テレビ朝日
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

アジア戦略の一環として、タイのメディア複合企業「Kantana Group Company Limited(カンタナ)」とインドのテレビ放送事業会社「ZEE Entertainment Enterprises Limited(ZEEL)」に、それぞれにビジネス協力に関する協定を締結[37]

同日 衛星のセーフティーネットを活用したBSサイマル放送終了。


8月20日:KDDIスマートフォン向け動画配信事業で業務提携を発表[38]


2016年4月11日:サイバーエージェントとの共同出資によるインターネットテレビ局「AbemaTV」(現:ABEMA)が本開局。

2017年2月:多摩ニュータウン若葉台に「テレビ朝日若葉台メディアセンター」が竣工 [39][40]

2022年

4月1日:全番組の提供クレジットから黒い縁(シャドゥ)+白テロップ表記を撤廃(※一部企業を除く)し、各社提供・ネットセールス・ローカルセールスを含めてカラー表記に統一させた。(テレビ東京と同日。)

4月11日:動画配信アプリ「TVer」にて、地上波プライムタイムに放送されているテレビ朝日系列番組の同時配信サービス「テレ朝系リアルタイム配信」を開始[41]


2024年4月8日:同日実施の立会外取引によって、壽屋の株式を追加取得し、同社を持分法適用関連会社にする予定[42]

開局日の編成

10:00 - 「獅子舞」

10:10 - 会長あいさつ(大川博NET会長)

10:15 - 祝辞(
岸信介内閣総理大臣ほか)

10:40 - 吹演奏と少年合唱隊

11:20 - 「テレビ時代の教育」

12:00 - ニュース

12:30 - 子供歌舞伎

13:00 - よい子に贈るパレード

14:30 - 宰相登場(東久邇稔彦ほか)

15:30 - 桐朋学園オーケストラ

15:50 - オリンピック物語

16:20 - 「電源開発」

17:00 - 漫画映画「子猫の落書」ほか

17:20 - 映画「富士は生きている」

18:00 - コンサート

18:30 - ニュース

18:55 - 社長挨拶(赤尾好夫NET社長)

19:00 - 「NET誕生」(第一部)「勝三郎連獅子」

19:30 - 「NET誕生」(第二部)「華々しき招待」

20:30 - 「初木遣調子春風」

21:40 - 「30年後の世界」(これが当日の最終番組)

出典:毎日新聞(東京版縮刷版)昭和34年2月1日付6面テレビ欄


特色

1984年にはアメリカCNNと提携、1985年にはプライムタイムに大型ニュース番組ニュースステーション』を開始した。現在も『報道ステーション』と『スーパーJチャンネル』に代表されるニュース番組や『朝まで生テレビ!』などの討論番組、『ビートたけしのTVタックル』や『池上彰のニュースそうだったのか!!』といった時事問題を扱ったバラエティ番組の制作を得意としている。ほか、深夜のバラエティ番組枠「ネオバラエティ」や「金曜ナイトドラマ」などそれまで不毛だった時間帯の開拓にも積極的な姿勢を見せている。

かつてのNETテレビ時代に学校放送を制作・放送していた名残で、ANNとは別に財団法人民間放送教育協会(民教協)を主催しており、加盟局の持ち回り制作で教育番組を放映している(地上波のほか、BS朝日・テレ朝チャンネル2でも放送)。また開学初期の放送大学にも授業番組の制作に携わっている。

在京キー局では2010年代以降、自社系の有料動画配信サービスを次々と開設したが、テレビ朝日ではこれに加えてインターネット事業者のサイバーエージェントと共同出資し、原則無料のインターネットテレビ局「AbemaTV」を開設した。配信番組にはテレビ朝日制作番組の続編やスピンオフ企画のほか、一部のオリジナル番組が地上波深夜枠で放送されることがある。2017年以降は地上波の一部のドラマ作品でテレビ朝日と共同制作を行っている[注釈 14]

芸能事務所ではかつては石原プロモーション(2021年解散)との結びつきが非常に強かった。これは『西部警察』制作の際、テレビ朝日から「広告代理店を介さずに(石原プロと)直接契約する」という異例の条件を提示されたことがきっかけで、これ以降石原プロ制作番組は原則テレビ朝日での放映となった。同プロダクションの創始者でもある石原裕次郎の追悼式典(13回忌、17回忌、23回忌法要など。)や、2000年8月に開催された「21世紀の石原裕次郎を探すオーディション『1億人の心をつかむ男』」の後援や生中継も行っていた。

その他にもホリプロオスカープロモーション所属のタレントの起用が多く、両プロダクションがそれぞれ開催する新人発掘オーディションホリプロタレントスカウトキャラバン」と「全日本国民的美少女コンテスト」を後援し、その模様も特番で放映している。なお、オスカーについては所属タレントがMCを担当するバラエティ番組を制作・放送している。

テレビ視聴率を測定している調査会社のビデオリサーチは2020年4月から全国すべての地区で個人視聴率を導入した[43]。これに伴い、在京民放キー局各社やテレビ朝日系列局の朝日放送テレビでは広告主のニーズが高いコアターゲット層[注釈 15]を重視した番組作りに切り替えている[44][45]。しかし、テレビ朝日はアクティブシニア層が含まれる50歳以上が日本における総人口の半分以上を占めている現状を踏まえ、個人視聴率導入後も世帯視聴率を重視すると同時に19時台から22時台のゴールデン・プライムタイムは引き続き全年齢層をターゲットとした編成や番組作りに取り組むことを明らかにしている[46][47][48]。この結果、世帯視聴率では好調の番組でもコアターゲット層を対象とした視聴率(コア視聴率)では苦戦している番組が多数発生する状態になった[48][49]
制作番組詳細は「テレビ朝日番組一覧」を参照
報道・情報番組

NETテレビ時代の1964年にワイドショーの先駆けとなる『モーニングショー』がスタート。

1980年代後半にスタートした報道・情報番組の中には、放送20年を越える長寿番組となったものも多い。1985年、22時台としては初の大型ニュース番組『ニュースステーション』が開始、「夜のニュース戦争」の火付け役となり、TBSなどもこれに追随した。1987年には深夜の討論番組『朝まで生テレビ!』が、1989年には『サンデープロジェクト』と報道ドキュメンタリー『ザ・スクープ』が放送開始した。
スポーツ

サッカー中継にも力を入れており、アジアサッカー連盟主催のAFCチャンピオンズリーグは2007年から2012年までBS朝日とテレ朝チャンネルで中継していた。日本代表が優勝した2011年のAFCアジアカップも地上波で独占生中継した。2014年には、4年に1度の開催に変更されて初めてとなるAFC女子アジアカップを独占生中継した。FIFAワールドカップ本大会・グループステージにおける日本代表の試合放映権を2002年の日韓大会から2014年のブラジル大会まで4大会続けて獲得するなど強運にも恵まれている。サッカーについては情報番組『やべっちFC?日本サッカー応援宣言?』も制作していた。

プロ野球では、ラジオ局・文化放送との関係[注釈 16]から、テレビ朝日と繋がりの深い埼玉西武ライオンズの試合(主に週末デーゲーム)を中継することが多い。2000年代後半以降の全国ネット中継はレギュラー番組および他競技の国際大会の中継を優先する編成方針から、ナイターはオールスターゲーム[注釈 17]日本シリーズ侍ジャパン戦、デーゲームは阪神巨人戦(朝日放送テレビ制作)に限られている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:356 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef