テレビアニメ
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本編の放送時間の関係上などから、提供クレジットパートを省略し、Aパートの冒頭でスポンサークレジットを挿入する作品も増加傾向にある[注釈 2]

提供クレジット画面はアニマックスなどの有料CS放送ではカットされる場合があり、またABEMA(旧・AbemaTV)などのネット配信では基本的にカットされる。


CM1:1分30秒

作品によってはオープニング終了後、本編Aパートに入るものもある(その場合は後のCMパートがその分だけ長めに設定されることが多い)。


本編Aパート:10分

Aパートの冒頭で、現在放送中の話数助数詞[注釈 3])とサブタイトルが表示される。

作品によっては、話数の併記がないサブタイトルのみ[注釈 4] の場合もあれば、Aパートのアイキャッチ[注釈 5] か、Bパートのラスト[注釈 6] でサブタイトルが表示されることもある。中には、サブタイトルが複数回表示される作品[注釈 7] や特定の回のみ変更されるパターンもあり、サブタイトルが全く表示されない作品もある。


Aパート/Bパートは、定形の時間枠ではなく、おおむね合計で20分になる。作品の演出により、CMが本編にかからないように割り振るなど、時間配分は変更される。また、警告(啓発)とアイキャッチなどで増減する。

2010年頃に入ると本編中に各種宣伝テロップを挿入する作品が急増している。


アイキャッチ:5秒

作品毎に大きく異なる。全く使用されない場合や、A/Bパートに番組タイトルロゴを挿入する、A/Bパートのいずれかに挿入する、演出上の意図でCMに関係なく場面転換に挿入するなど様々である。同じ映像を使用するものや、内容に応じて準備された数種類の映像を使用する。CMのないNHKやAT-Xの放送分でも挿入されることがある。


CM2:1分30秒

アイキャッチ:5秒

本編Bパート:10分

エンディング主題歌(エンディングアニメーション):1分30秒

おおむ概ねの傾向はオープニング主題歌と同じであるが、毎回変わる担当スタッフや担当キャストクレジットは大抵はここで表示する。

エンディングアニメーション内に次回予告を挿入する例もある。

最終話にてエンディングアニメーション映像を新規に制作(大抵は作品の後日談か総集編的なもの)したり、専用のエンディング主題歌を用意する場合もある。


CM3:1分30秒

作品によってはそのまま次回予告へ入るために省略されるか、次回予告後に回されることもある。


次回予告:30秒

次回に放送される予定の映像を使用する。ただし、一部作品では本編の放送時間の関係上、先述のようにエンディングアニメーション内に次回予告映像もしくは次回タイトルを流すものも存在するほか、次回予告自体が存在しない作品もある。

近年では主にMBS製作作品の場合に改編期が迫ると新番組告知CMを放送する時間を捻出するため次回予告の放送時間を短縮したり、本編中では放送せずに正規サイズのものを各公式サイト・動画配信サイトで次回予告を公開する事例が増えている。


提供クレジット:10秒

エンドカード:5秒

作品によっては有無が異なる。同じ作品でも、挿入の有無は局により異なり、局ごとに別々の例もある。また、再放送にあたって新規に制作される作品もまれに存在する。


CM4:1分20秒

作品によってはエンディング主題歌を流した後か次回予告前後にCパート(短編アニメなど)やミニコーナーを挿入するものもある。

作品や放送局によっては、放送開始時刻から暫くCMを流してから本編放送開始、というケースも多く見られる。

また再放送にあたっては、再放送枠自体が通常の30分よりやや短い場合など、放送枠の都合上によりCM放送時間を捻出するためにOP・EDや次回予告、場合によっては本編の一部がカットされる事例がある。特に通常のフォーマットより本編が長めに制作された作品でこれが顕著になる。
制作過程
基本的な流れは
アニメ#制作工程を参照。

企画

制作資金・スポンサー集め(民放テレビ局の場合)

発注
下請けとなる各種アニメ制作会社へ発注してアニメ制作を行う。フジテレビ制作『信長協奏曲』は、「テレビ局内の部署で直接制作」する、異例の制作体制を採用している[5]

日本初の30分テレビアニメシリーズ[注釈 8]鉄腕アトム』で、制作プロダクション主宰の手塚治虫が同時に原作者の立場であり、自身の作品のアニメ版著作権を放送局に売り渡すことに難色を示したことに放送局も同意し、その後も同じ方式が踏襲された。放送局が直接アニメ制作会社を子会社として設立するなどの方法で制作に関与したり、著作権を買い取ったアニメ番組も初期には存在したが、版権ビジネスが成立しないために現在では存在しない。
制作現場の空洞化およびその影響「アニメ制作の国際分業化」および「作画崩壊」も参照


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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