を報じる際に通信社などの報道機関から購入した写真(静止画)の放映を余儀なくされた。この事について、石川社長は会見の中で「期待されているコンテンツだと思っていますが、我々は商業的メディアという側面もあり、採算、経済合理性も考えなければいけない。他の番組を痛めてまでスポーツを放送するためにお金や人材も含めて回す必要があるのかどうかという総合的な判断です」と答えている[91][92]
格闘技中継
プロレス
世界のプロレスを1960年代の『プロレスアワー』や『
世界のプロレス』にて紹介。日本国内では国際プロレスに始まり、SWS、第一次UWF等を中継。女子プロレス中継もしていた。
プロボクシング
1970年代より、ヘビー級モハメド・アリラリー・ホームズマイク・タイソン、中量級では、マービン・ハグラーシュガー・レイ・レナードトーマス・ハーンズロベルト・デュランなど、数多くの世界タイトルマッチを衛星生中継していた日本で唯一のテレビ局だった。この中継でジョー小泉が解説者としてデビューしている。その後、世界タイトルマッチの権利をWOWOWが獲得してから中継が減り、2000年代には「ボクシング・グランプリ2007」や大晦日の世界戦中継[93]などを放送していたが、2017年を最後にボクシング中継は行われていない。


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