テルマ&ルイーズ
第45回英国アカデミー賞
ノミネート: 作品賞/監督賞/主演女優賞(サランドン/デイヴィス共に)/オリジナル脚本賞/作曲賞/撮影賞
第1回MTVムービー・アワード
ノミネート: 女優賞(サランドン単独)/コンビ賞(サランドン/デイヴィスのコンビに対し)
エピソード
スーザン・サランドンが演じたルイーズの役は当初、女優のシェールに出演が依頼されていたが断られた。
ブラッド・ピットは1度オーディションを落ちているが、J.D.役を演じるはずだったウィリアム・ボールドウィンが『バックドラフト』に出演することになり降板したため、急遽出演することになった[7]。また、ブラッド・ピットが演じたJ.D.の配役を選考するオーディションには、当時無名であったジョージ・クルーニーが5度参加した。結果的に役はピットが演じることとなったが、後に2人は映画『オーシャンズ11』で共演。以降プライベートにおいても深く交流する間柄となった。
ダリル役は当初はデニス・クエイドが演じることになっていた。
ブラッド・ピットは当時下積み生活を送っており、経済的に貧しかったがこの映画で注目され次々仕事が入ったため、生活費の心配がなくなったという。彼の当時の出演料は推定6000ドルとされている[7]。
スーザン・サランドンは、ジーナ・デイヴィスとのキスシーンについて 「あれは性的なものではなく、絆を確かめ合うようなもの」 だったと、ドキュメンタリー映画 『セルロイド・クローゼット』 の中で語っている。
ロックスター社が発売した『グランド・セフト・オートV』の作中には、本作のラストシーンのオマージュと思われるイベントが存在する。
日本国内ではDVD化以降、版権が度々変更されている。最初のDVDは2001年に20世紀フォックスエンターテイメントジャパンからリリースされたが、2002年の再発売ではMGMに権利が移行した。その後、2004年・2007年・2008年・2009年と2011年発売のブルーレイでは20世紀フォックス、2003年・2005年・2007年のDVD再発売ではMGMが権利を持ち、このほか、2006年にソニー・ピクチャーズ エンタテインメントからDVD、2014年発売のDVDと2017年発売のブルーレイはウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンからソフトが発売されている。
脚注^ a b “Thelma and Louise (1991)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年10月19日閲覧。
^ “【「テルマ&ルイーズ」公開30周年】脚本家が訴えた「女性と正義」の関係、ブラピが演じた役にまつわる秘話 : 映画ニュース”. 映画.com. 2023年2月28日閲覧。
^ “映画【テルマ&ルイーズ】あらすじと観た感想。女性版アメリカン・ニューシネマ│天衣無縫に映画をつづる”. tennimuhou.com. 2023年2月28日閲覧。
^ Weller, Sheila (2012年2月11日). “The Ride of a Lifetime”. 2021年4月18日閲覧。
^ “Thelma & Louise”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月13日閲覧。
^ “Thelma & Louise Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月13日閲覧。
^ a b 2007年8月号「日経エンタテインメント!」(日経BP社)の連載「負け組ハリウッドの肖像」
外部リンク
テルマ&ルイーズ - allcinema
⇒テルマ&ルイーズ - KINENOTE
Thelma and Louise - オールムービー(英語)
Thelma and Louise - IMDb(英語)
表
話
編
歴
リドリー・スコット監督作品
1970年代
デュエリスト/決闘者(1977)
エイリアン(1979)
1980年代
ブレードランナー(1982)
レジェンド/光と闇の伝説(1985)
誰かに見られてる(1987)
ブラック・レイン(1989)
1990年代
テルマ&ルイーズ(1991)
1492 コロンブス(1992)
白い嵐(1996年)
G.I.ジェーン(1997)
2000年代
グラディエーター(2000)
ハンニバル(2001)
ブラックホーク・ダウン(2001)
マッチスティック・メン(2003)
次ページ記事の検索おまかせリスト▼オプションを表示暇つぶしWikipedia
Size:25 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef